祖霊を送る盆の8月16日、出羽の山並みに日が沈む頃、秋田県羽後町西馬音内では、寄せ太鼓の囃子が鳴り響き、着飾った子供達が、篝火のたかれた本町通りで音頭の踊りを披露して、今年も3日間にわたる盆踊りが始まりました。

画像: 西馬音内盆踊り(お客様写真:千葉県在住 加藤正人様)

西馬音内盆踊り(お客様写真:千葉県在住 加藤正人様)

西馬音内盆踊りは国の重要無形文化財に指定されており、起源は約700年以上前と言い伝えられています。櫓上で奏でられる勇壮なお囃子に対し、踊りは優美で流れるように美しく、この対照が西馬音内盆踊りの特徴です。また、篝火に浮かび上がる、編み笠や頭巾で顔を隠した踊り手の姿はとても幻想的です。

画像: (お客様写真:東京都在住 ペンネーム・クーチャン様)

(お客様写真:東京都在住 ペンネーム・クーチャン様)

女性が纏っている「端縫(はぬ)い衣装」も見どころのひとつ。かつては「接(は)ぎ衣装」と言われ、 大小の絹布の端切れを配色や配置に工夫しながら接ぎ合わせて作られました。 袖口や裾などには同じ柄の布を使い、 布の配置は左右対称となっています。100年以上も前の衣装も残っています。

画像: 端縫い衣装(お客様写真:千葉県在住・加藤正人様)

端縫い衣装(お客様写真:千葉県在住・加藤正人様)

クラブツーリズムでは、盆踊りをより深く知っていただくために、盆踊りのお囃子・踊りの実演鑑賞や踊りの手ほどき(教室)を行う「盆踊りへの誘い(いざない)」という講習会を開催しました。

画像: 踊りの歴史や意味を学ぶ講習会の様子

踊りの歴史や意味を学ぶ講習会の様子

明治40年(1907)、この盆踊りを偶然目にした俳人・河東碧梧桐は、「初めて絵になる盆踊りを見た」と記しています。
来年は「西馬音内盆踊り」のツアーにご参加いただき、優美な踊りと夢幻の世界をぜひお楽しみください。

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