こんにちは、国内旅行センターで首都圏発九州行ツアーを担当している富田です。

5月4日に報道されていましたが、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産へ
一歩近づきました!
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)が「登録が適当」とユネスコに勧告したそうです。
世界文化遺産登録を目指してきた地元の方々も一安心しているのではないでしょうか。

この「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は長崎・天草(熊本)地方の潜伏キリシタンが、密かに信仰を続ける中で育んだ、宗教に関する独特の文化的伝統を物語る12の構成資産から成り、世界文化遺産として登録を目指しています。

構成資産は以下の12件です。

・原城址
・平戸島の聖地と集落/春日集落と安満岳
・平戸島の聖地と集落/中江の島
・天草の崎津集落
・外海の出津集落
・外海の大野集落
・黒島の集落
・野崎島の集落跡
・頭ヶ島の集落
・久賀島の集落
・奈留島の江上集落/江上天主堂とその周辺
・大浦天主堂

原城跡(富田撮影)

天草・崎津教会堂(富田撮影)

出津教会堂(富田撮影)

大野教会堂(富田撮影)

大浦天主堂(写真提供:九州旅ネット)

www.welcomekyushu.jp

このまま無事、正式に世界遺産登録されれば、日本の世界文化遺産としては18件目、長崎県・熊本県としては、2015年に登録された世界遺産「明治日本の産業革命遺産」(軍艦島や三角西港など)に続いて、2件目の世界遺産登録になります。
私は構成資産のうち、原城址・出津集落・大野集落・崎津集落を視察で訪れましたが、どこも落ち着いた雰囲気で、当時の信仰について、深く感じることができました。
ほんの少しでも歴史を学んでから訪れると、グッと感じるものが増えると思います。
(おすすめは、昨年公開された遠藤周作氏原作の映画「沈黙-サイレンス-」です)

ぜひ、皆様も世界文化遺産登録目前の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」構成資産を訪れてみてはいかがでしょうか?

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