ヨーロッパの北に位置するアイスランド。「アイスランドへの行き方は?」、「観光にオススメな時期はいつ?」、「必要な持ち物は?」・・・。今回はそんなアイスランド旅行の基本情報をご紹介します!

アイスランドはイギリスの更に北に浮かぶ、日本と同じ島国です。北海道よりやや大きい国土に、約36万人(2020年時点)の人々が暮らしています。

多くの火山が存在し、ヨーロッパ最大の氷河を有することからとの国とも呼ばれ、その自然の雄大さから多くの映像作品のロケ地にも選ばれています。

火山があるので、勿論温泉も湧き出ています!日本と同じ島国でもあり、何だか親近感がわく国です。

国の幸福度ランキングでも常に上位にランクインしており、平和で安心して旅行することが出来ることでも有名です。

他のヨーロッパ諸国が可愛らしい街並みを楽しむ観光が多い一方、アイスランドの魅力は何といっても、日本では決して味わうことのできない「」です!

今回はそんな担当者イチオシの国、1度は行ってみて欲しいアイスランドを旅行する上でのポイントを、記事にまとめました!

約20m吹き上がるストロックル間欠泉(イメージ/PROMOTE ICELAND提供)

2022年6月現在、日本からアイスランドへの直行便は飛んでいません。どこか別の国を経由して移動する必要があります。

日本からだと、コペンハーゲン/ヘルシンキ/ロンドンでの乗継が一般的です。ヨーロッパ各都市からアイスランドまでは、約3~4時間の空の旅です。

各空港に就航している航空会社は以下の通りです(2022年6月現在)。

・コペンハーゲン乗継(デンマーク):スカンジナビア航空

・ヘルシンキ乗継(フィンランド) :日本航空/フィンエアー

 ・ロンドン乗継(イギリス)   :日本航空/ANA/ブリティッシュエアウェイズ

※新型コロナウイルス感染症の影響で、一部運休している便がございます。

空港内の乗継のしやすさという点でいうと、コペンハーゲンまたはヘルシンキでの乗継がオススメですよ!どちらの空港もコンパクトに設計されており、迷うこともありません。

駐機するスカンジナビア航空機(担当者・東根撮影/2016年10月)

クラブツーリズム公式ホームページより抜粋

アイスランドにも日本と同じく四季がありますが、春と秋はあっという間に過ぎていき、冬が1番長くなっています。

・春(4~5月)

・夏(6~8月)

・秋(9~10月)

・冬(11月~3月)

アイスランドの短い

森の滝と呼ばれるスコガの滝(イメージ/PROMOTE ICELAND提供)

アイスランドのはまだまだ寒く、平均気温は3~5℃と日本の真冬並みの気候です。4月中旬より雪解けが始まり、日照時間が長くなり始め、オーロラシーズンの終わりを迎えます。

5月下旬にはルピナスも見頃を迎え、徐々に花が咲く姿も楽しむことが出来るようになります(※花の見頃は前後します)。

ゴールデンウィークを過ぎたあたりから、白夜の時期に向けて日の出ている時間が長くなります。日中行動出来る時間が長くなるのが嬉しいですね!

観光ベストシーズンの

ピエロのような顔をした渡り鳥・パフィンもお目見え!(イメージ/PROMOTE ICELAND提供)※野生動物のため、ご覧いただけない場合がございます

大迫力のアイスランドの自然を楽しめるベストシーズンは、6~8月のです!渡り鳥が多く飛来し、沿岸部ではホエールウォッチングで観察出来るクジラの種類も増える時期です。比較的天候も落ち着いており、氷河湖クルーズやハイキングなど様々なアクティビティが楽しめます。

また、夜遅くまで日が沈まない、日本では体験出来ない白夜のシーズンなので、遅くまで観光を楽しむことが出来るのもポイントです。

ただ、といっても平均気温は10℃前後。日本の冬の服装で過ごすと良いでしょう。8月下旬からはオーロラ観測も出来るようになります。

冬の間は雪で閉ざされる道も多いため、夏にしか行くことの出来ない観光地も多くあります!アイスランドの北部まで巡る大周遊の旅もこの時期ならではです♪

あっという間に過ぎていく

地下水が表面に湧き出るフロインの滝(担当者・東根撮影/2018年9月)

アイスランドのはあっという間に過ぎていきます。木々が色づくのもほんの一瞬です。そして、このから本格的なオーロラシーズンが始まります。

ベストシーズンのみ行くことが出来る観光地も、9~10月頃で入場することが出来なくなりますので、注意が必要です。

比較的観光客も少なく、旅行代金も落ち着いてくる時期です。「雪が降る中の観光は避けたい、でもオーロラ観測にはチャレンジしたい!」という方は秋がオススメです。

オーロラシーズンの

夜空に広がるオーロラ(イメージ/Northern Light Inn提供)※オーロラは自然現象のため、ご覧いただけない場合がございます

アイスランドのは、日中の大自然の観光とオーロラ観測を両方楽しめる時期です。一生に一度はオーロラをこの目で見てみたい!という人も多いのではないでしょうか。
 
夏とは反対に日照時間は短くなりますが、冬限定の観光地・スーパーブルーは絶景の一言!日中の観光も大いに楽しめます。欲張りにアイスランドの魅力を1度に楽しみたい方は、に是非現地へ行ってみてください。

日照時間が短いということは、空が暗い時間が長いということ。早ければ19時頃からオーロラが出現することもあります!

①服装

他のヨーロッパ諸国とは異なり、自然の中での観光が多いアイスランド。服装についてお問合せをいただくことが多くあります。あくまで一例ですが、ご参考にしていただければ幸いです。

上に重ね着するもの

・インナー
・シャツ
・セーターやフリース
・上着

2020年3月にアイスランドへ行った際の服装(担当者・馬渕撮影)

アイスランドは風が強く吹くことが多く、傘が役に立たないこともしばしば。1番上に着る上着は撥水加工のされているものをご用意ください。

春・冬はスキーウェア、夏・秋は山登りの際に着るようなレインコートがオススメです。

下に重ね着するもの

・タイツやスパッツ
・ズボン
・撥水加工のされたズボン(レインコートやスキーウェア)

寒さ対策をするためには、厚い上着をひとつ用意するのではなく、薄い衣服から厚手の衣服へ重ね着をすることがポイント!重ね着をすることで、何層も空気の層を作り、暖かい空気が逃げないようにしてください。

よくある質問

(質問)レインコートは、上から被るポンチョ型のものでも良いのでしょうか?

(回答)ないよりはあった方が良いですが、アイスランドではよく強い風が吹くため、ポンチョ型だと巻き上がってしまいます。上下セパレートタイプのレインコートの方が良いです。

足元

・底がしっかりしているハイキングシューズやスノーブーツ

足元が舗装されていない場所もあります。不要な怪我をしないように、足首までしっかり守ってくれる靴を用意しましょう。

冬場は足場が凍っていて危険な場所もありますので、滑りにくい靴が良いでしょう。

クラブツーリズムの一部ツアーでは、雪用アイゼンの現地無料貸し出しも行っています!

よくある質問

(質問)ハイキングシューズを持っていないのですが、普通のスニーカーでも大丈夫ですか?

(回答)街中はスニーカーでも平気ですが、自然観光地ではオススメ出来ません。足首までしっかり守れ、靴底も滑りにくい靴を用意するのが良いでしょう。

その他

・水着

アイスランド旅行で多くの人が訪れる観光地が「ブルーラグーン」です。屋外露天風呂ですが、日本とは異なり水着の着用が必要です。タオルは現地で用意がありますので、ご安心ください。ラグーン内で写真撮影をしたい方は、防水用のスマートフォン入れも用意すると良いでしょう。

よくある質問

(質問)ビーチサンダルは持って行った方が良いのでしょうか?

(回答)ビーチサンダルの着用は推奨されていないため、ご用意いただく必要はありません。

②海外旅行保険への加入

任意とはなりますが、海外旅行保険への加入を強くオススメします。

大自然の中での観光が中心となるため、一部ゴツゴツした未舗装路を歩いたり、オーロラ観測時は暗い中で移動することもあり、お怪我をされてしまう方が中にはいらっしゃるからです。

また、のシーズンは天候不順により、予定通りにスケジュールを進めることが出来なかったり、稀に航空機が遅延・欠航してしまうこともあります。

いざという時に皆さんの身を守ってくれるのは、海外旅行保険です!最近はクレジットカード付帯のものもありますが、旅行へ出発する前に、必ず保険の適用範囲を確認するようにしましょう。

③両替
海外旅行では必ず必要になる現地通貨への両替。アイスランドでは「」という独自の通貨を使用しています。
 
ただ、アイスランドではが進んでおり、ほとんどの場所でクレジットカードの使用が可能です!ヨーロッパではよくあるトイレのチップでさえ、クレジットカードで払える場所が多い位です。海外でも使える国際クレジットカードを、1~2枚携帯いただくことをオススメします。

万が一の時に備えて、少額両替しておいても良いでしょう。6~8日間の旅行でも、クレジットカードと併用される方なら5,000円程度の両替で十分です。

全て現金で支払われたい方は、1日3,000円程度を滞在日数分両替。お土産代は更にプラスして検討してみてください。

アイスランド・クローナへの両替は、残念ながら日本では行うことが出来ません。現地に到着後、両替を行うようにしてくださいね!

添乗員付きツアーの場合、添乗員が両替方法についてご案内しますので安心です!少額紙幣からの両替がオススメですよ!

 
アイスランドは観光地が点在しており、鉄道も通っていないためです。現地オプショナルツアーに参加する方法もありますが、物価が高い分費用も高めですし、基本的には英語ガイドの案内になります。
効率的にアイスランドの魅力を巡りたいなら、

クラブツーリズムのアイスランドツアーは日本から添乗員が同行します。観光地の案内も、万が一何かあった際の手助けも全て日本語で行いますので安心です♪

はじめてのアイスランド旅行選びのポイントにしたいのは、以下の3点です。

①旅行日数と観光内容

②宿泊場所

①旅行日数と観光内容

アイスランドの露天風呂・ブルーラグーン(イメージ/PROMOTE ICELAND提供)

アイスランドは日本と離れているため、少なくとも6日間は日数を確保した方が良いでしょう。6日間あれば、アイスランド観光のハイライトが集まる「ゴールデンサークル」エリアや南海岸エリアの観光首都・レイキャヴィーク散策、ブルーラグーンでの入浴体験が可能です。

あまり日数が取れない方、コンパクトな日数で旅行をされたい方は、6日間程度で考えると良いでしょう。短期間のツアーだと、首都・レイキャヴィークでの連泊が中心になります。

【世界遺産】ヴァトナヨークトル国立公園内にあるヨークルサルロン氷河湖(イメージ/PROMOTE ICELAND提供)

アイスランド旅行の定番は8日間ツアー。6日間の日程で巡る観光地は勿論、東に足を延ばして【世界遺産】ヴァトナヨークトル国立公園を観光したり、西へ進みスナイフェルスネス半島の絶景観光へ行くことも可能です。

ヴァトナヨークトル国立公園でオススメの観光は、夏はヨークルサルロン氷河湖でのボートツアー、冬は専用ガイドや特殊装備が必要となる氷の洞窟・スーパーブルーの見学です!

名物のホエールウォッチング(イメージ/Viking提供)※クジラは野生動物のため、ご覧いただけない場合がございます。

アイスランドの魅力を1度に全部楽しみたい方は、雪で道が閉ざされない夏のシーズンに長期滞在していただくことをオススメします!10日間以上滞在するのであれば、是非アイスランド北部にも足を延ばしてみてください。

アイスランド北部の有名な観光地が集まった「ダイヤモンドサークル」エリアや、北部名物のホエールウォッチングなど魅力が満載です。

10~12日間の日数が取れれば、アイスランド1周旅行が可能です!東西南北それぞれ一味違った魅力がある島・アイスランドを目一杯楽しみましょう!

②宿泊場所

オーロラ観測シーズンにアイスランドを旅行する場合は、宿泊場所にもこだわってみましょう!

ホテルを一歩出たら、そこはオーロラ観測地です!(イメージ/Northern Light Inn提供)※オーロラは自然現象のため、ご覧いただけない場合があります

オーロラ観測をする上で重要なことは、 です。アイスランドは人口が少ないため、郊外に出ると人工の光に邪魔をされない、オーロラ観測に適した場所が沢山あります。

アイスランド旅行をする際は、首都・レイキャヴィークに宿泊するプランが多いですが、郊外宿泊を含めたプランを選ぶことで、よりオーロラ観測のチャンスが増えるのです。

首都・レイキャヴィークはホテルも多く便利な街ですが、アイスランド中で人口が1番多いこともあり、その分人工の光も多いです。レイキャヴィークのみの宿泊となる場合は、夜にオーロラ観測へ行くオーロラバスが含まれたプランがオススメです。

いかがでしたか?アイスランドを旅行するにあたって、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

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そんな方はまず、旅行説明会へお越しください!アイスランド方面の担当者や、アイスランドへ添乗経験のあるスタッフを中心に、皆様のご質問にお答えします。

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