海外・音楽鑑賞の旅ブランド「アンコール」・山本直幸講師が海外音楽情報をお伝えします。
ベルリン・フィルの音楽祭、バーデンバーデン・イースター音楽祭鑑賞ツアーを発売開始しました。
この音楽祭、ツアーについてご紹介します。
画像: バーデンバーデン祝祭劇場

バーデンバーデン祝祭劇場

ベルリン・フィルの音楽祭ザルツブルク・イースター音楽祭とヘルベルト・フォン・カロヤン

1882年創始されたベルリン・フィルは、ウィーン・フィルやシュターツカペレ・ドレスデンなどのように宮廷歌劇場管弦楽団が前身ではなく、オペラを演奏するオーケストラではありません。

ザルツブルク出身の偉大な指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンは、1929年、現在も音楽祭の主要会場の一つになっているモーツァルテウム大ホールで指揮者としてデビューを飾り、偉大な指揮者への道を歩み始めました。

第2次世界大戦時にナチス支配という音楽家たちにとって多難の時期がありましたが、カラヤンは、1948年、戦後すぐに再開された故郷ザルツブルクの音楽祭で初めて指揮台に立ち、指揮者としての地位と名声を確実に手にしていきました。

そしてついに1955年にはベルリン・フィル、1957年にはザルツブルク音楽祭の芸術監督のポストに就き、1989年に亡くなるまで音楽界の「帝王」と呼ばれて君臨しました。

しかし絶大な権力を握っていたカラヤンでも、既存のザルツブルク音楽祭でホスト役としてオペラの演奏を担当しているウィーン・フィルを差し置いてベルリン・フィルにオペラを演奏させることはできなかったのです。

そこでオペラの演奏機会を与えるために、1967年、故郷ザルツブルクでベルリン・フィルのための新しい音楽祭「ザルツブルク・イースター音楽祭」を創始しました。

カラヤンの死後、アバドが12年間、そしてラトルが11年間音楽祭の芸術監督を務め、カラヤンの遺産を守ってきましたが、ベルリン・フィルはより多くオペラを演奏する機会と新たな可能性を求めて新天地バーデンバーデンへ移ることを、楽団員の総意で決断しました。

ベルリン・フィルの音楽祭ザルツブルク・イースター音楽祭は、2012年、45年の歴史に幕を閉じました。

画像: バーデンバーデン/クアハウス

バーデンバーデン/クアハウス

一年中音楽イベントが催される街 バーデンバーデン

バーデンバーデンは、かつては王侯貴族が訪れた優雅な温泉保養地として知られ、人口5万人ほどのドイツの地方小都市ですが、一年中音楽イベントが催される魅力的な街です。

音楽家では、ブラームスやクララ・シューマンゆかりの地でもあり、特にブラームスは10年間夏を過ごして交響曲第1番や2番を完成させています。

1954年11月30日にカラヤンの前任者である大指揮者フルトヴェングラーが、そして2016年1月5日に作曲家ブーレーズが亡くなった地でもあります。

ベルリン・フィルの音楽祭とはいえ、まだザルツブルク時代のように世界中から人が集まるような国際音楽祭といえる雰囲気はありませんが、小さな地方都市での開催でありながら、2500人収容の巨大な祝祭劇場が埋まるというところに、ベルリン・フィルの存在の大きさを感じさせます。

2013年から新たな可能性を求めてバーデンバーデンに移ったベルリン・フィルは、希望通りオペラを演奏する機会が増え、3回~5回オペラ公演をプログラムに取り入れるようになりました。

2013年はモーツァルトの「魔」、2014年はプッチーニの「マノン・レスコー」、2015年はR.シュトラウスの「バラの騎士」、2016年はワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」、2017年はプッチーニの「トスカ」を音楽監督ラトルの指揮で上演されました。

そしてそのラトルが音楽監督として最後に取り上げる作品が、ワーグナーの「パルジファル」です。

ラトルはイースター音楽祭16年の集大成として臨む音楽祭で、最高のパフォーマンスを約束してくれることでしょう。

勿論演奏会も複数回別プログラムで鑑賞できるところが、この音楽祭の魅力です。

音楽会の最高峰ベルリン・フィルの音楽祭へ行こう!

ツアーには20年間ベルリン・フィルの音楽祭鑑賞のためにザルツブルクとバーデンバーデンに出向いた私が講師として同行し、ベルリン・フィルの魅力についてレクチャーします。

是非ご一緒しましょう!

ツアーで鑑賞できる公演
3月31日 18:00 
ベルリン・フィル演奏会 
指揮:I.フィッシャー 
出演:V.フラング、M.エリクスモーン、I.ギレボ、ウィーン・フィルハーモニア合唱団
演目:バルトーク/ハンガリーの農民の歌、ヴァイオリン協奏曲第1番 
メンデルスゾーン/「夏の夜の夢」から抜粋 
会場:祝祭劇場

ラトル最後の音楽祭コンサート指揮!
4月1日 18:00 
ベルリン・フィル演奏会 
指揮:S.ラトル 
出演:K.ツィンマーマン
演目:バーンスタイン/ピアノと管弦楽のための交響曲第2番 ベートーヴェン/交響曲第3番
会場:祝祭劇場ラトル

最後の音楽祭オペラ指揮!
4月2日 16:00 
ワーグナー/楽劇「パルジファル」 
指揮:S.ラトル 
演出:D.ドルン
出演:E.ヘルリツィウス、S.グールド、F.J.ゼーリヒ、G.フィンリー、E.ニキーチン
合唱:ウィーン・フィルハーモニア合唱団 演奏:ベルリン・フィル 会場:祝祭劇場
※3公演第1カテゴリー席へご案内します。

画像: 公園内にあるブラームス胸像

公園内にあるブラームス胸像

尚、12月19日に催す講座「ヨーロッパの音楽祭の魅力に迫る!」でもイースター音楽祭を詳しくご紹介します。

【クラブツーリズム 音楽の旅】
旅の文化カレッジ講師 山本 直幸

ベルリン留学中6年間、オペラ・コンサート通いの日を送る。
特にヨーロッパの歴史や音楽・美術への造詣が深く、長年音楽旅行企画に携わり、ツアーにも同行し現地で案内役も務める。海外添乗・駐在日数は4,000日以上。音楽雑誌等に音楽旅行記事を多数寄稿。

画像: 音楽会の最高峰ベルリン・フィルの音楽祭へ行こう!


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メールアドレス: td.culture@club-tourism.co.jp
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