皆さん、こんにちは!登山ガイドの鷲尾です。
先日、山ガールになりたい女子・齋藤さんと小仏城山~高尾山の縦走にチャレンジしました。
今回のテーマは「登る以外の楽しみも見つけよう!」と言う事で…。
今回は、登山の思い出作りに欠かせない『写真の撮り方』についてのワンポイント講座を、実施してきました。

★小仏城山~高尾山の縦走の詳細はこちら!★

写真で残そう!山の思い出

鷲尾:そういえば…齋藤さんが登山に興味を持ったきっかけって、山好きなお友達のブログなんででしたよね?

齋藤:ブログじゃなくて、インスタね…。
でも毎週ホントにキレイな写真がアップされてて、私も山に行ってみたいと思ったんだよね!

鷲尾:たぶん、写真を撮るのも上手なお友達なんでしょうね。

齋藤:うん!私もああいうの撮ってみたいって思ったんだけど、どうやらスマホじゃなくて、ちゃんとしたカメラで撮っている写真みたいなんだよね。私もカメラ買ってみようかな?

鷲尾:おっ!そう来ましたね!実は私もカメラが好きなんですよ。
若かりし頃は写真撮影ツアーの添乗員をしていたので、全国の絶景スポットを訪ねていました。
それがきっかけで、一眼レフカメラも買ったんですよね。ほら、これ…。

画像: 一眼レフカメラです。 ボディは赤!

一眼レフカメラです。
ボディは赤!

齋藤:出た~!それそれ!ちょっと触っていい?

鷲尾:壊さないで下さいね…。

齋藤:大丈夫だって。うわ!結構重たいね。
しかも何か色んなボタンやダイヤルがついてて、よくわかんないや。
はい!返却します。

鷲尾:(もう飽きたか…)
スマートフォンやコンパクトカメラでもステキな写真は撮れますが、一眼レフカメラやミラーレスカメラを使うと様々な設定が自在にできて、より自分の思い通りの写真(=作品)を創る事ができるのです。

齋藤:何ができるの?ちょっとやって見せてよ。

一眼レフカメラ・ミラーレスカメラでの写真撮影マメ知識1:シャッタースピード

鷲尾:ではまずは、「シャッタースピード」を変えてこの渓流を撮ってみましょう。水のように動きのあるものは、シャッタースピードを変えることでまったく違う写真になります。
シャッタースピードは1/●●秒で表され、この●●が大きいほどシャッタースピードが速く、小さいほどシャッタースピードが遅くなります。

画像: 速いシャッタースピード(1/500秒)で撮った渓流。水しぶきが止まって見えます。

速いシャッタースピード(1/500秒)で撮った渓流。水しぶきが止まって見えます。

画像: 遅いシャッタースピード(1/10秒)で撮った渓流。水が絹糸のように流れて見えます。

遅いシャッタースピード(1/10秒)で撮った渓流。水が絹糸のように流れて見えます。

齋藤:すごーい!全然違うじゃん!私はシャッタースピードが遅い方が好みかな?

鷲尾:ただ、シャッタースピードが遅いと手ブレを起こしやすくなります。実際、この写真はちょっとブレてますね…。一般的に、三脚などを使わずに手持ちで撮影してブレない限界は1/125秒くらいと言われています。

一眼レフカメラ・ミラーレスカメラでの写真撮影マメ知識2:絞り

鷲尾:次は「絞り」を変えて撮ってみましょう。

齋藤:「絞り」って何?

鷲尾:奥行きのある被写体のどこからどこまでにピントが合うかを「被写界深度」といいます。絞りの値は「f(エフ)値」で表します。
絞りの値を大きくするとこの「被写界深度」が深く(=手前から奥までピントが合う)状態になり、逆に絞りの値を小さくすると「被写界深度」が浅く(=被写体の一部だけにピントが合う)状態になります。花などを撮る時に、よく使うテクニックですね。

画像: 早速、お花の写真を撮影中。 背の低い小さな花は、なるべく自分がしゃがみこんで、 お花と同じ高さ(目線)から撮るのがおすすめです。

早速、お花の写真を撮影中。
背の低い小さな花は、なるべく自分がしゃがみこんで、
お花と同じ高さ(目線)から撮るのがおすすめです。

画像: 絞り値:f40で撮った花。手前の葉から花までピントが合っていて、奥の斜面の様子も(少しボケていますが)わかります。

絞り値:f40で撮った花。手前の葉から花までピントが合っていて、奥の斜面の様子も(少しボケていますが)わかります。

画像: 絞り値:f5.6で撮った花。手前の大きな花にだけピントが合っていて、奥の花や斜面は完全にボケています。

絞り値:f5.6で撮った花。手前の大きな花にだけピントが合っていて、奥の花や斜面は完全にボケています。

齋藤:うわー!これも全然違うね!お花だと絞り値が小さい方がかわいいかも♪
でも、手前から奥までピントを合わせたい時は、絞り値が大きい方が良いんだよね。

鷲尾:ただし、絞り値を大きくするほどシャッタースピードが落ちて、これまたブレやすくなります。手前の花から奥の山までビシっとピントが合っている山岳写真などは、やはりしっかりした三脚にカメラを設置して撮っている作品が多いですね。

一眼レフカメラ・ミラーレスカメラでの写真撮影マメ知識3:露出

鷲尾:最後は「露出」です。露出はゼロを境にプラスマイナスで設定できます。
基本的にはプラスにするほど明るく写り、マイナスにするほど暗く写ります。

齋藤:明るくな~れと思ったらプラス、暗くな~れと思ったらマイナスってこと?

鷲尾:ですね!では向こうに見える丹沢の山並を被写体に、早速やってみましょう。

画像: 展望台から、丹沢の山並を撮影中。 柵に肘(或いはカメラ本体)を置くと、手ブレを防止できます。

展望台から、丹沢の山並を撮影中。
柵に肘(或いはカメラ本体)を置くと、手ブレを防止できます。

画像: 露出+1.7で撮った丹沢の山並。空は白っぽく写りますが、手前の山並の凹凸も映っています。

露出+1.7で撮った丹沢の山並。空は白っぽく写りますが、手前の山並の凹凸も映っています。

画像: 露出-1で撮った丹沢の山並。空は青く写りますが、手前の山並は暗くつぶれています。

露出-1で撮った丹沢の山並。空は青く写りますが、手前の山並は暗くつぶれています。

齋藤:なるほど、これは好みが分かれるかも知れないね。

鷲尾:そうですね…。この場合、空を青くしたければマイナスなのですが、その代わり手前の山並のディテールは犠牲にせざるを得ません。
自分がその作品で強調したいのが空の青さなら、マイナスで良いと思います。

齋藤:肉眼で見ると、両方キレイに見えるのにね。

鷲尾:そう!人間の眼って、それだけ優秀なんです。
カメラの機能はそれには追いつきませんが、これはこれで作品に個性を出す面白さもありますね。
一般的には空の青や朝日・夕日の赤を強調したい時はマイナス補正、森の中を漂う霧や射し込む木漏れ日などにふわっとした雰囲気を持たせたいならプラス補正がおすすめと言われています。
ちなみに、プラスにするほどこれまたシャッタースピードは遅くなるので手ブレに注意して下さい。

齋藤:どこまでも、シャッタースピードはついて回るんだね…。

もっと写真を上手に撮りたい!

齋藤:他にも、色んな知識があるんだろうねえ…。今度インスタやってるお友達に聞いてみよっと♪

鷲尾:はい、写真撮影は登山と同じくらい奥深い趣味ですからね。
写真撮影専門のツアーや講座もあるので、よかったら参加してみて下さい。

齋藤:上手に写真が撮れると登山の思い出もキレイに残す事ができて、もっと楽しそうだね!

鷲尾:そうですね!お友達のインスタに、早く近づけると良いですね!

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