北米で最も東に位置する島「ニューファンドランド島」をご存知でしょうか?ニューファンドランド島は、沿岸に漂う氷山や、世界的にも珍しい淡水湖を取り囲むフィヨルド地形、珍しい海鳥やクジラといった、いかにもカナダらしい大自然、先住民族と入植者の文化が混じりつつも、独自の発展を遂げた独特な文化が見所の島です。今回は、そんな知られざる島・ニューファンドランド島の魅力に迫ります!

ニューファンドランド島はどこにある?

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まずは、ニューファンドランド島の位置からご紹介します。カナダの中でも一番東に位置する島なんですよ。

画像: ニューファンドランド島はどこにある?

広大なカナダの最東端に位置するニューファンドランド島。手付かずの大自然が残る地として知られています。海鳥パフィンのコロニーや、ホエールウォッチング、運が良ければグリーンランドより流れ着く氷山も見ることができるかもしれません。

世界遺産グロスモーン国立公園では、かつて地球のマントルの中に眠っていた大地「テーブルランド」や、地球の年輪が見られる「グリーンポイント」、美しいフィヨルドの中を進む「ウエスタンブルックポンドクルーズ」など、見どころが満載です。

画像: 愛らしいニューファンドランド犬はこの島が原産地

愛らしいニューファンドランド犬はこの島が原産地

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それでは、ニューファンドランド島の主要な観光地を見てみましょう。

世界遺産グロスモーン国立公園

12億年間にわたる地殻変動により海底が隆起することで造られた、カナダ東部の大西洋に浮かぶニューファンドランド島は、荒々しい景観が特徴的です。

そのニューファンドランド島の西部に位置するのが、グロスモーン国立公園です。地球の歴史と雄大な景色の両方を楽しめる、自然溢れる観光地です!

画像: 世界遺産グロスモーン国立公園のフィヨルドクルーズへ(イメージ)/ニューファンドランド州観光局

世界遺産グロスモーン国立公園のフィヨルドクルーズへ(イメージ)/ニューファンドランド州観光局

ウェスタン・ブルック・ポンド

グロス・モーン国立公園のハイライトのひとつが、そそり立つフィヨルドを眼前に望むウェスタン・ブルック・ポンドです。

フィヨルドは、1万5000年前、氷河の浸食によりできたもので、何百mにも及ぶ岩壁の高さは、氷河期末期の氷河の作用を証明しています。

何億年も前の地殻変動の証がそのまま残る壮大な世界遺産をお楽しみください。

画像: 氷河の後退によって生まれた、ウエスタンブルックポンド(イメージ)/NewfoundlandAndLabrador

氷河の後退によって生まれた、ウエスタンブルックポンド(イメージ)/NewfoundlandAndLabrador

そんな魅力溢れるウェスタン・ブルック・ポンドでは、ミニハイキングもお楽しみいただけます。(往復約3km/歩行約1時間30分/ほぼ平坦/ガイド同行)

クルーズの入り口まで続くボードウォークをフィヨルドを眺めながら進み、湿地帯に野生の花々が咲き誇る様子もお楽しみいただけます。 ※花の見頃は前後します

グリーンポイント

地層がむき出しになり、地球の年輪をつぶさに見ることができる珍しいポイントです。地理学上も重要なところで、世界中から地質学者や生物学者が訪れる場所となっています。

画像: 地球の年輪を見ることができるグロスモーン国立公園グリーンポイント(イメージ)/イワシタフミコ

地球の年輪を見ることができるグロスモーン国立公園グリーンポイント(イメージ)/イワシタフミコ

テーブルランド

海底に露出していたマントルが大陸プレートの衝突によって地上に押し上げられた、世界でも珍しい褐色の台地です。マントルに生息する珍しい植物や岩石をご覧いただけます。

画像: かつて地球のマントルだった部分、テーブルランド(左上の丘陵)(イメージ)/NewfoundlandAndLabrador

かつて地球のマントルだった部分、テーブルランド(左上の丘陵)(イメージ)/NewfoundlandAndLabrador

世界遺産ランス・オ・メドー国定史跡

アメリカ新大陸を発見したヨーロッパ人といえば?と聞かれたら、たいていの人はコロンブスと答えるでしょう。

ですが、近年では、コロンブスからさかのぼること約500年も前に、大西洋を越えてアメリカ大陸に到達した人たちがいたことがほぼ確実視されています。

その根拠の1つとなっているのが、ここニューファンドランド島にある、カナダの世界遺産「ランス・オ・メドー国定史跡」なのです。

北米唯一のバイキングの入植遺跡があり、カナダは勿論、世界最初の世界遺産となった場所です。(※1978年に最初に登録された12件のうちの1つ)

この地では西暦1000年頃約100人のバイキングが住んでいたといわれています。そんな歴史深いランス・オ・メドーを訪れずにしてニューファンドランド島は語れません!

画像: バイキング住居跡地のレプリカ(イメージ)

バイキング住居跡地のレプリカ(イメージ)

画像: ランス・オ・メドー国定史跡公園(イメージ)

ランス・オ・メドー国定史跡公園(イメージ)

「タイタニック号」ゆかりの地で氷山ウォッチング

ニューファンドランド島沖は、ご存知の通り豪華客船「タイタニック号」が氷山にぶつかって沈没した場所です。

当時の最新技術をつぎ込んで造られたことから「不沈船」とも呼ばれたタイタニック号でしたが、世界最大の豪華客船は、ニューファンドランド島の沖合を流れる巨大氷山に衝突し、1912年4月15日未明、海の奥底へと沈んでいきました。

そのような歴史的背景のあるノーザン半島にて、クラブツーリズムでは、近年1000個近い氷山が漂う、大型の氷山がご覧頂ける可能性が高い、このノーザン半島にて氷山観光をします!
(※例年氷山が観測できるのは、6月下旬~8月中旬となります)

またこの時期、セントアンソニー沖はザトウクジラやイルカが集まる事で知られています。運が良ければクジラと氷山の両方をご覧いただけるかもしれません!(※氷山、野生動物は自然現象の為、ご覧頂けない場合もございます)

画像: 氷河クルーズ(イメージ)

氷河クルーズ(イメージ)

ウィットレス湾ボートクルーズ

豊かな自然に囲まれたニューファンドランド島では、かわいらしい野鳥も見られます。

セント・ジョンズから30kmほど南下した場所にあるウィットレス湾では、夏季の間のみこの地を訪れる「パフィン」が大人気。

ペンギンのような白いお腹と黒い背、大きいオレンジ色のくちばしが特徴で、目の周りにオレンジ色と青の模様が入った可愛らしい鳥です。

画像: パフィンのコロニー(イメージ)

パフィンのコロニー(イメージ)

北米最東端・スピア岬観光

北米の最東端に位置する「スピア岬」は、北米で最も早い日の出が見られる場所。ここには、1836年に建てられたニューファンドランド最古の灯台と今もなお現役で活躍する1955年築の灯台がそびえており、古い木造の灯台はカナダの国定史跡にも指定されています。

画像: 北米最東端・スピア岬(イメージ)

北米最東端・スピア岬(イメージ)

セント・ジョンズ

カナダ最東端に位置する「セント・ジョンズ」は、ニューファンドランド・ラブラドール州の州都です。20世紀半ばまで英国領だったこともあり、街中には英国風のパブやバーが多く建ち並んでいるほか、カラフルな家が軒を連ね「ジェリービーンズ・タウン」の名の通り街を鮮やかに彩っています。

画像: セントジョンズの街並み(イメージ)

セントジョンズの街並み(イメージ)

【おすすめのお土産】
アイスバーグビール

ニューファンドランド島では様々なクラフトビールが生産されているのですが、中でもぜひ味わって欲しいのが「アイスバーグ・ビール」です。ニューファンドランド沖を流れる氷山を溶かして作ったというこのビールは、「キディビディ醸造所」にて生産されたもの。真っ青な瓶に入ったビールは見た目にも涼しく、後味がすっきりしていて飲みやすいと評判です。

画像: 個性的なブルーの瓶ボトルが可愛いアイスバーグビール/Canada theater

個性的なブルーの瓶ボトルが可愛いアイスバーグビール/Canada theater

フォトジェニックなスポットが目白押しな魅惑の島ニューファンドランド島

いかがでしたでしょうか?ニューファンドランド島は、思わずシャッターを切りたくなるような素晴らしい景色で溢れています。

切り立ったフィヨルドや漂流してくる氷山、よちよち歩くかわいいパフィン、カラフルで可愛いセント・ジョンズの街並み、赤茶けたマントルのテーブルランド、氷山が作った湖、最果ての地に建つ灯台と挙げてたらキリがありません。

どれも日本ではなかなか見られないものばかり。そんな魅惑の島ニューファンドランドの魅力を是非皆様の目でご覧ください!
※野生動物や花、氷山等は自然現象のためご覧いただけない場合があります

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