四国八十八ヶ所お遍路(おへんろ)旅ツアーなら、三十余年の経験と実績のクラブツーリズム!参拝方法や納札の記入方法をご紹介。

参拝方法

こちらでは、基本的な参拝方法をご紹介いたします。
初めての方でも、一度目を通すだけで違いますので是非ご覧ください。

①身じたく

上着の上から白衣(はくい)または、おいずる(そでなしの白衣)を羽織り、輪袈裟(わげさ)を首にかけるのが参拝の正装です。
輪袈裟のみの略装でも構いません。
お経本と納札、数珠、お賽銭、線香、ろうそく、ライターを準備しましょう。

参拝の正装例(イメージ)

②入山

お寺に入る際、山門の前で手を合わせて一礼します。
菅笠(すげがさ)以外は脱帽しましょう。

③身を清める

山門をくぐり、手水鉢にて手を洗い、口をすすぎます。
その際ひしゃくに直接口をつけてはいけません。
必ず水をご自身の手に一度とってからすすいでください。
また衛生上、水が流れていない時は手のみ清めます。

身を清めます(イメージ)

④鐘をつく

鐘をつかれる方は、お寺に入ってからゆっくり静かに一人一打してください。
寺院によっては鐘をつけない所もあります。その際は先達または僧侶よりご連絡をさせていただきますのでお守りいただきますようお願いいたします。
尚、お寺を出る時に鐘をつくことは、戻り鐘といって縁起が良くないのでやめましょう。

(イメージ)

⑤灯明・線香

◆灯明…本堂、大師堂(四国のみ)各1本
手前から立てず、ろうそく立ての上段、奥のほうから立てるようにします。
着火は必ずご自身のライターでしましょう。

◆線香…本堂、大師堂(四国のみ)各3本
手前や脇ではなく、中央に3本まとめて立てます。

何故線香は3本?
現在、過去、未来の三世の仏様にお供えをする。
または、仏・法・僧に帰依(弟子になる、従うという意味)するという意味合いを持ちます。

お線香をあげる様子(イメージ)

⑥納札・写経

◆本堂、大師堂(四国のみ)…各1枚
納札と写経をお持ちの方は、諸堂所定の箱に納めます。

写経(イメージ)

⑦お賽銭

遠くから投げ銭をせず、静かに添える様に入れます。
通常5~25円のお賽銭を賽銭箱に入れます。

※灯明・線香・納札・写経・お賽銭はどれを先に行っても構いません。空いている所からお済ませください。

⑧合掌・読経

先達とともに本尊・宝号を念じて、合掌しながら読経します。

(1) 開経偈
(2) 懺悔文
(3) 三帰
(4) 三竟
(5) 十善戒
(6) 発菩提心真言(3回)
(7) 三昧耶戒真言(3回)
(8) 般若心経
(9) 御本尊御真言(3回)
(10) 光明真言(3回)
(11) 高祖弘法大師御宝号(3回)
(12) 回向文

※ 霊場によっては観音経をお唱えする場合もあります。
※ 名古屋出発のツアーでは、(3) 三帰  (4) 三竟 (5) 十善戒(6) 発菩提心真言(3回) (7) 三昧耶戒真言を読経しませんので、ご了承下さい。

読経(イメージ)

⑨大師堂参拝(四国八十八ヶ所霊場のみ)

本堂と同じように大師堂にも参拝します。

⑩最後に合掌一礼

山門を出る前に、合掌一礼。

その他の注意事項
■堂内の写真撮影や境内での喫煙は、原則として禁止です。
■昼食時や参拝中は、飲酒をお控えください。
■内陣に入ったり、仏具や植木などに触れないようにしましょう。
■ゴミは持ち込まない、お借りしたものはもとに戻すなど、整然とした立ち居振る舞いを心がけましょう。
■お参り中は基本的に先達または僧侶との団体行動にご協力ください。
■この他に…四国八十八ヶ所めぐりでは巡礼の際の心得があります。

納札(おさめふだ)の記入方法

納札(おさめふだ)は、各諸堂に備え付けてある納札箱(おさめふだばこ)に入れて奉納します。
八十八ヶ所霊場の場合各寺院1ヶ寺につき、(1)本堂 (2)大師堂の2ヶ所を参拝します。
したがって、納札は、1ヶ寺について2枚必要になります。
※四国八十八ヶ所をすべて参拝する場合には、番外編も含めて合計約180枚の納札が必要です。
ご出発前に納札の記入をお済ませの上、当日は納札を必ずご持参ください。

納札(イメージ)

(1)参拝日

行程表と参拝順序を変更する場合がございますので「吉日」と記入されることをお薦めします。

(2)ご住所

△△(都道府県)○○(区市)□□(町村)をご記入ください。
丁目番地以降の詳細情報を記入いただく必要はありません。

(3)願主氏名

巡拝者の氏名をご記入ください。

(4)ご年齢

巡拝者のご年齢(数え年=実年齢に1歳を加算する)をご記入ください。

(5)願意(お願いごと)

「家内安全」「天下泰平」以外の願いごとがある場合は、納札の裏面にご記入ください。
※願い事が複数ある場合には、納札の裏面に「諸願成就」「心願成就」とご記入ください。
※ご供養の場合は、その方の俗名をご記入いただくことをおすすめしております。
(例) 為○○○供養

参拝や納札の際は、是非参考にしてみて下さい!

クラブツーリズム・こころの旅の「お参り・巡礼の旅」

クラブツーリズムでは四国八十八ヶ所をはじめ様々な霊場巡りをご案内しております。
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