東京上野・国立西洋美術館にて開催中、話題沸騰の「日本×オーストリア友好150周年記念」【ハプスブルク展】 (2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日) )

皆様はもうご覧になりましたでしょうか??
是非、現在公開中のハプスブルク展の予習・復習に当ブログをお役立てください♪

そしてハプスブルクの歴史の中心にあった3王妃の人生を辿る旅に出かけてみませんか?

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みなさま、こんにちは!ヨーロッパ担当の辻田です!
今回は私自身が企画担当をしましたウィーン&パリのツアーに添乗員として同行した際の様子を
レポートとしてお届けします。
今回のツアーのテーマはずばりハプスブルク家の3王妃!
<マリアテレジア、エリザベート(シシィ)、マリーアントワネット!>
国内外共に今なお人気を誇る彼女達の生涯を追憶します。好きな人にはたまらないツアー内容です♪
★コース番号19129★ 
5月19日発 ~往路直行便利用/お花の時期~(※見頃は前後する場合がございます)
※コース紹介ページへのリンクは、ブログ最下部にございます
※添乗レポートは2019年版 (コース番号19128) となります

<ご参加いただいたお客様の声>

★3王妃の人生を辿るダイナミックなツアー♪ 以前からこんなツアーをずっと待っていた!
★ツアーのコンセプトにマッチした専門知識が深い日本語ガイドさんの説明が分かりやすかった!
 ウィーン・パリ両ガイドともハプスブルクへの情熱を感じて、もっとお話を聞きたかったくらい!
★シェーンブルン宮殿カフェ「グロリエッテ」、ヴェルサイユ宮殿レストラン「アンジェリーナ」
 どちらのランチも宮殿の優雅な雰囲気に包まれてgoodだった♪

ここからは最初にハプスブルク家と3王妃のご紹介を簡単にしておきます
※ツアーの様子をご覧になりたい場合は、画面を下にスクロールお願いします
※曇り写真が多いですがご了承ください

まずはじめに…<ハプスブルク家と3王妃> 
~「戦争は他家に任せておけ。幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ」~

田舎の一小貴族に過ぎなかったハプスブルク家は、神聖ローマ帝国の皇帝への選出を契機に勢力を伸ばしていきます。その手法は戦争ではなく「結婚政策」。上記はハプスブルクの家訓でした。
詳しい戦争や結婚の流れはここでは省きますが、徐々に他国を巻込みヨーロッパ中に伸ばした勢力は「太陽の沈まない大帝国」と称される程でした。
第一次世界大戦に突入して、1918年に崩壊するまで、実に650年間の長い栄華を誇りました。
その長い歴史の中で、特に人気で有名な3王妃を簡単にご紹介しておきます。

〈マリア・テレジア〉

20年間で16人の子供を産む傍ら、見事な手腕で国を治めた女帝の偉業は挙げればきりがありません
①「オーストリア継承戦争」と「七年戦争」を戦い抜く
②ロシアのエカテリーナ女帝、フランスのポンパトール夫人(ルイ15世の代理)と
 3人の女性で外交を結んでプロイセン包囲網を敷くことに成功
③多民族国家であるオーストリアの中央集権化に向けて、初の国政調査を実施。各市町村の人馬の
 数の把握と租税額の決定した他、官僚制度を強化して、役人に地方を管理させる仕組みを制定
④小学校を新設して義務教育制度を定め、奨学金制度も確立。
 併せて、多くの病院を設立して、国内の死亡者数を激減させる 
 …等々、外交力の発揮のみならず、今なお続く制度の礎を築いた、まさに「国の母」です!

〈マリー・アントワネット〉

誰もがその名を知るお姫様は、マリア・テレジアの末娘としてハプスブルク家に産まれました。実は彼女も幼少期はシェーンブルン宮殿で過ごしております。鏡の間で、まだ6歳のモーツァルトに「大きくなったら結婚してやるよ」と言われたそうです。結局は、長年ヨーロッパの覇権を巡って対立してきたフランス・ブルボン家と強固な同盟を結ぶため、フランス王ルイ16世のもとへ嫁ぎました。
まだ王妃としては幼かったマリーは、慣れないパリの地で、女性同士の覇権争いにも合い苦労したことでしょう。フランス革命の時代の流れに巻き込まれ、断頭台での最期を迎えたことは有名ですね

〈エリザベート (シシィ) 〉

波乱に満ちた彼女の人生は数々の舞台や映画として今なお語り継がれております。元々は姉との縁談に訪れたはずのフランツ・ヨーゼフ1世の一目惚れにより、恋愛結婚でハプスブルク家に嫁ぎます。バイエルン地方で産まれ、奔放に伸び伸び育った彼女には、ウィーンでの宮殿生活はストレスでした。「皇帝のことは大好きです。あの人が皇帝でさえなければ」堅苦しい生活から逃げるように、療養の名の元、ヨーロッパ中を旅して周ります。また「美」への凄まじい執着でも知られ、食事制限や運動など自らをストイックに管理し、彼女の並外れた美貌は他国にまで知れ渡る程でした。

【1日目:成田空港を出発!】

お待たせしました。ここからはツアーの様子をお写真と共にお届けします。
直行便利用だから移動もらくらく♪ウィーン到着後も連泊でゆったり出来て嬉しいですね♪

【2日目:シェーンブルン宮殿とシシィ博物館】

いよいよ観光スタートです!最寄り駅からトラムに乗車して、まずはシェーンブルン宮殿へ。

画像1: 【2日目:シェーンブルン宮殿とシシィ博物館】

宮殿全体は、マリアテレジア・イエローという彼女が愛した黄色に一面塗られています。
通常のツアーでは20部屋の見学のところ、今回は特別に40部屋のグランドツアーで見学しました♪
豪華絢爛な内部装飾はもちろん、ハプスブルク家の暮らしや歴史も詳しく学ぶことが出来ます。

画像2: 【2日目:シェーンブルン宮殿とシシィ博物館】

宮殿自体ももちろん立派なのですが、宮殿の裏側にありますフランス式庭園も立派で素敵です。
あまりに広大なため、通常のツアーでは宮殿から一目見るだけです……ですが!
★今回のツアーはハプスブルク特化ツアー!★
普段は中々見れない、庭園内の動物や、ネプチューンの噴水池やローマ遺跡の模型など、庭園内に点在する隠れた見所までも、庭園内を走る黄色いパノラマバーンで見学することが出来ました!

画像3: 【2日目:シェーンブルン宮殿とシシィ博物館】

宮殿から庭園を挟んで真正面には小高い丘があり、丘の上までパノラマバーンで向かいます。
丘の上は、手前より庭園・宮殿・ウィーンの旧市街が一望出来る絶景スポットです!
そんな丘の上にそびえる宮殿カフェ「グロリエッテ」でご昼食をいただきました♪

画像: 宮殿の優雅な雰囲気に包まれて皆様、大満足の様子♪宮殿の優雅な雰囲気に包まれて皆様、大満足の様子♪

宮殿の優雅な雰囲気に包まれて皆様、大満足の様子♪宮殿の優雅な雰囲気に包まれて皆様、大満足の様子♪

宮殿を後に、次はシシィ(エリザベート)ミュージアムへ向かいました。
シシィ博物館では彼女の人生を生誕~終焉まで非常にわかりやすく展示しています。並外れた美貌の努力を感じる運動器具や、その努力の結晶であるウエストが引締ったドレスも見所です!

画像: 夕食は市庁舎のオシャレなレストランで食事をしながら、1日の観光の思い出話を語り合いました♪

夕食は市庁舎のオシャレなレストランで食事をしながら、1日の観光の思い出話を語り合いました♪

【3日目:ウィーン終日自由行動】

ウィーンは本当に歩いているだけで、わくわく楽しい街です。皆様この街を満喫された様子でした♪見ても見ても見切れない程、数多くの魅力に溢れた素敵な街だからこそ、思い思いのウィーンをお楽しみいただけるように★敢えて終日自由行動の日程を設けました★~公共交通機関1日乗車券つき~

【美術】美術史博物館・ベルベデーレ宮殿・ミュージアムクオーター・応用美術館など。
【音楽】モーツァルト博物館・有名音楽家の銅像めぐり・オペラ座の内部見学ツアー・
    ペーター教会の無料オルガンコンサート、
    学友協会や各音楽ホールで毎晩開催されますオペラやコンサート鑑賞など
【歴史・名所】王宮と庭園・シュテファン寺院・アウグスティーナ教会・カプツィーナー礼拝堂など
【街歩き】ウィンナーコーヒーやザッハトルテの味比べのカフェ巡り
     目抜き通りケルントナ通りでのお買物など

【4日目:ウィーン → パリへ  コンピエーヌ城】

ツアーも折返しとなり、後半はウィーンからフランスのパリへ移動します。
もちろん移動は、バスや電車ではなく飛行機なので、すぐに着いてらくらくですね♪パリの到着後、マリー・アントワネットとルイ16世が出会ったコンピエーヌ城へ向かいます。
通常のフランスツアーではまず訪れないであろうこのお城は、パリ郊外に位置します。

実はこのお城、ハプスブルク家マリー・ルイーズとナポレオンが出会った場所でもあります。
アントワネット処刑の原因ともいえるナポレオンとの結婚における複雑な心境…など知ると面白い歴史が見えてきます。フランス君主制最後の宮殿であるこのお城は、ナポレオンの色が濃く残り、他の宮殿とはどこか雰囲気が違う不思議なお城です。

お城の見学後はパリに戻りがてら、セーヌ川・シテ島・シャンゼリゼ通り・凱旋門・エッフェル塔など、パリに訪れたからには拝んでおく名所を眺めながら、夕食レストラン・ホテルへ向かいました。

【5日目:ヴェルサイユ宮殿とプチトリアノン・アモー】

このツアーのハイライトともいえる憧れのヴェルサイユ宮殿へ。
まずは、普段は宮殿内のみのところ、特別ツアーだから!素敵な宮殿庭園の見学からスタートです。

画像1: 【5日目:ヴェルサイユ宮殿とプチトリアノン・アモー】

宮殿建設の25,000人に対し、噴水庭園は36,000人が投入されており、庭園への拘りを感じます。ルイ14世は民衆にも庭園を開放して「王の庭園鑑賞法」を発行しています。階段式庭園となっており、最初は遠くの運河しか見えませんが、近付くにつれて、段差に隠れていた散歩道や噴水彫刻が下から現れる仕掛けです。実際に歩きながらその目で見るからこそ楽しめるこの庭園、必見です♪

画像2: 【5日目:ヴェルサイユ宮殿とプチトリアノン・アモー】

そして宮殿内部も見学へ。有名な「鏡の間」などの豪華絢爛を誇る宮殿内装飾は圧巻です。華麗な貴族文化を生むも、王族が民衆の力に屈したフランス革命の舞台ともなった、歴史の渦の中心ですね。

画像3: 【5日目:ヴェルサイユ宮殿とプチトリアノン・アモー】

そんな宮殿の一室を改装した宮殿レストラン「アンジェリーナ」でご昼食をいただきました♪
宮殿の優雅な雰囲気に包まれて皆様、大満足の様子♪デザートのモンブランは絶品です♪

画像4: 【5日目:ヴェルサイユ宮殿とプチトリアノン・アモー】

午後はプチトリアノンへ。14歳で嫁いだマリー・アントワネットには、パリの生活は慣れずに厳しいものでした。幼少期を過ごしたウィーンのような自由と安らぎを求めて、ルイ16世よりマリーに贈られました。宮殿内に見れる「M・A」はマリーの館であることの証。舞踏会やゲームなど、マリーのお気に入りだけに囲まれた館。ヴェルサイユとはまた違う雰囲気で、可愛らしい宮殿です。

画像5: 【5日目:ヴェルサイユ宮殿とプチトリアノン・アモー】

そしてマリーの愛した農村風景アモー。実際に訪れるてのどかな風景を眺めると、宮殿暮らしで傷んだ心を洗い流したマリーの気持ちも分かるような気がしました。ただし彼女の田舎暮らしごっこは、民衆には無駄遣いとして反逆心に火を増すことになります。

画像6: 【5日目:ヴェルサイユ宮殿とプチトリアノン・アモー】

マリーの出会いの地コンピエーヌ城、豪華なヴェルサイユ宮殿、安息の地プチトリアノン・アモーと順に訪れました。最後の観光は、彼女の最期を迎えた牢獄コンシェルジュリーを訪れて、今回の3王妃を巡るツアーはご帰国となります。

今回ご紹介したコースは下記よりお申込みいただけます!

★2つの宮殿での優雅なご昼食を満喫♪ 
 ◎シェーンブルン宮殿カフェ「グロリエッテ」 
 ◎ヴェルサイユ宮殿カフェ「アンジェリーナ」
★各都市ともハプスブルク家へ専門知識が深い日本語ガイドと添乗員のWサポート!
★通常の観光では訪れないハプスブルク家 特化ポイント多数 
 2つの宮殿の庭園をじっくり巡るのはもちろん!
 シシィ博物館、コンピエーヌ城、プチトリアノン、アモー、コンシェルジュリーなど!
★魅力たっぷりの街ウィーンでは自由行動のお時間をご用意
★らくらくポイント
 ①往路直行便利用  
 ②ウィーン3連泊・パリ2連泊 
 ③ウィーン→パリの移動は飛行機のらくらくポイント

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