皆さんСалам サラマ!(キルギス語でごあいさつ)
アジア方面のツアーを担当しております。池辺と申します。
今回は、中央アジアに位置するキルギスという国を紹介していきます!
『はじめて聞く国の名前』という方も、『そもそもどこにあるの?』と疑問に思う方も、少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。 では早速行きましょう!

キルギスってどんな国?(ざっくり基本情報)

キルギス(正式名称:キルギス共和国)は人口は約600万人で、国土面積は198,500km²ほど。日本を指標にすると、日本の半分ぐらいの国土面積の中に兵庫県民ぐらいの人が生活しているイメージです。
旧ソビエト連邦の崩壊後に独立する形で建国されたので、比較的若い国と言えます。
公用語はキルギス語とロシア語なので、場所によっては英語が伝わらない場面もチラホラありますが、都市部や各宿泊施設では英語対応してくれていますので安心です。

多くの方はイスラム教を信仰していますが、近隣の中央アジア各国と同様、そこまで厳しく広がっているわけではないので、飲酒をする方も多く、お酒も現地で買えますのでご安心を。
意外なのは、WiFi環境がかなり整っていること!ある程度の情報制限はついていますが、旅先でもいろんな情報を得る意味でも、安心を確保する意味でも、今やWiFi環境は大事ですよね!

基本情報はこれくらいにしてここからは、おすすめしたい観光地を2箇所ご紹介しましょう

中央アジアの真珠・イシククル湖 面積は琵琶湖の9倍!?

画像: イシククル湖 2019年9月弊社スタッフ撮影

イシククル湖 2019年9月弊社スタッフ撮影

1箇所目は、キルギスの首都ビシュケクを出発してひたすら東へ!たどり着いた場所に広がる広大で美しい湖が、キルギスを代表する観光地・イシククル湖です。

このイシククル湖は、その美しさから中央アジアの真珠と呼ばれるほどなのです!
驚かされるのはなんと言ってもその大きさで、面積は6,236km²これは日本最大の湖琵琶湖の約9倍もの面積があります。
はじめてこの湖を見た時の感想は、『湖?海の間違いでは?』でした笑。

私が訪れたのは北岸のチョルポン・アタという街でしたが、そこから遥か彼方には中国の国境をなす天山山脈がそびえており、そこからの景色はまさに絶景で今も脳裏に焼き付いて離れません。キルギスを旅するなら、ぜひ一度は訪れていただきたいですね。

しかも、その湖水はかなり透明度も高く、湖畔を訪れるとそこに広がる白い砂浜は、世界の名だたるビーチリゾートにも決して引けを取らないレベルなのではないかと!
キルギスを旅する中で、このイシククル湖でゆっくりとその時を過ごし、大自然の中に身を委ねるのも良いのではないでしょうか!
実はこのイシククル湖、夏場はキルギスの人々はもちろん、近年では、ヨーロッパからの旅行者の方も多く訪れる人気の避暑地となっているんです。
もちろんキルギスは内陸国なので海はありません!しかし、このイシククル湖があるキルギスでは、海水浴はなくとも湖水浴で十二分に夏を楽しめるのです!

それだけではありません!このイシククル湖は、人々の生活を助ける大きな役割を担っています。
中央アジアの国々の多くは、国土面積の大半を砂漠地帯に覆われている国が多いため慢性的な水不足となっている国も少なくありません。
そんな中でもキルギスの人々は、このイシククル湖のおかげで豊富な水資源を有しているため、生活をしっかりと支えられているのです。まさに、キルギスの人々にとって母なる湖と呼べるのではないでしょうか!

【世界遺産】ブラナの塔 ホントはもっと大きかった!?
塔の上から眺める中央アジアの大平原と遙かなる天山山脈

ブラナの塔と天山山脈 2019年9月弊社スタッフ撮影

2箇所目は、ブラナの塔とその絶景です。
天山山脈を望むブラナの塔は、10〜13世紀ごろに栄えた『バラサグン』という街の跡ではないかと言われています。首都ビシュケクからは車で2〜3時間ほど離れていますが、その場所は間違いなく一見の価値アリです!かつてこのキルギスでも戦争や内戦があり、その時代に周囲を見張る塔として建てられたとされています。現在もかなりの高さを誇っていますが、実はかつてはもっと高く、現在の倍近くの大きさがあったとされています。

こちらは世界遺産となっておりますが、今もその塔の上には登ることができるので、訪れた際にはぜひとも頂上から見渡す限りの平原と、美しい天山山脈を御覧ください!

ただここで大事な注意を皆様に!このブラナの塔は登ることはできるのですが、階段がかなり急かつ狭くて薄暗いです笑。
私も登る時と下る時は両手も突きながら進んだので、皆様も十分にご注意を!そういった意味では、両手が塞がらないリュックサックなんかが荷物を運ぶ上では良いかと思いますよ!

画像: バラサグン遺跡と石人 2019年9月弊社スタッフ撮影

バラサグン遺跡と石人 2019年9月弊社スタッフ撮影

あわせて、このブラナの塔のすぐ近くには、『バラサグン遺跡』という場所があります。
そこには、かつての村々から戦争に出向いて行ったその地域の英雄(戦士)を祀ったとされる『石人』が今もひっそりと佇んでいます。
今は平和な地域となっていますが、かつては戦争があり沢山の人々が亡くなった上に、今のこのキルギスという国があるんだな思うと、グッとくるものがありました。
こちらもぜひ足を運んでみてくださいね!

知り合いにそっくりさんがいませんか?笑 キルギスの人々は日本人そっくり!

画像: キルギス人の子どもたち 2019年9月弊社スタッフ撮影

キルギス人の子どもたち 2019年9月弊社スタッフ撮影

キルギスは、なかなか日本人の方には馴染みのない国であるのは事実だと思います。
私自身、この国を訪れるまではどこにあるのかすらハッキリわからなかったので笑
しかし、実際に街の中を歩くと気づくのは『日本人そっくりだ!』ということです。
この写真は、私がキルギスの一般家庭にお邪魔した際に、そのお宅に住んでいた兄弟ですが、お会いした時も、まるで親戚の家族を訪れたのかと錯覚すら覚えさせられるほど顔つきは日本人にそっくりなのです。
モンゴロイド系の顔つきの彼らはどこか優しく、どこか懐かしく、まるで田舎に帰ってきたようなそんな温かい気持ちにしてくれました。
もてなして頂いた食事もどこか素朴でいて、主食はパンですが、日本人の方に口にもとっても合うような味付けで本当に美味しくいただけました。

画像: キルギス一般家庭でのランチ 2019年9月弊社スタッフ撮影

キルギス一般家庭でのランチ 2019年9月弊社スタッフ撮影

最後に

皆様いかがでしたか。
今回は中央アジアのキルギスをご紹介いたしました。
もちろんまだまだお伝えできていない魅力にあふれていますが、そのほんの少しでも伝えられて、皆様の新しい旅の目的地としてキルギスをリストアップしていただけると嬉しいです。
実際こういった仕事をしていると、沢山の国々を訪れる機会がありますが、このキルギスはその中でも、『世界は広くて、こんな国があるんだ!まだまだ旅をしたいな!』と思わせてくれた個人的にも大好きな国です。
いつか皆様とキルギスでお会いできる日を楽しみにしています!
それではКош болуңуз コシ ボルングズ(キルギス語でさようなら!)!

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