2019年2月22日、スペースシップ2の5回目の動力飛行テストが行われ、今回初めて2名のパイロット以外に乗客1名が搭乗し成功裏に終了した。その乗客は、ヴァージンギャラクティック社宇宙飛行者向けチーフインストラクターのBeth Moses女史。機内で今まで集積されたデータの人的な実証、キャビン内装備の物理的な評価やテストなどを行い、安全性や顧客満足度などを確認した。同機に3名が搭乗したこと、そして女性が搭乗したのは今回が初めて。また最高高度は29万5,000フィード(89.9キロ)、最高速度はマッハ3.04とどちらも12月のテスト飛行の記録を塗り替えた。操縦桿を握り初めて宇宙に行ったチーフパイロットの Dave Mackay氏は、「スリリングだが、スムースでコントロールされたフライトだった。宇宙からの地球の眺めは想像を超える美しさだった」と感想を述べている。
動画(約2分)をご覧ください。