今回は、瀬戸内しまなみ海道をサイクリングで走破する旅のリポートをお届けします。広島県尾道港から愛媛県の今治市街までの約75kmのコースを2日間に分け、経験豊富なガイドと一緒に、海・島・橋が織りなす絶景の中を走り抜けます。最終日はサイクリングで走ってきた道のりを振り返り、眺望を楽しみながらバスで尾道へと戻っていく3日間の旅です。

自分に合った自転車を選び、さあ出発!

はじめに、尾道港にあるレンタサイクルターミナルで自転車を選びます。

レンタサイクルターミナル。ヘルメットも無料で借りられます。

クロスバイク(初心者でも比較的乗りやすいスポーツ自転車)、シティサイクル(ママチャリ)が多数用意されているので、自分に合うものを選び、ガイドさんに手伝ってもらいながらサドルの高さを調節します。着替えが終わったら、サイクリングに同行してくれるサポートカーに荷物を積み込みます。

自転車の乗り方をアドバイスするガイドの奥川さん。

1日目のルートのポイントを説明するガイドの石原さん。

出発前に自転車の乗り方や、これから走るルートについてのレクチャーを受けます。今回は2日間とも尾道観光協会のサイクリングガイドの石原さんが自転車で先導し、同じく奥川さんがサポートカーで同行してくれました。

尾道から向島へは渡船で5分ほど。

準備体操が終わったら、近くの船乗り場から自転車ごと船に乗り、対岸の向島へ渡ります。

写真の因島大橋を皮切りに、6つの橋を渡ります。

サイクリングがスタートし、最初に渡るのは向島と因島を結ぶ因島大橋です。橋の手前の坂道を登り切り、瀬戸内海に浮かぶ島々と橋を一望。これぞしまなみ海道!という景色を楽しむことができます。

因島大橋は全長1270mで、珍しい2段構造。自転車は自動車道の階下を走ります。

こまめに休憩、うれしいおやつタイムも!

『しまなみドルチェ』にて休憩タイム

サイクリング中はこまめに休憩があり、おやつタイムも用意されています。生口橋を渡った生口島の『しまなみドルチェ』では、ジェラートをいただきながらちょっと一息。

お店の方がすすめてくれた伯方の塩味と瀬戸田のデコみかん味のジェラートは、
ほどよい塩気のある甘さと、デコみかんの爽やかな酸味がサイクリングで疲れた体を癒やしてくれます。

生口橋。全長790mの美しい斜張橋です。

1日目は生口島の瀬戸田の町まで約30kmを走行。船で尾道へ戻りホテルで1泊します。翌朝、また船で瀬戸田へ渡り、そこから約45km先の今治市街を目指します。みなさん元気に走り切ることができるでしょうか。

最後は全長4km超えの長い吊り橋、来島海峡大橋を渡ります。(2日目)

今回の旅の詳細は、「旅の友」東日本版4月号およびホームページに掲載しますので、ぜひご覧ください。

「旅の友」東日本版4月号と「旅の友」WEB版は3月10日発行です!

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