大きな国土を持つカナダの東、日本からは遠い、大西洋に面したセントローレンス湾に浮かぶ小さな島がプリンスエドワード島です。面積は日本の四国の3分の1ほどですが、カナダの中の1つの州でもあります。この島を一躍有名にしたのが、カナダ人の作家ルーシー・モード・モンゴメリが1908年に発表した小説『赤毛のアン』です。日本でも映画が上映されていたり、アニメになっていた事もあり、“赤毛のアン”や島の名前自体はご存知の方も多いと思います。私が初めて赤毛のアンに出会ったのは、中学生の時の英語の教科書でした。あの時、初めて小説を読み数十年。今でもずっとこの島に魅せられています。ぜひ皆様にも、この島の美しさを知って頂けたら幸いです。

『赤毛のアン』とモンゴメリ

アンは産まれて間もなく両親を亡くし、孤児となります。孤児院や里親の元で幼少期を過ごしますが、11歳になる頃、プリンスエドワード島に住む老兄妹に引き取られます。男の子を希望していた老兄妹の元に手違いでやってきたアンは、その運命のいたずらによって、孤児アンから魅力的な大人の女性へと成長し、アンを引き取る事を決めた老兄妹も、ちょっと変わった感性を持つアンに戸惑いながらも、厳しさと愛情を持って接していくことで共に心が豊かになっていきます。アンは実在した少女ではありませんが、モンゴメリ自身も早くに両親を亡くしているため、人には理解されがたい少し変わった感性は、自分自身をアンに投影させたものだと言われています。そしてもう1つ、モンゴメリがアンに投影させた事は、プリンスエドワード島の美しさを愛する心です。小説内には島の美しさをアンの独特な完成で表現する描写がいくつも出てきます。アンは小説の中で、“プリンスエドワード島は世界で1番美しい島”と表現していますが、これは、この島で少女時代を過ごし、この島の美しさが大好きだったモンゴメリの気持ちそのものだったのでしょう。

画像1: ©TourismPEI

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“世界で一番美しい島”

カナディアンロッキーの山々、迫力のナイアガラの滝、神秘のオーロラなど、ダイナミックな自然がまず思い浮かぶ“大自然大国”というのが多くの人が持つカナダの印象ではないでしょうか。プリンスエドワード島には、そういう“大自然”はありません。緑豊かな農場やじゃがいも畑、多くの鉄分を含んだ赤土、真っ青な海岸線に建つ白い灯台、どこを取っても絵葉書になりそうな穏やかな景色がひたすら広がっています。そしてそこには、この土地に住むことを誇りに思い自分たちを“アイランダー”と呼ぶ大らかで心温かな島民がいます。そんな、ごく当たり前の光景がプリンスエドワード島の何よりの魅力だと感じます。先述した通り、アンは小説の中でプリンスエドワード島を「世界で一番美しい島」と表現しています。しかしそれはアンだけが感じた感情ではありません。16世紀に白人が島に侵略し、プリンスエドワード島を最初に発見したフランス人探検家のジャック・カルティエも「今まで見た中で一番美しいかもしれない」と日記に綴っているそうです。“時間がゆっくり流れる”と言う表現がありますが、まさにそう表現するのが相応しい島がプリンスエドワード島です。

画像2: ©TourismPEI

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クラブツーリズムで行くプリンスエドワード島!

プリンスエドワード島を訪れたいと思う方のほとんどが、私も含め、赤毛のアンの影響だと思います。しかし、1度島に足を踏み入れると、島の魅力は『赤毛のアン』だけではないと言う事にあっという間に気づかされることでしょう。
そんな魅力あふれるプリンスエドワード島を巡る、クラブツーリズムが自信を持っておすすめするコースをご紹介いたします。
●グリーンゲイブルズハウス(赤毛のアンの家)をクラブツーリズムのお客様“貸切”でご案内
●『アンの幸福』の舞台となったサマーサイドなど西部まで訪れます
アンの下宿先「柳風荘」や、モンゴメリの教鞭先「ローワーベデックスクール」も
●「赤毛のアン」のゆかりの地・キャベンディッシュとシャーロットタウン、2つの町に2連泊ずつ
●街歩きやお買い物も満喫いただけるよう、シャーロットタウンでは自由散策のお時間も設けました
残席が少なくなっている出発日もありますので、ご検討はお早めに♪

迷ってしまったらプリンスエドワード島特集へ!

プリンスエドワード島に行くコースはWEBにて全てご紹介中です。あなたはどんな旅を選びますか。

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