9月8日、宇宙船「ヴァージンスペースシップ Unity」 (スペースシップ2の2号機の正式名称)の待ち望まれていたテスト飛行がアメリカで始まりました。
 「ヴァージンスペースシップUnity」は本年2月19日の公開後、モハベ空港にて陸上での各種テストが繰り返し行われてきましたが、この日、母船「ホワイトナイト2」に牽引されて離陸をし、最高高度約15キロとなる3時間43分の第1回目のテスト飛行が成功裏に終了しました。 その写真は以下をご覧ください。
 今後さまざまなデータ集積などを目的にテスト飛行が繰り返され、滑空飛行やロケットエンジンによる飛行などに移っていく流れとなることが同社より発表されています。
 また、本年7月29日には米国連邦航空局FAAより、「商業飛行のライセンス」がヴァージンギャラクティック社に初めて与えられております。乗客の搭乗させるためには、今後テストデータの提出と再許可が必要などの条件は付いていますが、このライセンス取得自体はこのプロジェクトにとってひとつの大きな前進と言えます。
 商業運航の開始はまだ暫く時間がかかると思われますが、2014年10月の事故以来ほぼちょうど2年が経ち、テスト飛行が再開をことは明るいニュースとして、宇宙旅行への期待が再度広がっていくことと思われます。
 ヴァージンギャラクティック社提供動画(英語 日本語キャプション 3分15秒)

  

画像1: スペースシップ2再び空へ テストフライト再開
画像2: スペースシップ2再び空へ テストフライト再開
画像3: スペースシップ2再び空へ テストフライト再開

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