花旅コーディネーターの舩山です。7月21日~23日まで講談社おとなスタイル(50代からの明日がちょっと楽しくなる!)とのコラボレーションで北海道の個性豊かなガーデンとガーデナーの皆さんに会う旅に行ってきました!今日はその報告の第2弾です。

舩山純
ふなやまますみ
花旅コーディネーター。テーマ旅行に定評のある旅行会社クラブツーリズムで20年に渡り花と人を結ぶガーデンツーリズムを提唱してきた花旅企画のパイオニア的存在。日本各地の有名ガーデンから、個人の庭まで網羅。英国やフランスなどへの海外ツアーも毎年開催し人気を呼んでいる。

2日目上野ファーム早朝見学と風のガーデン

明方窓の外を見ると雨はやんでいたのでホッと胸をなでおろし清清しい朝を向かえました。

8:30ホテル出発、上野ファームには9:00少し過ぎに到着しました。まだだれもいません。上野さんはまだかな、と思っているといつものガーデナーファッションとは違うウインドブレーカーに黒いズボンをはいて帽子もびしょびしょで現れました。夜中12:00~2:30位までゲリラ豪雨のような雨でガーデンの花はかなり薙ぎ倒され、朝早くからそれらを起こして下さっていたとの事でした。これがきれいなところだけ見ている私達には分からないご苦労のひとつなのです。ともあれ私達は園内に入り、入った後は、重たい木戸はガラガラと閉められそこは私たちだけの秘密の花園になり、上野さんのご案内が始まりました。↓

確かにまだ起こしきれない植物はありますが、ガーデンの花は濃いピンクや黄色などの鮮やかな盛夏のガーデンに変わり始めていました。
昨年グランドオープンしたノームの庭は中央のノームの家をフォーカルポイントにボリューム感のある鮮やかな花々やグラス類など、一つの花をある程度まとめて植栽しているので存在感もあり鮮やかです。↓

また、上野ファームの代名詞でもあるミラーボーダーも
初夏のブルーからピンク、黄色、オレンジなどのビタミンカラーに変わり元気なガーデンへと変化します。今年のベンチの色は濃いブルーでした!↓

裏山である射的山に登ると田園風景も一望です。↓

初めて訪ねる方が多かったので次々に出てくるテーマの違うガーデンと上野さんのお話に
引き込まれあっという間に時間がすぎて行きました。

約1時間のご説明のあとは、もう一度見たいところやショッピングなど皆様あちらこちらと急ぎ足で見て周り約2時間の見学時間を終え、上野さんに見送られて富良野へと出発しました。

富良野は車窓からまだまだラベンダーの花を観賞することができました。ドライバーさんにお願いしてファーム富田の中を通る道を走ってもらいました。バスは目線が高いのでラベンダー畑や虹色のお花畑も楽しみながら、昼食場所の大人の隠れ家的なホテルへ。大勢の人で賑わう富良野にありながら、とても静かな大人の隠れ家ホテル「フラノ寶亭留」でゆっくりランチを取り新富良野プリンスホテルへ。ホテルの敷地内にある「風のガーデン」は倉本聡さん脚本のテレビドラマ「風のガーデン」に出てきたガーデンでこちらも上野砂由紀さんがデザインしたガーデンなのです。出来た頃に比べると大分花の株も大きくなり茂ってきたように感じます。↓

この辺りから皆様のお庭モードは少しづつお買い物モードへとシフトされ、新富良野ホテルではホテルのショップでラベンダーの石鹸を買ったり、皆様ご存知の北の国からの撮影地となったニングルテラスやドラマ館でのお土産もののショッピングも楽しみ、ブドウ畑の中のカンパーナ六花亭でもお菓子をたくさん買ったり、地方発送したり。この日は狩勝高原のサホロリゾートホテルに宿泊しました。

次回はいよいよ帯広に入ります。

【クラブツーリズム】北海道ガーデンめぐり<上野ファーム>

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