【コロナ後現地状況・イタリア】＜11月6日時点＞★随時更新

イタリアのコロナウィルス感染状況

イタリアでは他国に先駆けて1月31日に緊急事態宣言が発令されました。一時は収束に向かっていましたが、10月に入り感染者数が急増したことを受けて、同宣言は2021年1月末までの延長が決定しています。
また、自宅以外の場所では屋内外問わずマスクの着用が義務付けられるなど、日本に比べても感染症対策が厳しくされている現状です。

日本との往来に関する状況

現在、イタリアによる日本からの入国制限は解除されておりますが、入国後14日間の自己隔離義務があり、日本からの観光再開にはまだ少し時間がかかりそうです。
一方、日本では現在、全世界に対する感染症危険情報を発出しており、イタリアにおいても
「レベル3：渡航は止めてください（渡航中止勧告）」を発令中です。

イタリアの現状について　～フィレンツェ市内の様子と観光における対策～

フィレンツェ市内の様子

こちらはフィレンツェ中心部の街の様子です。街には少しずつですが活気が戻ってきています。
屋外でもマスクの着用義務があるため、マスクを着用している人がほとんどです。

スーパーマーケットやお土産物屋の様子

お店の入り口には消毒液の設置、マスクを着用していない人は入店不可など、様々な感染対策が取られています。また日本と同じようにレジ前の列にはソーシャルディスタンスを保つためのテープが貼られているところが多いです。

レストラン・バールの様子

飲食店でも日本と同じように入り口に消毒液が設置されています。また店内は通常営業時の約50％の定員上限が定められ、食事中もソーシャルディスタンスを保てるようになっています。店内がレストランに比べて狭いバールでは、入口と出口を指定して一方通行とすることで、対面リスクを軽減させる対策を取っているところも多いです。

ウフィッツィ美術館の様子

（11/6付更新）現在、全国的な感染拡大に伴い、ウフィッツィ美術館含むすべての美術館が再び閉館しております。再開がされましたら随時更新いたします

フィレンツェで人気の高い観光地であるウフィツィ美術館では、ソーシャルディスタンスを保つことのできる展示室に限って再開されています。マスクの着用はもちろんのこと、入場前の検温を実施しており、37.5度以上の方は入場することができません。入場待機の列もソーシャルディスタンスが確保されているため、長蛇の列になっています。

ドゥオモ（大聖堂）の様子

フィレンツェ旧市街の中心に位置するドゥオモには観光客だけでなく、礼拝に訪れる方も多くいます。こちらでもマスク着用・入場前の検温が必須となっています。内部で行われるミサは人数制限を設け、前後左右の間隔を広く取った状態で行われます。

おわりに

いかがでしたでしょうか？　今回は現地の生の現状をお届けいたしました。
日本からイタリアへお出かけいただけるまでには、もう少し時間がかかりそうですが、
イタリアでも様々なコロナウィルス対策をとりながら、普段の生活や観光を取り戻しはじめています。
また海外旅行が再開できた暁には、是非クラブツーリズムのツアーでイタリア旅行をお楽しみいただけましたら幸いです。

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