旅の友編集部です。
今回、「旅の友」現地リポート(関西発)の目的地は鳥取県・奥大山。ウォーキング(目安:歩行約7km・約3時間)の日帰りツアーです。奥大山のブナと水を象徴する景勝地、木谷沢渓流と、大山の裾野に広がるブナの原生林を歩いてきました。その旅の様子を少しご紹介いたします。

今回取材したツアーはこちらです↓

新大阪駅からバスで走ること約3時間半。最初の目的地、木谷沢渓流へ。天気もよく、駐車場からは大山の雄姿を眺めることができました。

大手飲料水メーカーのCMでおなじみの木谷沢渓流。ブナやミズナラが群生する森がはぐくんだ清流が、旅仲間を迎えてくれました。清涼感あふれる風景に癒やされます。

森の中をフリーウォーキング。森林浴を楽しんだり、渓流を撮影したり。皆さん、思い思いの時間を過ごされました。透明度の高い水の流れがとてもきれいでした。

次の目的地はブナの森に包まれた大山道(横手道)です。まずは桝水高原で天空リフトに乗り、展望台へ。標高900mから絶景の大パノラマを眺望。

「歴史の道百選」(文化庁選定)にも選ばれている大山道の道沿いには、ミズナラやブナ林が広がっています。往時は「大山寺参り」でたいへん賑わったのだとか。

一町(60間/約109m)ごとに道標として置かれた一町地蔵。今も約10体が現存し、各地蔵で表情が異なります。それらを見比べながら歩くのも楽しいですよ。

ゴールのバス駐車場に到着。到着時に濃霧が発生し、大山が隠れていまいましたが、これも旅の思い出になったのではないでしょうか。皆さん、お疲れ様でした。