2018年4月5日朝(米国西部時間)、ヴァージンギャラクティック社は宇宙船「スペースシップ2」のロケットエンジンを搭載した初めての「パワーフライトテスト」を行い、成功したことを発表した。「スペースシップ2」は、母機「ホワイトナイト2」に運搬され高度約14000mで切り離され空中発射、初めて搭載した自社開発のハイブリッドエンジンを約30秒間噴射し,最高速度マッハ1.87を記録して高度26000mまで上昇した。その後尾翼を60度立てたフェザリングと呼ばれる状態で高度15000mまで下降し、最後はグライダー飛行でカリフォルニア州のモハベ空港滑走路に無事着陸した。
  2014年10月のテスト飛行での事故以来、約3年半ぶりのパワーフライトの復活となり、今後のさらなるテスト飛行の進展に期待がかかる。

スペースシップ2ユニティ 第1回パワーフライト

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