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今回は「ベルリン国立歌劇場・最新情報」をお伝えします。
ベルリン国立歌劇場
275年の歴史あるベルリン国立歌劇場が、ドイツ統一記念日の10月3日、歌劇場総監督フリム演出、音楽監督バレンボイム指揮の「ゲーテのファウストからの情景」で再オープンしました。
客席にはオペラ好きで知られるメルケル首相の姿もあり、祝賀ムードの中で公演が行われたようです。
ベルリン国立歌劇場は、老朽化した舞台設備を近代化とバレンボイムの強い要望による音響効果の向上が目的で、2010年に3年の予定で大規模改修工事を始めましたが、様々なトラブルが発生して工期が大幅に延長され、結局7年の歳月を費やしてしまいました。
当然のことながら費用も約300億円から500億円以上に膨らみました。
バレンボイムは、天井を5m高くしたことで、残響が1.6秒になり、音響効果が飛躍的に改善されたことを絶賛しています。
今後オペラ・バレエ公演だけではなく、演奏会も頻繁に催されることになっています。
例えば10月7日には、メータがウィーン・フィルを率いて客演、その後様々な最終調整、チェックのため約2ヶ月間休業しますが、11月30日にはラトル指揮のベルリン・フィル演奏会があり、12月7日にはバレンボイム指揮でシュターツカペレ・ベルリンの歌劇場275周年記念コンサートがあり、実質的な新シーズン開幕を飾ることになります。
シュターツカペレ・ベルリンの演奏会ベルリンフィルにて鑑賞するコースも!
来年1月には、シュターツカペレ・ベルリンの演奏会ベルリンフィルにて鑑賞するコースも予定しております。
既に出発決定、残席僅かです!是非ご検討下さい。
【クラブツーリズム 音楽の旅】
旅の文化カレッジ講師 山本 直幸
ベルリン留学中6年間、オペラ・コンサート通いの日を送る。
特にヨーロッパの歴史や音楽・美術への造詣が深く、長年音楽旅行企画に携わり、ツアーにも同行し現地で案内役も務める。海外添乗・駐在日数は4,000日以上。音楽雑誌等に音楽旅行記事を多数寄稿。
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