【「旅の友」現地リポート】編集部ただいま取材中！
〈気軽にそとあるき〉国指定重要文化財建造物「一条恵観山荘」
「隠れ里車屋」会席料理と案内人付きで内部見学（日帰り）

「旅の友」編集部です。
今回の「旅の友」現地リポートは現地集合・現地解散の〈気軽にそとあるき〉シリーズです。
のんびり歩ける範囲で、鎌倉の歴史ある場所をめぐり、最後に重要文化財の一条恵観山荘（いちじょうえかんさんそう）で会席料理の昼食と内部見学を楽しみました。ここでは旅の様子を一部ご紹介します。

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まずは苔の階段が美しい杉本寺へ

午前10時、鎌倉駅に旅仲間たちが集まってきました。
路線バスに乗車して、最初の目的地、杉本寺に向かいます。鎌倉には歴史の古い寺がたくさんありますが、なかでも杉本寺は鎌倉最古の寺です。734年に行基によって建立されたといわれ、約1300年の歴史があります

こちらは、撮影スポットしても人気のある苔の階段！
ところどころすり減った石段から、長年多くの参拝者が歩いてきた歴史を感じます。この日は少しだけ雨模様だったこともあり、苔の色合いが綺麗に映えていて風情もたっぷりでした。

本堂までまっすぐのびる苔の階段。現在は立ち入り禁止のため、下から見上げて楽しみます

隣にある別の階段で上に登ると、茅葺き屋根が特徴的な本堂があります。お堂に上がって、十一面観音などさまざまな仏像を間近に拝観しました。周りには梅も咲いていて春の訪れを感じます。

白い奉納旗に囲まれた本堂

杉本寺を後にし、鎌倉のまちを歩くこと約10分、洋風建築の旧華頂宮邸（きゅうかちょうのみやてい）に到着。戦前に華頂博信侯爵の邸宅として建てられ、2006年には国の登録有形文化財に指定されました。

旧華頂宮邸とフランス式庭園。庭園は左右対称に造られていて、季節によってバラやアジサイなどの美しい花々も楽しめるそう

洋館のバルコニーで笑顔を向けてくれた旅仲間たち

鎌倉のまちをのんびり歩きながら移動するので、自然と会話も弾みます。道の途中でリスを見つけ、みんなで盛り上がる場面もありました！

みんなで一緒に歩くので旅仲間同士の距離が縮まり、話す機会も増えるのが〈そとあるき〉のいいところ

この後は、いよいよ一条恵観山荘へ。敷地内で庭園を眺めながら「隠れ里車屋」の会席料理をいただき、昼食後はガイドの案内で山荘内部を見学します。
今回の旅の詳細は、「旅の友」東日本版５月号と「旅の友」WEB版でご紹介します。
ぜひ、ご覧ください。

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