皆さま、こんにちは!ミンガラバー(ミャンマー語でこんにちは)
ミャンマーを旅した添乗員 中川より、ミャンマーに行ってみたくなる魅力を
お届けします。

マンダレー シンピューメ・パゴダ (2019年4月・弊社添乗員撮影)

あまり知られていなかった国ミャンマーですが、アウンサンスーチーさんの軟禁が報道された頃から、日本でもミャンマーのことがよく知られるようになりました。ビルマという方が、「あーっ」と思われるかもしれません。しかし、実際にミャンマーへ行ったことがある人は、少ないのではないでしょうか?

ヤンゴン シュエダゴンパゴダ (2019年4月・弊社添乗員撮影)

ミャンマーってどんな国? ~多民族国家のミャンマー~

ミャンマー連邦共和国、通称ミャンマーは、東南アジアのインドシナ半島西部に位置する国です。
イギリス植民地から独立した1948年から1989年までの国名はビルマ連邦、通称ビルマでしたが、1989年に現在のミャンマーに名前を変えており、現在の首都はネピドーという街です。ミャンマーの国籍を持っている人は、もちろんミャンマー人と呼ばれていますが実はミャンマーには大きくわけて8つの民族、少数民族を合わせるとなんと135もの民族がいると言われています。ただ、ミャンマー族という民族はなく、それぞれ文化や伝統の異なる主要8つの民族に属しています。主要8民族とは、ビルマ族、モン族、シャン族、カチン族、カヤー族、カレン族、チン族、ラカイン族で、独自の文字や話し言葉を持っている部族もあります。なので、話している会話やターバンの巻き方でも部族の違いがわかりますよ。なんとなくイメージが湧いてきたところで、私のおすすめスポットのマンダレー近郊のミングォンの街を、ご紹介していきたいと思います。

マンダレー ミングォン TAXI (2019年2月・弊社添乗員撮影)

2019マンダレー ミングォンパゴダ(2019年4月・弊社添乗員撮影)

最後の王朝 マンダレー

ミャンマーの街の中でも更に訪れる機会の少ないマンダレーは、イギリスに占領されるまで、この国最後の王朝が置かれていた街です。マンダレーの街からエーヤワディー川を10㎞ほど遡ったミングォンは、わたしの大好きな観光地です。訪れてみないと感じてもらえないかもしれませんが、出来るだけお伝えしたいと思ってブログを書くことにしました。

マンダレー ミングォンパゴダ ベル (2019年2月・弊社添乗員撮影)

小さな集落 ミングォン散歩 

小さな集落 ミングォンは、のんびりと落ち着いた雰囲気です。お土産屋さんもあり、観光名所もあり、ぶらぶら歩いてお散歩するのに、ちょうどいいところです。色んな国からの異邦人や地元の人々との交流もこの雰囲気だからこそ楽しめるところでしょう。

マンダレー ミングォン ライオン像跡 (2019年2月・弊社添乗員撮影)

ビルマの面影

ぶらぶら歩いていると、旧ビルマのコンバウン朝時代に建てられた巨大仏塔などを見ることができます。一番気になるのは、白亜の宮殿 シンピューメ・パゴダです。階段も真っ白。また、ミングォン・パトドージー・パゴダも、おすすめ。これは未完成のパゴダですが、存在感がとにかく凄い。コンバウン王朝ボードーパヤー王が、かつて世界最大の仏塔を造ろうとしたのですが、王の死去によって建造は残念ながらストップしてしまいました。もしも完成まで王が生きていたなら間違いなく世界一になったであろうパゴダは今となっては夢の跡です。そのミングォン・パトドージー・パゴダの前には、パゴダの守り神であるライオン像の跡があるので訪れる際は、見逃さないように、見に行きましょう。他にも、巨大な鐘で有名なミングォン・ベルもはずせません。重さは約90トンもあるとかで、とにかく大きい!ベルの中に入れますので、入ってみましょう。鐘の中に沢山の人々が入っているのも、また自分が鐘の中に入るのも珍しいですよね。(笑)

マンダレー ミングォン(2019年4月・弊社添乗員撮影)

マンダレー ミングォン 仲良くなった地元の子供(2019年4月・弊社添乗員撮影)

ミャンマー人の気分になりきり体験

せっかくミャンマーを旅するのなら、その土地ならではの体験をしてみてはどうでしょうか?
かわいいシャンバック(口が大きく開く肩掛けバッグです。)をかけて、ロンジー(ミャンマーの民族衣装のスカート)を巻いて、タナカ(天然の化粧品で、化粧としてだけでなく日焼け止めとして利用している)を顔に塗って、ミャンマー人の気分になりきって散策すると、きっと楽しい気分で、旅の思い出にもなり、最高ですよ

ヤンゴン シュエダゴンパゴダ(2019年4月・弊社添乗員撮影)

ミャンマー(2019年4月・弊社添乗員撮影)

最後に

ミャンマー語の「こんにちは」は、ミンガラバーと言いますが、現地の人同士が挨拶しているのを聞いてみてください。すると、あまり使っていないことに気づかれる方もいるでしょう。彼らの多くは”ミンガラバー”ではなく、“タミンサピービーラー”という言葉を使っています。この言葉の意味は「もうご飯を食べましたか」という意味です。ミャンマー人は普段「こんにちは」ではなく「もうご飯を食べましたか」と挨拶しているのです。ですので、「ご飯食べた?」と声をかけられても、びっくりしないでくださいね。(笑)

どうですか?ミャンマーが好きになってきましたか?ミャンマーの素敵なところはたくさんありますが、いちばんは、ミャンマーの人々の穏やかで広い心を持った人に出逢えることです。少しでもミャンマーが好きになって下さると嬉しいです。ミャンマーは他にも沢山見どころがある国です。
また、クラブツーリズムは添乗員同行ツアーのため、安心してご参加いただけます♪
旅の空の下でお会いできますことを、楽しみにしております。
最後までお読み頂きまして、チェーズーベー(ミャンマー語でありがとう)

ミャンマーの特集ページはこちら

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