世界には「一度は乗ってみたい!」と多くの方が憧れる特徴ある鉄道がたくさんあります。

鉄道ファンはもちろん、そうでない方も、大自然の中、変わりゆく車窓の景色を楽しみながらゆったりと流れる時間を過ごす鉄道旅は、旅人の数だけあるドラマがあり、とても贅沢な体験です。

<鉄旅チャンネル>シリーズでは、世界の豪華列車・縦断/横断鉄道・そんなところ走るの?とビックリしてしまうユニークな鉄道…、車内の様子・食事・車窓の景色や途中下車の観光内容等、ご紹介したいと思います!

「いつの日かの海外旅行再開」に想いを馳せて、お楽しみいただければ幸いです。

お待たせしました!!ブルートレインに乗車するツアーの販売開始しました!!

日本人にも馴染みある愛称「ブルートレイン」

画像: 日本人にも馴染みある愛称「ブルートレイン」

 今回は大陸を変えてアフリカから!南アフリカの大地を走る「ブルートレイン」をご紹介させていただきます。

「あれ?ブルートレインって日本の寝台列車じゃないの?」と思われた方もいるのではないでしょうか?

 日本では青い車体の寝台・特急列車を全般的に総称として「ブルートレイン」と呼んでいますよね。

1978年頃には各種マスメディアや雑誌で取り上げられ、一大ブームを巻き起こしたことで認知度が上がりました。

中でも上野~札幌間を結んでいた『北斗星』のラストランは2015年、まだまだ記憶に新しいところです。

 一方、今回ご紹介する南アフリカの「ブルートレイン」は1946年頃につけられたと言われております。

画像1: 世界の魅力的な鉄道<第3回>『アフリカの大地を走る「青い宝石」ブルートレイン/南アフリカ』【好奇心で旅する海外】

つまり日本より30年も前に誕生していたんですね!日本で「ブルートレイン」という言葉が定着した裏には、少なからずこの南アフリカの豪華列車が影響していたかもしれませんね。

アフリカを走る「青い宝石」

 かつて南アフリカはイギリスの植民地でした。

ヨーロッパ諸国にとって南アフリカで採掘される金・ダイヤモンドはとても魅力的だったのです。

そんな中二度に渡る戦争(ボーア戦争)に勝利したイギリスは1910年に「南アフリカ連邦」を樹立します。

その後、多くの富豪達が南アフリカを訪れるようになるのです。そうした人達を乗客として1923年には「ブルートレイン」の原型と言われる、「ユニオン・リミテッド」という豪華列車が運行を開始されました。

そうした背景もあり、サービスはヨーロッパを代表する「オリエント急行」等に匹敵するものでした。

 世界大戦勃発により一時運航を中止しておりましたが、1946年に運航再開となります。

その際、ヨーロッパの王室が好む色とされた“ロイヤルブルー”にちなんで現在の呼称である「ブルートレイン」がつけられたと言われています。

 運航再開してから約70年、今でも世界に誇る豪華列車の一つとして、そして南アフリカのシンボルとしてアフリカの大地を走り抜けます。

2泊3日の豪華なひと時。。。

 ブルートレインは現在、南はアフリカ有数の世界都市ケープタウンから北の行政首都であるプレトリアまで、およそ1,600kmを2日間かけてゆっくり走ります。

画像: The Blue Train公式サイト内ページを編集

The Blue Train公式サイト内ページを編集

ケープタウンのおすすめ観光地 ~喜望峰&テーブルマウンテン~

画像2: 世界の魅力的な鉄道<第3回>『アフリカの大地を走る「青い宝石」ブルートレイン/南アフリカ』【好奇心で旅する海外】

アフリカ大陸最南西端の喜望峰。大航海時代の象徴としても有名な観光地ですね!

画像3: 世界の魅力的な鉄道<第3回>『アフリカの大地を走る「青い宝石」ブルートレイン/南アフリカ』【好奇心で旅する海外】

【世界遺産】テーブルマウンテン。頂上からはケープタウンの絶景もお楽しみいただけます!

 プレトリアのおすすめ観光地 ~”春の風物詩”ジャカランダ~

※コース番号Y8500においては、オープントップバスのご案内はございません。
また、気象条件や開花状況によりジャカランダが見られないことや、ご案内箇所が変更となる可能性がございます。予めご了承下さいませ。
なお、25年1月30日出発は、ジャカランダのシーズンが終了しているためご案内はございません。

(C)南アフリカ政府観光局

毎年10~11月上旬まで楽しめるジャカランダの花鑑賞!プレトリアは別名”ジャカランダシティ”とも呼ばれるほど、たくさんのジャカランダが街中に咲き誇ります!

2019年度ツアーに初登場!オープントップバス
クラブツーリズムのお客様だけのため、貸切に成功!通常運行していない、クラブツーリズムオリジナルルートで走行させました。今にも手が届きそうな距離からジャカランダ鑑賞がお楽しみいただけました。

非日常を味わえる空間と客室

画像1: (C)The Blue Train

(C)The Blue Train

ラウンジカー
こちらでは食後のコーヒータイムや、アフタヌーンティー等をお楽しみいただけます。

アルコール提供もされますので、お好みのカクテルもその場で作ってもらえます。

広々とした空間で、リラックスされるお客様が多いですが、同席した方と話が弾んで、、、といった思い出も旅の醍醐味ですよね。

画像2: (C)The Blue Train

(C)The Blue Train

クラブカー
愛煙家の方もご安心ください、こちらでは喫煙可能となっております。もちろんお酒の提供もありますので、のんびりおくつろぎいただけます

画像3: (C)The Blue Train

(C)The Blue Train

展望車
最後尾についているこの車両は大きな窓が特徴です。アフリカの大地を大パノラマでお楽しみいただけます。また売店も併設されてますので、ブルートレイングッズはこちらでお買い求めいただけます。

画像5: 世界の魅力的な鉄道<第3回>『アフリカの大地を走る「青い宝石」ブルートレイン/南アフリカ』【好奇心で旅する海外】

共有スペースはもちろん素敵ですが、やっぱり宿泊する部屋が1番気になりますよね!世界に名だたる”豪華列車の客室をこれからご紹介します!

画像4: (C)The Blue Train

(C)The Blue Train

ブルートレインには2つのカテゴリが存在します。

『デラックススイートルーム』と『ラグジュアリースイートルーム』です。

各車両ごとに担当バトラーがサービスしてくれます。

何かお困りのことがあれば、お部屋内の電話を使って24時間いつでもサービスを受けることが可能です。

当ブログでは、基本のお部屋となる『デラックススイートルーム』をご紹介させていただきます。

全室洗面台・トイレ・シャワーが完備されております。お部屋内は日中と夜で様変わり。

画像5: (C)The Blue Train

(C)The Blue Train

日中の様子
ゆったり座れるソファが備え付けられており、窓も大きく取られているため、のんびりと車窓をお楽しみいただけます。

画像6: (C)The Blue Train

(C)The Blue Train

夜の様子
夜になるとバトラーがベッドメイキングをしてくれます。ベッドタイプはお部屋によってシングルベッドが2つ、もしくはダブルベッド1つのご案内となります。

(C)The Blue Train

洗練されたお食事とワイン

画像8: (C)The Blue Train

(C)The Blue Train

 最後のお食事をご紹介。朝・昼・夕、そして毎食事ごとにメニューが違うので迷ってしまいます。

メニューは日替わりで、前菜・メイン・デザート等をそれぞれ2-3つのチョイスメニューからお好きなものを注文していく形式になります。

オーダーしてから作り始めるので、出来立てが提供されるので嬉しいですよね。

また、料理が運ばれる間の時間は、是非ワインをお楽しみください。

中でも上質な”南アフリカ産”ワインを多数用意しています。

南アフリカワインは知る人ぞ知る銘柄が多く、ワイン有数産地のヨーロッパ諸国にも引けを取らない品質です。

画像1: (C)The Blue Train メニュー一例

(C)The Blue Train

メニュー一例
画像2: (C)The Blue Train メニュー一例

(C)The Blue Train

メニュー一例

ブルートレインとクラブツーリズム

 クラブツーリズムではもちろん「ブルートレイン」を組み込んだツアーを造成しておりますが、2017年には絶景・秘境方面を取り扱う『グランデ』ブランド成立25周年を記念して、1編成まるごと貸切チャーター運航ツアーを販売しました。

その後もコロナウイルスが世界に蔓延する2019年まで、3年連続で貸切ツアー実施してきました。

貸切ツアーだからこそ、定期便とは違う運航ルートで走らせ、車内ではラジオ体操やビンゴ大会等のオリジナルイベントを実施したり、お食事も日本人のお口にあうようなメニュー(日本語訳付き)をアレンジしたりと、クラブツーリズムならではのツアーをご案内しておりました。

画像6: 世界の魅力的な鉄道<第3回>『アフリカの大地を走る「青い宝石」ブルートレイン/南アフリカ』【好奇心で旅する海外】

<2019年11月実施弊社ツアーにご参加されたお客様より>
ブルートレインだけでなく、ビクトリアフォールズ、サファリにケープタウンの観光まで一度に全てを満喫でき、とても凝縮された素晴らしい時間を過ごせました。特にブルートレインでの食事は毎日いろいろと工夫されており、とても良い雰囲気の中で美味しくいただけました。添乗員さんと現地スタッフの方の細かな配慮とチームワークにより、安心できる想い出に残る旅となりました。

このブログを書いている私自身も、2019年当貸切ツアーにお客様と一緒に乗車しており、これからもより多くの人にブルートレインをご案内するぞ!と思っていた矢先でのこの世界情勢で非常に悔しい気持ちでいっぱいです。。。海外旅行再開したら、もちろんブルートレイン企画もご案内するので、その日までもうしばらくおまちいただけると幸いです!

絶景・秘境の旅グランデ公式Twitterはこちらから!

おわりに

「世界の魅力的な鉄道」の3回目の記事、南アフリカの「ブルートレイン」はいかがでしたでしょうか。

鉄道好きな皆様に、アフリカの大地を堂々と走る青い宝石に是非実際にご乗車いただきたいと思います。

お待たせしました!!ブルートレインに乗車するツアーの販売を開始しました

【南部アフリカのおすすめ観光地のご紹介】

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