「人々の優しさ」が心に残る国、ミャンマー。
2019年に世界遺産に登録されたバガンの遺跡群や、名所ゴールデンロック、黄金にそびえたつ仏塔など、様々な絶景が魅力です。
今回は、クラブツーリズムが提案するミャンマーの魅力を満喫できるコースを、添乗員撮影のツアー写真と一緒にご紹介!
今はまだ旅行に出づらい状況ですが、読んでくださるお客様もミャンマーに行った気持ちになれるように書きました。
ゆったりとした時間が流れるミャンマーへ、旅立ちましょう♪

1日目 ANA直行便にていざヤンゴンへ!

アジア最後のフロンティアと呼ばれるミャンマーですが、ANAにて成田から直行便が就航しています。約8時間のフライトで、現地時間の夕方にはミャンマーの首都ヤンゴンに到着です!
ヤンゴン到着後は、早速1つ目の絶景であるヤンゴン市内のシンボル「黄金に輝く仏塔シュエダゴンパゴダ」のライトアップ観光へ行きましょう♪
ご参加いただいたお客様も幻想的なライトアップ観賞に感動されていました。

<シュエダゴンパゴダ/スタッフ田村撮影>

2日目 ヤンゴンを拠点に終日観光へ!

2日目はヤンゴンをベースにしながら、終日観光を楽しみます。
おすすめコースは「ゴールデンロック」と「バゴー」の2つです!

・コースA:落ちそうで落ちない黄金の岩、ゴールデンロック観光

ゴールデンロックはヤンゴンの郊外に位置しているため、朝早く起きて麓の村キンプンまで向かいます。キンプンに到着すると観光バスから地元の人も利用するトラックに乗り換え、山頂に位置するゴールデンロックまで約45分ぐんぐん進んでいきます。
このトラックは荷台に長椅子を設置したもので、道のりは山のガタガタ道。ジェットコースター感覚で向かいます。

<トラックの荷台/スタッフ田村撮影>

<キンプントラックターミナル/スタッフ田村撮影>

到着後は、歩いて向かいます。
ゴールデンロックは聖地そのものでした。敬虔な仏教徒の方々が絶え間なく訪れ、必死に祈る姿が印象的です。
落ちそうで落ちない奇跡の岩、ゴールデンロックに圧倒されます。

<ゴールデンロック/スタッフ田村撮影>

・コースB:バゴー観光と優雅なティータイム

バゴーはマンダレーやバガンと並ぶミャンマーの古都として知られております。
コースAより遅い出発です♪ ヤンゴンから2時間かけてバゴーに向かいます。
バゴーに到着後すぐにバゴー観光が始まります

<シュエターリャウン寝仏/スタッフ二村撮影>

古都バゴーで最も有名なのはシュエターリャウン寝仏です。
映画「ビルマの竪琴」にも登場しました。

<シュエモードパゴダ/スタッフ二村撮影> 

高さ114mのシュエモードパゴダ。
ヤンゴンのシュエダゴンパゴダより大きい仏塔。
古都らしい風景を見ることができます♪。
観光の後にはティータイムのお時間もあるので、ゆったりとした一日が過ごしたい方はコースBがオススメです!

3日目 世界三大仏教遺跡群の一つ バガンへ。

ちょっぴり早起きをして空港へ向かいます。実はミャンマーの国内線、午後になると時間通りに飛ぶことが少ないです。
この日向かうのは、バガン。ヤンゴンからバガンは国内線にて1時間半で到着します。

<バガン空港/スタッフ田村撮影>

バガンはエーヤワディー川の中流域に広がる平原に、無数のパコダ(仏塔)や寺院が林立する姿が特徴的です。カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥールとともに世界三大仏教遺跡群に数えられている人気の場所です。
2019年に世界遺産に登録されたことでひときわ有名になりました。この景色に感動して何度もミャンマーを訪れるという人も少なくありません。
バガンに到着後、さっそく観光です。

<シュエジゴンパゴダ/スタッフ田村撮影> 

<アーナンダ寺院/スタッフ田村撮影>

・バガンでの信仰の中心となっているシュエジゴンパゴダ
・バガン遺跡を代表する最大かつ最もバランスの取れた美しい寺院と言われているアーナンダ寺院
・バガン遺跡の中で最も高いタビニュ寺院
見どころの多いエリアです♪
なかでも一番良かったとお声をいただくのが、アーナンダ寺院です。
アーナンダ寺院は内部に四体の大きな仏像が安置されています。その仏像は遠くから見ると微笑んで見えますが、近くで見ると厳しいお顔をしています。
遠くから眺めるだけの市民には安心して暮らせるようにと優しく微笑み、近くまで参拝できる王族にはきちんと国を治めるようにと厳しいお顔をしていると言われています。
現地に行った際には、ぜひこの表情の変化をお楽しみください。

<バガンタワーからの夕陽/スタッフ田村撮影>

夕方のおすすめスポットは、バガンを一望できるバガンタワー。
バガンタワーの高さ60mの展望台から夕日を望みます。無数の仏塔があるバガンを赤く照らす夕日はとても幻想的でした。

※夕日は自然現象のためご覧いただけない場合があります

4日目 ミャンマー第2の都市マンダレーは、2日間にわけてじっくり!

マンダレーは、ヤンゴンに次ぐミャンマー第2の都市。イギリスの植民地となるまではミャンマー最後の独立王朝があった場所です。
マンダレーは数多くの見どころや観光地があるので、たっぷり2日間とるのがおすすめです。
まずはミングォン観光です。
ミングォンはマンダレーから大河エーヤワディー川を10kmほど北上した場所にある小さな村です。小さな村の中にいくつかの絶景が狭い範囲に集中しています。

<シンピューメースタッフ/田村撮影>

こちらは白亜の仏塔、シンピューメー。
ミャンマーでは黄金のパゴダが多く点在していますが、ここシンピューメーでは他とは違った白亜の絶景を見られます。仏塔の形は須弥山を具現化したもので、仏教世界の象徴を表しています。

<ミングォンパゴダ/スタッフ田村撮影>

ミングォンパゴダ。このパゴダ、当初は土台が72m、高さ152mの世界一の巨大寺院になる予定で建設が始められました。しかし、1819年に寄贈者であるボドゥパヤー王が亡くなってしまったために建設が中断されてしまったのです。
ミングォンの観光を終え、マンダレー市内に戻ります。

<ウーベイン橋/スタッフ田村撮影> 

<ウーベイン橋夕陽/スタッフ田村撮影>

時間も夕刻になり、マンダレーで夕日の観賞として有名なのは「ウーベイン橋」です。
ウーベイン橋は世界最長の木造の橋で全長1.2kmあります。この橋の背に陽が沈んでいく様子は幻想的です。

※夕日は自然現象のためご覧いただけない場合があります

5日目 たっぷりマンダレー観光

マンダレーの街中でも一番目を引くのはこちらの旧王宮です。
マンダレー王宮はわずか20年たらずで役目を終えたミャンマー最後の王宮で、第二次世界大戦のときに焼失してしまいました。1990年代末に再建されて見学ができるようになっています。

<マンダレー王宮/スタッフ波多撮影>  

<マンダレー王宮 お堀/スタッフ波多撮影>

マンダレーでは托鉢見学も!
托鉢とは僧侶が鉢を持って町中を歩き,お米やお金の施しを受けてまわることです。
ミャンマー人のほとんどが仏教を重んじており、この善の行為の実践に努め、「布施」つまり他人に親切にすること、寄付することがミャンマーでは習慣となっています。

<托鉢/スタッフ田村撮影>

6日目 ミャンマーの秘境カックー遺跡へ

ミャンマーの秘境にある絶景カックー遺跡が、いま秘かに人気を上げています。
カックー遺跡は、マンダレーから国内線にて30分で着く街ヘーホーからバスで3時間ほど走って到着する奥地に位置しています。
カックー遺跡の敷地内には2000以上の仏塔があり、仏塔が天へと延びる景色は圧巻です。
写真映えスポットもご紹介! 
遺跡の中には池があり、このような水面に逆さ向きに映る面白い写真「逆さカックー」が撮れるんです!

<カックー遺跡/スタッフ田村撮影>

カックー遺跡での観光後は、少し時間をかけてインレー湖に向かいましょう。
今夜はミャンマーで有名な湖インレー湖畔にて宿泊です。

7・8日目 伝統漁法が残るインレー湖、そして帰国の途へ…

湖畔に宿泊した人の特権は、目の前で朝焼けに染まるインレー湖を見られること!
このインレー湖もまた、見どころの多い湖です。インレー湖にはインダー族という民族が水上で暮らしています。

<インダー族漁/スタッフ田村撮影>

<水上農園/スタッフ田村撮影>

インレー湖ではスピードボートに乗って観光します。
インダー族は主に湖の魚をとり、水上農園をつくり自給自足の独自の生活をしています。インレー湖遊覧では、片足漁法と呼ばれる伝統的な漁も見られるかもしれません。

<水上住宅/スタッフ田村撮影>

湖の上に村があり、湖に浮かぶように家があります。
水上生活の様子も見ることが出来るのがこのインレー湖遊覧の見どころです。
インレー湖での観光を終えたら、国内線にて首都ヤンゴンへと戻りましょう。
復路の国際線が夜の出発となるため、最後にヤンゴンでおみやげタイム。

<アウンサンマーケット/スタッフ田村撮影>

市場では現地の人々の生活に触れることもでき、ミャンマーのお土産は基本的に何でも手に入ります。
中でもおすすめなのは、ホワイトエレファントクッキーです。ミャンマーの伝統的なお菓子をアレンジしたクッキーです。バラマキ用のお土産にもおすすめです。

<ヤンゴン環状線/スタッフ田村撮影>

時間が許せば、ヤンゴン市内を走っているヤンゴン環状線もおすすめ!
東京の山手線のようにヤンゴン市内をぐるりと走っています。その車両はなんと、日本ですでに現役を引退した車両を使っているのです。
どんな列車に乗るかは当日のお楽しみです♪

8日間かけてミャンマーの絶景をぐるりと巡るモデルコース、いかがでしたでしょうか?
今回のブログだけでは伝えきれないミャンマーの魅力はまだまだあります。
ぜひ、ご自身の目と肌でミャンマーのよさを感じてみてください!

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