海外旅行へ行けるようになるには、もう少し時間がかかりそうな状況が続いています。
クラブツーリズムでは、先日、秋のスイスの魅力をご案内するオンラインツアーを実施しました。
クラブツーリズムならではのオンラインツアーの様子をご紹介します。

新しい旅のスタイル 「オンラインツアー」秋のスイス編

「日本にいながらに、海外旅行気分を味わっていただきたい」
「渡航が再開した折には、是非スイスにも足を運んでいただきたい」

そんな思いをこめて、クラブツーリズムでは、”リアルタイム”で現地と中継を繋ぎ、皆様に海外旅行気分を味わっていただくオンラインツアーを各地で企画しています。

今回は秋色に染まる秋のスイスを皆様に知っていただくべく、スイス東部のレマン湖畔をクローズアップ。『スイスと言えば夏』と思われがちですが、一味違った秋の魅力をご紹介しました。

冒頭では、弊社スイスのオンラインツアーでのおなじみ、スイスのエキスパート山下詠美子さんより、スイスの基本情報とスイス東部レマン湖畔の楽しみ方について、お話をいただきました。

レマン湖畔の世界遺産‟ラヴォー地区” ワイナリーから生中継

今回は、レマン湖北側の畔シュブルという村へ、現地スイスガイドの多田カオリさん(カオリン)に訪問いただき、中継をつなぎました。

画像1: 【スイス】オンラインツアー開催しました『世界遺産ラヴォー地区のブドウ畑から生中継!スイス・レマン湖畔を訪ねる』

多田カオリさん

20年以上、アルプスハイキングをはじめ、スイス全土にわたるガイドとして活躍されているほか、スイス旅行のコーディネートや手配もされていらっしゃる、スイスを知り尽くしたスペシャリストです。

場所は、人気のワイナリー『Domaine BOVY(ドメーヌ・ボヴィ)』です。

当日は太陽が湖面を照らす良いお天気に。ただ、中継を開始した現地時間10時半ごろは、気温6度!と、秋の深まりを感じる気候でした。

まずは、シュブルの村一帯に広がるぶどう畑を背景に、多田さんから、ラヴォー地区がワイン造りに適している理由や、スイスワインの特徴についてご説明いただきました。

ラヴォー地区は‟3つの太陽”に恵まれた地域だそうです。
その3つとは・・・

  1. 自然の太陽
  2. 湖面に反射する太陽
  3. 石垣が蓄える放射熱

一方、スイスは山地が多く、栽培できる地域が限られているのに加えて、ぶどう畑は急斜面に造られており、ほとんどが手作業に頼ることにになるため、生産量が限定されます。
作られたワインはほとんどがスイス国内で消費され、輸出量はわずか1.5%ほど。スイス国外で目にすることはほとんどありません。

なお、スイス全体の生産量は赤ワインと白ワインが約半々ですが、白ワインはシャスラ種が圧倒的に多く、全世界のシャスラ種約80%がスイスで生産されていると言われており、まさにスイス白ワインの代名詞となっています。

画像: スイスの白ワインの代名詞、シャスラ種

スイスの白ワインの代名詞、シャスラ種

貴重です! 1年のうち数日で行なわれる、ぶどうの収穫風景

実は、オンラインツアー開催の約2週間前(10月12日)、多田さんには『ドメ―ヌ・ボヴィ』で行われる収穫の時期にあわせ、ラヴォー地区に足を運んでいただきました。
今年は夏の天候不順もあり、例年より約2週間ほど遅い時期の収穫となったそうです。

ぶどうの手摘みの様子や、1箱15kgもあるぶどうの箱を次々と背中に担いで運ぶ様子、収穫してすぐにぶどうを圧搾していく様子などを動画に収めていただきました。

画像: ぶどう収穫を体験する多田さん

ぶどう収穫を体験する多田さん

画像: 収穫したぶどうはすぐに処理

収穫したぶどうはすぐに処理

オンラインツアー当日は、その動画を見ながら多田さんによる生解説。貴重な映像を皆様に分かりやすく説明いただきました。

現地で楽しむワインは極上!試飲とともにBOVY(ボヴィ)さんにインタビュー

そして、再び現地からの中継に戻ります。まだ11時過ぎだというのに、既に『ドメーヌ・ボヴィ』は大盛況。
多田さんは、お待ちかねの試飲タイムです!白ワインをいただきながら、オーナーのエリック・ボヴィさんにお話を伺いました。
今年のぶどうの出来は・・・?夏場の悪天候もあり、収穫量はなんと例年の4割減!だそうですが、品質はとても良いそう。美味しいワインが期待できるとのこと。
また、ボヴィさんはワイナリーの3代目だそうですが、この素敵な地ラヴォー地区でワイナリーを営み、多くの方をお迎えしながらワインを楽しんでもらうことが喜びだそうですが、何よりボヴィさん自身が毎日ワインを堪能できる環境が最高!とおっしゃっていました^^

画像: おじいさんが描いた樽の前でお話されるエリック・ボヴィさん

おじいさんが描いた樽の前でお話されるエリック・ボヴィさん

最後に多田さんより、スイスワインにあうお食事をお尋ねしたところ、ラクレットやフォンデュなどのチーズ料理はもちろん、なんとお寿司にもぴったりとのこと!是非試してみたいです・・・

画像: ラクレット

ラクレット

画像: スイスワインとお寿司は相性抜群だそう

スイスワインとお寿司は相性抜群だそう

ご参加いただいた方からの質問

今回の10月23日のオンラインツアーにご参加いただいた皆様、改めて誠にありがとうございました。
また、チャットでのご質問も多数いただきまして、重ねて御礼申し上げます。

お時間の都合上、オンラインツアー中にお答えできなかった皆様からの質問を、下記に回答させていただきます。

Q.今度は是非、ラヴォー地区の美しい景観の時に行きたいです。具体的に一番良い時期はいつになりますか?

A.(多田さんより)季節それぞれの良さはもちろんありますが、やはりぶどう畑が広がりますので、少なくとも葉も出揃う6月くらいからが景観も調和して美しいと思います。
標高も低く、日当たりの良い地域ですので、夏場の7,8月は結構暑いですね。
個人的にはラヴォー地区は、まさに今の時期、澄んだ空気のもと、収穫も終わり色づいたぶどうの葉が輝く秋の景観が一番好きです。
レマン湖を見下ろしながら、ぶどう畑の散歩道を、道中の出店で一杯楽しみながら歩くのは最高です!^ ^

Q.今の気候は日本で言うなら、いつ頃になりますか?

A.スイスも標高やエリアによって気候が異なりますが、レマン湖周辺は標高400mほどと山岳地帯と比べれば低く、スイスの中でも温暖な気候と言えます。
10月下旬の今頃は、紅葉が本格的にはじまる時期ですので、日本の東京や大阪に当てはめると11月下旬くらいでしょうか。

Q.スイスワインはフレッシュなうちに飲んだほうが良いですか?
それとも何年か寝かせたほうが美味しいですか?

A.(多田さんより)スイスのワインは赤も白も一般には軽やかな飲み口が特徴。
特に白のシャスラ種はフレッシュでフルーティ。ほとんどが収穫の翌春に瓶詰めされて市場に並びます。そのせいもあってか、コルクを使用していない瓶もたくさん見受けられます。
もちろん、一度移動したら2,3ヶ月位は動かさない方がいいのは他のワインと同じですが、瓶のまま何年も寝かして美味しくなるワインではないです。ぜひフレッシュでご賞味ください。

最後に

いかがでしたでしょうか? なかなか日本で知られていない、秋のスイスの魅力やスイスワインについて、少しでも皆様に知っていただけましたら幸いです。

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