北アルプス・穂高連峰に抱かれた「涸沢(からさわ)カール」。そこは登山口の上高地から15㎞離れた、歩いてしか行けない場所。今回は、涸沢までの道のりや個性あふれる山小屋の魅力などを、写真でご紹介します。

北アルプスの楽園・涸沢(からさわ)カールとは

涸沢岳(左)~北穂高岳(中央やや右)

切り立った岩峰を、雪景色・高山植物・紅葉など季節によって移り変わる自然が彩りを添えてくれる絶景は、北アルプスに留まらず日本を代表する山岳風景と言えるでしょう。

カールって…?

そもそも「カール」とは何を意味するかご存知ですか?
日本語に訳すると「圏谷(けんこく)」と呼ばれる、氷河の侵食作用によって山肌がスプーンで抉り取られたような、お椀のような地形をしている谷のことです。
氷河時代の名残とも言え、高山の稜線の直下によく見られます。

日本には、様々なカールが存在しています。

北海道・幌尻岳の七つ沼カール

北アルプス・黒部五郎岳の黒部五郎カール

中央アルプス・宝剣岳の千畳敷カール

南アルプス・仙丈ヶ岳の大仙丈カール

谷状の地形になっているため水脈が豊富で、様々な植物が育まれたり、場所によっては池塘もあり、上部の稜線とのコントラストが楽しめるのが、カールの景観の特徴です。

涸沢カールの成り立ち

涸沢カールは、南側を前穂高岳~奥穂高岳を結ぶ吊り尾根が、西側を奥穂高岳~涸沢岳~北穂高岳の稜線が囲む、北アルプスを代表するカールです。

前穂高岳(左)~奥穂高岳(中央)

涸沢カールの標高が約2300m、周囲を囲む稜線は全て3000m級(最高峰の奥穂高岳は3190m)と、最大で約900mの標高差を誇る、日本最大級のカールです。

北穂高岳・奥穂高岳・涸沢岳を登山する人々の基地ともなっており、2件の山小屋がある他、幕営場もあり、色とりどりのテントで賑わいます。

テントの灯りと星月夜

涸沢カールはどうやって行くの…?

ひとくちに上高地から15㎞と言いますが、どんな道のりを歩くのでしょうか?
ここでは、写真と共にご紹介します。
(写真はすべて7月上旬の初夏のシーズンです)

●上高地(標高約1500m)

涸沢の入山口として代表的なのが上高地。
まずはここまでバスかタクシーでアクセスし、登山スタートです。

上高地バスターミナル

上高地・河童橋から見た穂高連峰

上の写真はおなじみの河童橋から見た穂高連峰(中央が奥穂高岳)。
ちなみに、穂高連峰から橋の真ん中あたりに向かってS字状に白い筋が見えますね。
このあたりが、吊尾根を挟んで涸沢と反対側にある岳沢(だけさわ)カールです。
つまり、この真裏まで歩いていかないといけないのです…。

平坦な森の中の道

上高地から明神までは右岸ルート、左岸ルートの2つのルートがありますが、ここでは比較的所要時間の短い左岸ルートを歩きます。岳沢湿原や明神池を訪れたい人は右岸ルートを歩きます。
平坦な森の中の道は気軽なハイキングコースとして、一般観光客も散策を楽しんでいます。
明神に近づくにつれて、前穂高岳の前衛峰・明神岳の尖った岩峰が見えてきます。

明神岳の岩峰

●明神(標高約1530m):上高地から約3.2㎞・徒歩約1時間

上高地から約1時間で明神へ。
山小屋「明神館」で休憩・宿泊できる他、公衆トイレもあります。

明神

明神を過ぎると、一般観光客の姿はぐっと減り、登山装備をまとった人々が目立つようになります。
1箇所だけ、下の写真のような若干の登りがありますが、あとはほぼ平坦な道です。

上高地〜横尾間でいちばん急な登り坂
とはいえ標高差は20mほど、5〜10分で通過できます

坂の途中には梓川を見下ろす絶景ポイントが

途中には「古池」という小さな池もあり、清冽な湧き水で満たされています。

古池

ふたたび、平坦な森の中を行きます

徳沢に近づくにつれて、左側にそびえる前穂高岳の形が変わってきます。
先ほどは明神岳の尖った姿が目立ちましたが、このあたりからはギザギザの峰が連なる、前穂高岳・北尾根の全容が見えてきます。

前穂高岳・北尾根

●徳沢(標高約1560m):上高地から約6.2㎞・徒歩約2時間

明神から約1時間で徳沢へ。
夏や秋の週末はカラフルなテントで賑わう広々とした草原は、昭和初期まで牧草地としても利用されていたそうです。
徳沢ロッジ・徳澤園の2件の山小屋で休憩・宿泊できる他、公衆トイレもあります。

徳沢の草原

徳澤園

●新村橋(標高約1580m):上高地から約7.1km・徒歩約2時間20分

徳沢からしばらく行くと、新村橋という吊橋にさしかかります。
これを渡ると、屏風のコルを越えて涸沢に入山する通称「屏風パノラマコース」に至りますが、残雪が多いため晩夏〜秋の限られたシーズンしか通行できないのと、切り立った岩場の斜面をロープなどを頼りに通過する難易度の高いコースなので、一般の登山者はそのまま通過します。

新村橋

徳沢〜横尾間の森の中の平坦な道

左手には常に梓川の清流が

徳沢から横尾の間もほぼ平坦な森の中の道を歩きます。
お椀を伏せたような特徴的な丘が前方に見えて来ると、間もなく横尾です。

間もなく横尾

●横尾(標高約1620m):上高地から約9.7㎞・徒歩約3時間10分

徳沢から1時間強で横尾へ。
この地区1件だけの山小屋・横尾山荘で休憩・宿泊出来る他、幕営地(テント場)、公衆トイレもあります。

横尾山荘

横尾からは前穂高岳の展望がさらに角度を変え、主峰(3090m)が凛々しくそびえています。
特に早朝、朝日に染まるモルゲンロートは横尾に泊まった人ならではの絶景です。

横尾からの前穂高岳

横尾山荘からは、槍沢経由で槍ヶ岳に向かう登山道と涸沢経由で穂高岳に向かう登山道に分かれます。涸沢に向かう方は、山荘目の前の横尾大橋を渡りましょう。

横尾は上高地と槍ヶ岳の中間地点でもあります。

横尾大橋

横尾からも、森の中の平坦な道が続きます。上高地〜横尾間に比べると幾分道幅は狭くなりますが、歩きやすい道です。

横尾からの道

1箇所だけ若干の上り坂
標高差10mほど、5分もあれば通過できます。

この区間で楽しみなのが、左側を流れる横尾谷を挟んでそびえる「屏風岩」です。
この大岩壁の登攀に挑んだ数々のアルピニストの挑戦と挫折の舞台が、歩みを進める毎に角度を変えて迫ってきます。

横尾から間もなくの場所から見る屏風岩

だんだんと岩壁の全貌が見えてきます

屏風岩の全景

本谷橋付近から振り返る屏風岩

●本谷橋(標高約1780m):上高地から約12.5㎞・徒歩約4時間10分

前方に南岳と北穂高岳に挟まれた大キレットが見えて来ると、間もなく本谷橋です。

南岳(右側)〜大キレット〜北穂高岳(左側の木の後方)

冬期は沢が雪に埋もれてしまうため取り外されるこの吊り橋を渡ると、この先の登りに備えて河原で休憩する登山者たちの姿が目につきます。
そう、ここからいよいよ本格的な登りが始まるのです。
上高地から本谷橋までの約12.5kmで、実は280mの標高差しか登っていません。
本谷橋から涸沢までの約2.5kmで、残り520mの標高差を一気に登るのです。
つまり、涸沢までの登りの本当のがんばりどころは、この本谷橋から先に凝縮されていると言って良いでしょう。

本谷橋

登山道の勾配は急になりますが、よく手入れされた登山道ですので、歩きにくい事はありません。
道もジグザク状に設けられ、少しでも勾配が緩やかになるように配慮されています。
心拍数が上がりすぎないように、ここまでよりはペースを落として焦らずに歩きましょう。

本谷橋から先の登山道

焦らず、ゆっくり登りましょう

やがて、屏風岩の中腹をトラバース(巻き道)するように歩いて行きます。
一部、谷側が切れ落ちている場所や崩落箇所で落石に注意が必要な場所もありますので、注意して通過しましょう。

谷側への滑落に注意しましょう

崩落箇所での落石に注意しましょう

だんだんと周囲の樹林の背丈が低くなっていき、山々の展望も楽しめるようになります。
右側には、北穂高岳の雄々しい岩峰がそびえています。

北穂高岳

さらに進むと、いよいよ奥穂高岳が見えてきます。

吊尾根を挟んで奥穂高岳(右)と前穂高岳(左端)

●Sガレ(標高約2080m):上高地から約14.1㎞・徒歩約5時間20分

背丈の高い針葉樹の樹林がなくなり、低木の広葉樹が目立つようになると涸沢の入り口・Sガレです。涸沢から横尾に向かう谷がS字型に湾曲しているポイントで、ここから涸沢までは雪の多い年は8月上〜中旬まで残雪に覆われます。

7月中旬のSガレ

屏風岩を振り返る

Sガレを登り詰めると、涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐点へ。
宿泊(休憩)する山小屋に合わせてどちらへ行くか決めましょう。
ザイテングラード経由で奥穂高岳に向かうなら、涸沢小屋経由(右)が近道です。

いよいよ涸沢に入ってきました。

●涸沢(標高約2300m):上高地から約15km・徒歩約6時間20分

さあ、いよいよ涸沢に到着です。
目の前にそびえる穂高連峰の頂きはもちろん、振り返って望む屏風岩とここまでの道程も絶景です。

涸沢ヒュッテからの穂高連峰

涸沢ヒュッテから振り返る屏風岩
(この向こうの谷底から歩いてきたのです)

3000m級の名峰に囲まれた絶景を楽しみながら、思い思いの時間を過ごしましょう。

個性あふれる山小屋たち

上高地から片道15km、よほど健脚の方でない限り日帰りで往復してくることはできません。
そこでお世話になるのが、上高地~涸沢の間に点在する山小屋たち。
ここでは、それぞれの山小屋の特徴や魅力をご紹介します。

●明神館(明神地区)

上高地からもっとも近い明神地区。梓川左岸に建つのが明神館です。
上高地からの軽い散策を楽しむ観光客も多く立ち寄り、お土産や外来食堂での食事を楽しんでいますが、もちろん宿泊もできます。

明神館と明神岳

明神館の入口

客室は相部屋の他、追加料金を支払えば個室もあります。

明神館の客室(相部屋)

明神館の客室(個室)

もちろん、入浴もできます。
明神岳の鋭峰を窓から望む絶景の浴場で、疲れを癒しましょう。

明神岳を望む浴室

食事はメインダイニングで。
名物の岩魚の塩焼きは、宿泊しない方でも外来食堂で味わえます。

メインダイニング

名物・岩魚の塩焼き

●徳沢ロッヂ(徳沢地区)

徳沢地区に2件ある宿のうち、上高地から歩くと手前にある宿が徳沢ロッジです。
2016年春にリニューアルした新しい施設で、巨木の森に囲まれた静かな雰囲気に浸れます。

徳沢ロッジ

宿泊しない方でも、ラウンジでの軽食・喫茶がお楽しみいただける他、外来入浴も受け付けており、下山途中に汗を流す登山客にも好評です。

●徳澤園(徳沢地区)

徳沢の草原の奥に建つ宿が徳澤園です。
井上靖の山岳小説『氷壁』の舞台としても知られ、館内にはゆかりの品も展示されています。

徳澤園

様々な魅力のある宿ですが、個性ある客室も楽しみです。
山小屋というと「雑魚寝」のイメージが強いですが、近年リニューアルされた相部屋では2段ベッドタイプの個性あるデザインの客室で休めます。

2段ベッドタイプの客室

追加料金で個室に泊まる事もできます。
まるで旅館で過ごすような優雅な時間を楽しめます。

個室利用できる和室

もちろん、お風呂に入る事もできます。
信濃白炭という天然広葉樹を炭師が焼き上げた希少な炭を使用した浴槽は、温泉ではありませんが、やわらかなお湯を楽しむ事ができます。
環境に配慮した石鹸が備え付けられており、気分もリフレッシュできますよ!

森を見渡す浴室

暖炉と木の温もりにあふれたラウンジも魅力。
ゆっくりと、読書や談話を楽しむ事が出来ます。

暖炉の温もりが嬉しいラウンジ

そして、何と言っても徳澤園に初めて宿泊する誰もが驚くのが食事。
食器にまでこだわり抜いたメニューは、山の宿どころかホテルやレストランと比べても他に類を見ない内容で、連泊する方には2泊目の内容を変えてくれる心づかいです。

充実のメニューにびっくり!!

夕食(一例)

朝食(一例)

●横尾山荘(横尾地区)

槍ヶ岳に向かう槍沢ルートと、穂高連峰に向かう涸沢ルートの分岐点に位置しています。
どちらの山をめざす登山者にも、憩いの時間と空間を提供しています。

玄関(左)と外来食堂(右)

宿泊しなくても、ここの外来食堂で昼食を摂ってこれからの登りに備える登山者も多くいます。
おすすめは、あっさりしょうゆ味のラーメン!
是非ご賞味ください。

また、横尾山荘の魅力はこの客室。
2段ベッド形式になっていて、基本ひとり1寝台で休めます。
カーテンを引けばある程度プライベートな空間にできますので、軽く着替えたり、消灯時間前に早めに休んだりと、快適に過ごせます。

2段ベッドタイプの客室

また谷間にあり水が豊富なため、入浴も可能です。
石鹸・シャンプー類は使用できませんが、汗を流すだけでも十分リフレッシュできますよ!

横尾山荘の浴室棟

浴槽はジェットバス風になっています!

お楽しみの夕食もボリューム満点!
翌日の登山に備えて、しっかり栄養補給して休みましょう!!

横尾山荘の夕食(一例)

横尾山荘の朝食(一例)

\いよいよ・・・涸沢の宿のご紹介/

涸沢カールの2件の山小屋

涸沢カールには、2件の山小屋があります。
手前左に写っているのが「涸沢ヒュッテ」。
氷河の侵食で出来た“モレーン”と呼ばれる丘の上に建っています。
奥の中央やや右に写っているのが「涸沢小屋」。
こちらは絶壁の際にへばりつくように建っています。
どちらも冬に多発する雪崩が建物を壊さないように、意味のある立地なのです。

●涸沢ヒュッテ

創業は戦後間もない昭和26年。
雪崩との闘いから建物を守るための石積みの上に立ってるのが、涸沢ヒュッテです。

涸沢ヒュッテ・新館の玄関

幾つかの棟に分かれている涸沢ヒュッテ。
新館には受付・売店・食堂があり、宿泊は本館・別館に案内されるのが一般的です。
新館の屋根の上は展望テラスになっており、売店で購入した軽食や飲み物を楽しみながら、穂高連峰の峰々を眺める、とてつもなく贅沢な気分が味わえます。

涸沢ヒュッテの案内図。

展望テラスから見た売店と本館。
背後には吊尾根がそびえています。

夕食・朝食は新館の食堂で。
新館には売店もあり、オリジナルグッズも充実しています。
オススメは、「山の版画家」として有名な畦地梅太郎さんの作品をモチーフにした手ぬぐいやTシャツなどです!

新館の食堂

夕食(一例)

朝食(一例)

●涸沢小屋

涸沢ヒュッテとは対照的に、切り立った断崖にへばりつくように建てられている涸沢小屋。
この立地も、雪崩を避けるための工夫です。
小屋の標高は約2350m、涸沢ヒュッテ(約2310m)よりも高いところにあるので、小屋前のテラスからカールや幕営場を見下ろす事もできます。

涸沢小屋と奥穂高岳

涸沢の四季と魅力

四季といっても一般の登山者が入山できるのは、残雪期の4月下旬~上高地が閉山する11月中旬のごく限られた時期だけです。
それ以外の時期は深い雪に閉ざされ、雪崩も多く危険なため、ベテランの登山者のみの世界です。

残雪期(4月下旬~5月中旬)

深い雪に埋もれた建物を掘り出すところから始まり、雪の重みで建物がつぶされないように天井と床の間に設置された"つっかえ棒"を取り外し、食料や備品などを運び込み、ようやく山小屋が営業を開始するのが4月下旬です。
ゴールデンウィークに合せて、たくさんの登山者が雪山装備をして訪れます。
岩と雪だけのモノトーンの斜面や空とのコントラスト、雪面を朝日が赤く染め上げるモルゲンロートなど、この時期ならではの景観を楽しめます。

残雪の涸沢カール

初夏(7月上〜中旬)

涸沢付近は残雪の多い時期で、軽アイゼンが必要な場合もあります。
ダケカンバをはじめとした広葉樹の淡い緑の芽吹きの色彩がまぶしい、生命力にあふれる季節です。

ナナカマドも白い花を咲かせ、秋とは違った風景を見ることができます。
見上げる穂高の峰々にも残雪が多く、岩肌の灰色・雪の白・常緑樹のハイマツと広葉樹の新緑の緑のグラデーションは、シンプルながら美しい光景ですよ。

ナナカマドの花と穂高連峰

盛夏(8月)

いよいよ夏山シーズンのメイン。穂高連峰への登山者も多く賑わいを見せる季節です。
ただし残雪の多い年の場合は、Sガレを中心に谷間にはお盆前後まで軽アイゼンが必要な場合もあります。

ハクサンイチゲの花

次々と咲き誇る色とりどりの高山植物。
ただし、可憐で小さな花が多いのでお花畑を間近で見たければ、奥穂高岳への登山道である「ザイテングラート」の取付点あたりまで往復してみるのもオススメです。
ザイテングラートから上部は勾配も急で鎖・ハシゴなどの危険箇所もありますが、ここまでなら初心者の方でも足を伸ばして高山植物の競演を楽しむことができます。

奥に見える濃い緑色のオビ状の尾根がザイテングラートです
手前にはお花畑が広がっています

間近で見る色とりどりのお花畑

初秋(9月上旬)

夏山シーズンと紅葉シーズンの狭間で、比較的静かな時期です。
登山者であふれかえるハイシーズンを考えると、個人的にはもっとも好きな季節でもあります。
半月後には真紅に色づくナナカマドの緑の葉と赤い実のコントラストが、お気に入りです。

ナナカマドの実

少しずつ秋の気配、空気も澄んでくるのでモルゲンロートも綺麗です

紅葉期(9月下旬〜10月上旬)

いよいよ、一年で涸沢がもっとも賑わうシーズンです。
言葉で語るより、写真でご覧下さい^^

定番カット!

屏風岩も紅葉に染まります

涸沢への登山道も紅葉に包まれます

静かな夜明け

寸光刺す涸沢

見事なモルゲンロートと水鏡

カール上部から見下ろす紅葉

一方で、一年でもっとも混み合うシーズンでもあります。
山小屋に宿泊するならば事前予約は必須!
テント泊の方も、幕営場のよい場所は早々と埋まってしまい、傾斜のあるところや石がゴロゴロしているところにテントを張る羽目になりかねないので、早めの到着がオススメです。

ところ狭しと並ぶテント

水面に薄氷が張る事もあるので、十分な防寒対策を

紅葉が終わった後も、11月上旬までは山小屋は営業しています。
ただし、気温もぐっと下がり新雪が舞い始める季節でもあります。
初心者の方は、初夏~紅葉時期がもっともおすすめです。

自分に合ったツアーを利用して涸沢カールへ出かけよう!

涸沢カールへのトレッキングを楽しむツアーを多数ご用意しております。
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クラブツーリズム株式会社
スポーツ旅行センター
〒160-8308 東京都新宿区西新宿6-3-1
      新宿アイランドウイング
TEL:03-5323-5566
【営業時間】月曜~土曜 9:15~17:30
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