Jリーグクラブ × 国立公園の新たなツアーを実施

中部山岳国立公園は北アルプス一帯を占める国を代表する国立公園です。人気の自然観光地として知られるエリアも多く有し、上高地や乗鞍高原エリアをはじめ、立山室堂エリアなど山岳高地のリゾートエリアとしても知られています。高山エリアならではの自然生態系が残り、季節の花々や高山植物、また希少動物の「ライチョウ」が生息していることでも有名です。

しかし、新型コロナウイルスの影響で観光客は減少。そんな中、Jリーグクラブ・松本山雅が中部山岳国立公園の一部である乗鞍高原と松本山雅FCの魅力を発信するためにクラブツーリズムとタッグを組み新たなツアー共同企画し開催されました。

今回は2021年11月6日から7日に実施されたツアーの様子をお届けします。

旅の始まりは松本山雅FCの原点から

ツアー参加の皆さんはそれぞれ松本山雅FCの原点「喫茶山雅」へ集合。
2017年に約40年ぶりに復活した「喫茶山雅」での腹ごしらえからツアースタート。隠し味にコーヒーを入れた喫茶山雅オリジナル欧風カツカレーをいただきました。
昼食の後はツアー参加の皆さんと自己紹介タイム。初対面同士、やや緊張した雰囲気の中自己紹介が進みます。乗鞍高原に行くことが初めての方、初めてのサッカー観戦を楽しみにされる方など様々なツアーへの想いを伺い「喫茶山雅」後にしました。

画像: 松本山雅FCの原点・喫茶山雅 ©️松本山雅FC

松本山雅FCの原点・喫茶山雅 ©️松本山雅FC

画像: 自己紹介の様子 ©️松本山雅FC

自己紹介の様子 ©️松本山雅FC

乗鞍高原でボールゲーム

次に訪れたのは松本市内から1時間ほど、今回のツアーの舞台、中部山岳国立公園・乗鞍高原。

乗鞍高原到着後は、今回のツアー実施前に開催されたツアー参加者とのオンラインミーティングで参加者から提案があった、松本山雅にちなんだ緑色のおやつの交換会を実施。
その後、松本山雅コーチのサポートのもと、ボールゲームを開催しました。
大小様々ボールを投げたり、転がしたり、時に全力で走ったりと乗鞍高原の原っぱで全身運動を行いました。

画像: 松本山雅FCにちなんだ緑色のお菓子交換会を開催 ©️松本山雅FC

松本山雅FCにちなんだ緑色のお菓子交換会を開催 ©️松本山雅FC

画像: 乗鞍高原でボールゲーム ©️松本山雅FC

乗鞍高原でボールゲーム ©️松本山雅FC

画像: ボールゲームチーム対抗戦の勝者のみなさん ©️松本山雅FC

ボールゲームチーム対抗戦の勝者のみなさん ©️松本山雅FC

乗鞍岳に生息する「ライチョウ」を学ぶ

乗鞍高原でボールゲームを楽しんだ後は、本日の宿泊場所、休暇村乗鞍高原に向かいます。
休暇村乗鞍高原では、松本山雅FCのマスコットキャラクター・ガンズくん由来の鳥でもある長野県の県鳥「ライチョウ」について登山ガイドの原口剣太郎さんからお話を伺いました。
原口さんの長年の調査内容を踏まえた、ライチョウの生態や、繁殖の課題について参加者の皆さんは真剣に耳を傾けていました。
原口さんのお話がひと段落すると、参加者の皆さんからは「地球温暖化がライチョウに及ぼす影響」や「ライチョウの天敵は何か」といったような質問が飛び交い活発な談話会となりました。

画像: 原口剣太郎ガイドのお話の様子 ©️松本山雅FC

原口剣太郎ガイドのお話の様子 ©️松本山雅FC

画像: みなさん真剣な面持ちで話を聞いていました ©️松本山雅FC

みなさん真剣な面持ちで話を聞いていました ©️松本山雅FC

標高1600m!国立公園での星空鑑賞

ライチョウに関するお話の後は、夕食の時間。信州の郷土料理を取り入れたビュッフェを堪能、家族や仲間たちと会話に花を咲かせながらの一時をお過ごし頂きました。
夕食後は星空鑑賞会も実施。この日は雲が多く満天の星空を見ることは叶いませんでしたが、時折見える星の解説に皆さん耳を傾けていました。
星空鑑賞の後は、喫茶山雅の美味しいコーヒーを飲みながら、明日の試合に向けて士気を高めるべく参加者全員で松本山雅FCの映像を鑑賞。明日の勝利を願いました。

画像: 星空は少ししか見えず ©️松本山雅FC

星空は少ししか見えず ©️松本山雅FC

画像: 松本山雅FC向けてメッセージを書きました ©️松本山雅FC

松本山雅FC向けてメッセージを書きました ©️松本山雅FC

絶景の乗鞍岳を眺めのんびりハイキング

ツアー2日目は乗鞍高原・一ノ瀬園地のハイキングからスタート。無数の白樺の中を原口ガイドの解説つきで歩きました。植生や動物の足跡、周囲に見える山々の解説など、ガイドつきハイキングならではの体験。時折姿を見せる冠雪の乗鞍岳の絶景がハイキングの疲れを癒してくれます。約3時間のハイキングのゴールは落差21.5メートルの善五郎の滝。迫力ある滝を間近で眺めハイキングを終えました。

画像: 原口剣太郎ガイドの案内を聞き入る参加者 ©️松本山雅FC

原口剣太郎ガイドの案内を聞き入る参加者 ©️松本山雅FC

画像: 乗鞍岳の美しい風景 ©️松本山雅FC

乗鞍岳の美しい風景 ©️松本山雅FC

画像: 迫力の善五郎の滝でゴール ©️松本山雅FC

迫力の善五郎の滝でゴール ©️松本山雅FC

いざ、サンプロアルウィンへ!

乗鞍高原・一ノ瀬園地ハイキングのあとは、松本山雅FCホームゲーム観戦のために、サンプロアルウィンへ移動。移動中のバス車内では、試合中の応援の仕方やスタジアムオススメのグルメの紹介もあり、あっという間にスタジアムに到着。到着後は各自スタジアムの好きな場所で試合観戦。試合は松本山雅FCが先制するも後半に追いつかれ1-1で試合終了。残念ながら勝利とはなりませんでしたが、最後まで緊迫感のある真剣勝負が繰り広げられました。

画像: 勝利を目指しみんなで応援 ©️松本山雅FC

勝利を目指しみんなで応援 ©️松本山雅FC

画像: 思い思いに試合観戦を楽しみました

思い思いに試合観戦を楽しみました

ツアーの最後はスタジアム前で解散式

試合の余韻に浸りながら、スタジアム前で再集合したツアー一行。松本山雅FCのスタッフのみなさんから今回のツアーのお礼と最後の集合写真を撮影し2日間のモニターツアーは終了となりました。

画像: サッカーと自然体験を通じて絆が深まった2日間 ©️松本山雅FC

サッカーと自然体験を通じて絆が深まった2日間 ©️松本山雅FC

編集後記

Jリーグクラブ・松本山雅FCとクラブツーリズムが中部山岳国立公園を盛り上げるためにツアーを企画する。一見交わる点が少なそうに見える両社が一緒にツアー作りを行ったことでこれまでには無い形での地方創生に向けたツアーが開催されたと感じます。今回のモニターツアーは新型コロナウイルスに留意し長野県内在住者の参加に限られてしまいましたが、次回以降は全国のサッカーファン、自然好きに参加して頂けることを願っています。

中部山岳国立公園は乗鞍高原だけに留まらず、上高地や立山など日本屈指の山岳景勝地を有します。地域の自然と人々の温かさに触れながらゆっくり旅をしてサッカーも観戦する。

こんなカタチの旅をこれから磨きあげ世の中に送り出したいと思ったモニターツアーでした。

ツアー企画・主催団体

ツアー企画:株式会社松本山雅FC・株式会社フューチャーセッションズ・クラブツーリズム株式会社
ツアー主催:クラブツーリズム株式会社

本モニターツアーのお問い合わせ

クラブツーリズム
株式会社テーマ旅行センター
〒160-8303 東京都新宿区西新宿6-3-1 新宿アイランドウイング
TEL:03-5323-5566
【営業時間】月曜~土曜 9:15~17:30(日曜・祝日:お休み)

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