こんにちは!クラブツーリズム・メルマガ編集部です。
新型コロナウイルス感染拡大・外出自粛により、おうちで過ごす時間が増え、毎日の献立に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、各地の伝統料理や食材の豆知識とともに、簡単に作れておいしい冷製料理のレシピをご紹介します。
旅に出られるのは少し先ですが、各地ゆかりのグルメを作って、おうちで旅気分を味わいませんか。

定番食材でつくる!冷製パスタ

酸味と爽やかな味わいで、サラダや冷製料理にぴったりな食材「レモン」。広島で栽培されていることで有名ですよね。
レモン栽培が行われている瀬戸内海周辺は、温暖な気候かつ台風被害を受けにくいため、レモンの栽培に最適なんだそう。

日本で最もレモン生産量が多いのは、尾道市の生口島。人口約9,000人程度の小さい島ですが、なんと国内産レモンの5割以上を生産しているのだとか!生口島ではレモンの巨大オブジェを展示したり「瀬戸田レモンラーメン」などのレモングルメを販売していたりと、レモンが好きな方にはたまらない島です。

レモンを使ったおすすめレシピは、「レモンとトマトの冷製パスタ」!見た目も涼やか。多島美の瀬戸内海を思い浮かべながら、味わってみてください。

☆レモンとトマトの冷製パスタ(1人前)のレシピ

  1. 鍋にお湯を沸かし、塩を入れパスタ(100g)を茹でる
  2. 茹であがったパスタを冷水でしめ、オリーブオイル(適量)とレモン汁(小さじ2)を絡める
  3. 2.に生ハム、角切りにしたトマト、ベビーリーフを盛り付け完成
    ★ベビーリーフはちぎりレタスなどでも代用可
画像: ツルッと食べられるのがうれしい、レモンとトマトの冷製パスタ。 食べ応えが欲しい場合はツナ缶をプラスしてみては(イメージ)

ツルッと食べられるのがうれしい、レモンとトマトの冷製パスタ。
食べ応えが欲しい場合はツナ缶をプラスしてみては(イメージ)

広島レモンは防腐剤が一切使われていないので、皮ごと安心して使えるのが特徴です。
レモンを輪切りにしてパスタに乗せれば、盛り付けもランクアップ。
ぜひ広島レモンを使って冷製パスタをつくってみてくださいね。

ぷるぷる食感が楽しい!水晶鶏

世界中にたくさんある鶏料理。日本人になじみがあるのは、インドのタンドリーチキンやタイのガイヤーンなどでしょうか。
特に中国は、数え切れないほどの鶏料理があることで有名。香港やマカオに近い広東省発祥の油淋鶏や四川料理の棒棒鶏はよく知られていますね。
それでは、「水晶鶏」はご存知でしょうか?鶏むね肉を使った料理で、中華料理の定番です。

「水晶鶏」とは、一口大に切った鶏肉に、片栗粉をまぶして茹でたもの。
加熱後は固くなりがちな鶏肉も、片栗粉のおかげで柔らかくぷるぷるした食感に仕上がります。「水晶鶏」という名の由来は、鶏肉に片栗粉の薄い膜が張るとキラキラ光るからだといわれています。

横浜や神戸の中華街で、驚くほど柔らかいお肉やエビを召し上がったことがある方もいるかと思います。あれは、「漿(チャン)」と呼ばれる中華料理の技法を使っているから。
漿は食材に油・片栗粉・卵白(または卵黄)をまぶして油通しするのですが、水晶鶏の技法も、どこかこの漿に似ています。

あと1品おかずを足したいときやお酒のおつまみ、ダイエット時の間食代わりに、簡単・気軽につくれるレシピです!

☆水晶鶏(1人前)のレシピ

  1. 鍋にお湯を沸かす
  2. 鶏むね肉(1枚)を食べやすい大きさに切り、酒・塩を振り揉みこむ
  3. キッチンペーパーで2.の水分を拭き取り、全体に片栗粉をまぶす
  4. 3.をしっかり火が通るまで茹で、水気を切り冷ましたら完成
画像: 調理が簡単な水晶鶏は時短料理にも! 料理のやる気が出ない夏におすすめの一品です(イメージ)

調理が簡単な水晶鶏は時短料理にも!
料理のやる気が出ない夏におすすめの一品です(イメージ)

水晶鶏は、たれのバリエーションを増やせば、飽きずに食べられます。
定番の中華風たれ、ごまだれはもちろん、青じそポン酢などスッキリしたものも。いくつか用意して、味を変えながらご家族で楽しむのもいいですね。

2ステップで完成!豆乳の冷製スープ

さて、中国ではほかにも愛されている食材があります。それは「豆乳」。
朝食と一緒に飲む人も多く、街中には豆乳を販売するお店がたくさんあるのだとか。

豆乳の歴史はとても長く、その発祥は紀元前150年頃の中国(前漢)といわれています。この前漢の王・劉安は、病に伏した母親のために毎日大豆を挽いて豆乳を作ってあげていたそうです。昔から、豆乳は健康に良い食材と認識されていたんですね。

日本には、奈良時代ごろに唐から豆腐が伝わったとされ、鎌倉時代の古文書には豆乳についても触れられています。
当時の豆乳は一種の精進料理だったようなので、もしかしたら奈良や京都のお坊さんたちも飲んでいたのかもしれません。

およそ2200年の歴史をもつ豆乳。今回は、冷製スープのレシピをご紹介します。
冷凍の野菜やカット済みの野菜を使って、手間をかけずにつくってみましょう。

☆豆乳の冷製スープ(1人前)のレシピ

  1. ボウルに豆乳(100ml)、白だし(大さじ1)、枝豆(10個分)を入れて混ぜる
  2. 冷蔵庫で30分ほど冷やしたら完成。お好みでブラックペッパーやオリーブオイル、カイワレ大根やきざみネギなどをプラスしましょう
画像: まろやかな豆乳の冷製スープ。 食欲がある時は、お好みでうどんやお肉を足してアレンジしてみてください(イメージ)

まろやかな豆乳の冷製スープ。
食欲がある時は、お好みでうどんやお肉を足してアレンジしてみてください(イメージ)

豆乳にはたんぱく質やカルシウムなどの栄養素が豊富に含まれており、また野菜との相性も抜群。栄養たっぷりでおいしい豆乳スープで、いにしえの都の風を感じてみてはいかがでしょう。

お好みのジャムで!シャリシャリシャーベット

サトウキビやはちみつから始まり、ケーキやアイスクリームまで……古今東西、甘いものは人類を魅了してきました。
お菓子やスイーツは、今やスーパー・コンビニなどで気軽に手に入りますが、昔は甘味といえば希少性が高く、身分の高い人たちしか食べることができなかったようです。

では、古代にはどんな甘味が食べられていたのでしょうか?ローマ帝国には、こんな記録が残っています。
「ローマ帝国の皇帝・ネロは、アルプスの万年雪にバラやスミレなどの花の蜜やはちみつ、果汁を入れてつくった氷菓『ドルチェ・ビータ』を愛飲していた」とのこと。自然の素材を使った氷菓は、きっと皇帝もうっとりするような味だったのでしょうね。

そして、この「ドルチェ・ビータ」のような氷菓が中世アラブにも存在していました。果汁に氷を入れた「シャルバート」という飲み物です。
「シャルバート」は9世紀ごろヨーロッパに渡り「ソルベ」になり、そしてアメリカにも伝わって「シャーベット」という名前になったのだそう。

暖かくなるとつい食べたくなるシャーベット。なんとご家庭にあるジャムを冷やすだけで作れるんです。余ってしまいがちなジャムを、冷たいスイーツに変身させてみませんか?

☆ジャムでつくるシャーベット(1人前)のレシピ

  1. バットにジャム(1/3瓶)を入れ、冷凍庫で凍らせる
  2. 器に盛り付け、ミントの葉を添えれば完成
画像: ジャムを凍らせるだけでできるシャーベット。 思い立ったときにつくれる簡単スイーツです(イメージ)

ジャムを凍らせるだけでできるシャーベット。
思い立ったときにつくれる簡単スイーツです(イメージ)

果肉入りのジャムを使うと、さらに食べ応えのある贅沢スイーツに。
また、ジャムごとに色の違うシャーベットができるのも特徴。何種類か盛り合わせるとカラフルでかわいいですよ。
中世の王侯貴族が好んで味わったシャーベット。アラブやヨーロッパの王族気分で楽しんでみては。

冷製料理で、楽しいおうち時間を

冷製料理のレシピ、いかがでしたか?
なかなか外出もできない状況が続いていますが、きっとまた楽しい旅ができる日々がやってきます。その日に備えて、おいしいものを食べて元気を出していきましょう。
おうちで過ごす時間がもっと楽しくなりますように!

弊社では政府からの緊急事態宣言の発出、ならびにこれに伴う自治体からの要請・指示にもとづき、
国内旅行・旅行説明会・講座は5月31日(日)、海外旅行は6月30日(火)まで中止となります。
安心して旅行にご参加いただけるその日まで、どうぞご自愛くださいませ。
今回お届けする記事がいつかあなたの人生をもっともっと豊かにしてくれますように。

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