大自然に囲まれたアフリカ。

日本から遠く離れた場所なので、治安・日数・ベストシーズンなど分からないことが多いのではないでしょうか?

今回のブログは南アフリカの基本情報についてご紹介していきます♪

当ブログを参考に、旅の準備をしましょう!

一般的に南アフリカ共和国、ジンバブエ共和国、ザンビア共和国、ボツワナ共和国の4ヵ国の総称として「南部アフリカ」と呼ばれています。
中でも一番大きな南アフリカは、面積は日本の約3.2倍の121万9090㎢で、言語は主に英語が広く使われています。

アフリカ大陸内にはイギリスの植民地時代を経ている国が沢山あるから、公用語として英語が広く普及しているんだね

アフリカというと、年中暑いイメージや治安が悪いイメージがあったり、食事はなにを食べるのか等も含めあまり情報もないですよね。

「怖い」「危険」といったイメージをお持ちの方が多いのではないかと思います。

しかし実際に足を運んでみると、今までに味わったことのないような非現実空間を体験でき、自然に囲まれてリフレッシュ!

またガイドさんを含め現地の方はとても優しく温厚で、食事も美味しい!

また今回紹介する4ヵ国は黄熱病をはじめとする予防接種も一切不要です!

事前に抱いていたイメージが180度変わったというご意見も多くいただきます。

初めて南部アフリカに行ったのは学生時代。バックパッカーとして世界の色々な国を旅してきましたが、特にアフリカは怖いイメージがあって緊張しました!でも行ってみたらイメージと真逆で魅力に溢れていて、すっかりアフリカの虜に。何回でも行きたくなる、大好きな場所になりました!(担当者談)

アフリカ大陸最南西端「喜望峰」(スタッフ撮影)

南部アフリカへ行く方法

南部アフリカへ旅行するためには、日本からは直行便がありません。

主流なのは香港やシンガポール等のアジア乗り継ぎで、南アフリカの玄関口「ヨハネスブルグ」に入るルートです。

<香港乗継の場合の飛行時間>
東京~香港…約5時間
香港~ヨハネスブルグ…約13時間
乗継時間も約2~3時間ほどで、スムーズに行くことができます。

東京を夕方に出発し、ヨハネスブルグには現地時間の朝に到着します。

そのため時差ボケしづらく、お身体にも優しいルートとなっています。

今回はそんな南部アフリカへ旅行する際のポイントを記事にまとめました!

出発前に必ず必要になること

南部アフリカ旅行で必ず必要になることは以下の2つです。

①現地通貨への両替
②ロストバゲージ対策

①現地通貨への両替

(イメージ)

海外旅行では必ず必要になる両替。皆さんは南部アフリカの通貨をご存知でしょうか?

南アフリカは国独自の通貨「南アフリカランド」があり、ジンバブエとザンビア、ボツワナでは「アメリカドル」をそのまま使うことができます。

南アフリカでは、ツアーで立ち寄る観光地の売店や空港ではアメリカドルも利用出来る所がありますが、スーパーマーケットや露店、食事の際の飲み物代等は基本南アフリカランドのみです。

現地でも両替できる場所は多少ありますが、日本語が通じる場所で南アフリカランド、アメリカドル両方の両替を済ませてから出発しましょう。

レートはあまり変わりません。

両替の目安は滞在日数×1,000円+お土産代です。

<例>
5泊8日のアフリカツアーに参加の場合。
・ジンバブエ宿泊が2泊→2,000円分のアメリカドルを用意
・南アフリカ宿泊が3泊→3,000円分の南アフリカランドを用意

②ロストバゲージ対策

海外旅行どの方面にも共通して言えることですが、複数の飛行機を乗り継いで現地に向かいますので、スーツケースが現地に届かないトラブルも稀に起こります。

特にアフリカ方面は日本からの直行便がなく、航空会社も違う飛行機を乗り継ぐため、貴重品はもちろん1泊分の衣類やお薬等は手荷物に入れておいてください。

1泊分の着替えやお薬さえあれば、残りの物は現地で購入できますもんね!海外旅行保険に入っておけば更に安心ですね。

ビザ(査証)は必要?

「ビザ(査証)はどのように取得・準備するのか」という質問をよくいただきます。

ジンバブエ、ザンビアはビザが必要ですが全て現地取得です。

日本での事前準備は一切不要です。

※日本国籍の場合の情報です。

外国籍の方は各大使館にお問合せください。

気候・服装・ベストシーズンについて

クラブツーリズム公式HPより抜粋

①気候について

南部アフリカは南半球に位置しているため、日本とは気候が真逆になります。

ジンバブエ・ザンビア・ボツワナの3ヵ国は年中気温差がほぼなく温暖です。

6~8月の南アフリカは意外と寒い!1年を通してしっかり寒暖差があるのです。
ただ降水量は東京と比べると少ないです。

②服装について

四季がある南アフリカは以下を目安にご準備ください。

春(8月下旬~11月):長袖シャツ+パーカーやウインドブレーカー
夏(12月~3月):半袖+羽織るための長袖シャツやカーディガン
秋(4月~5月):長袖シャツ+ウインドブレーカーやフリース(天気により冷え込みます)
冬(6月~8月上旬):長袖シャツ+フリースやセーター+ダウン
ケープタウンは標高が高く、海沿いの観光地が多くあります。
通年、軽めのダウンをお持ちいただくことをおすすめします。

ジンバブエ・ザンビア・ボツワナは赤道に近いため、年間を通して夏の陽気です。

ただ、虫除け対策の上でも通気性の良い長袖シャツ1枚でお過ごしいただくことをおすすめします。

また水量の多い時期はレインコート+かかとの部分が固定された滑りにくいサンダルをお持ちください。

③ベストシーズンについて

ご自身が一番見たいものによってベストシーズンは異なります。

世界三大瀑布の1つビクトリアの滝の水量が増すのは1~8月

全身びしょ濡れになって、迫力を肌で感じることができます!

年中温暖なビクトリアの滝(スタッフ撮影)

ベストシーズンのビクトリアの滝は大迫力!ですが、だからと言ってその他の時期が満足できないという訳ではありません。珍しい滝つぼまで見えますし、カメラが濡れないので綺麗な写真も撮り放題!レインコートやサンダルも不要なので持ち物も少なく済みます♪

アフリカと言ったらやっぱりサファリ!

ボツワナのチョベ国立公園でのサファリは4~10月が乾季のベストシーズンです。

チョベ国立公園には日帰りで行くことが多く、陸地と水上からの2種類のサファリを楽しめます。

2種類のサファリを楽しめるチョベ国立公園(スタッフ撮影)

動物は一年中国立公園内で生活しているので、その他の時期に全く見られないということはありません。車にも船にも屋根はついています!またどの時期にせよ自然のものなので、「絶対」とは言い切れません。

南アフリカでは季節限定でフラワーウォッチングを楽しむことができます。

特に有名なのがプレトリア・ヨハネスブルグに並木道のあるジャカランダと南アフリカ北西部に広がるナマクワランドのワイルドフラワーです。

南アフリカのジャカランダ

ジャカランダの花は9月下旬~11月上旬に開花シーズンを迎えます。

日本の桜前線のように「ジャカランダ前線」があり、綺麗に見られる場所は時期によって移り変わります。

クラブツーリズムでは、ツアー中に咲いているところを事前に調査してご案内しています。

プレトリアのジャカランダ並木(弊社スタッフ10月中旬撮影)

ジャカランダについては下記の記事でも詳しく紹介しています。

ナマクワランドのワイルドフラワー

ナマクワランドのワイルドフラワーは約4,000種類もあり、8月中旬~9月上旬のうち、たった数週間と限られた期間に一斉に花開きます。

毎年咲く花の種類は異なり、その年々の花の絨毯が人々を魅了します。

ナマクワランドのナマクワランドデイジー(現地手配会社撮影)

特にジャカランダの時期は南アフリカへ行く日本人旅行客が1年で最も多い時期です!お花も自然のものなので、気象状況等によって開花時期は毎年異なります。タイムリーな情報が欲しいという方は、出発が近くなりましたら一度弊社へご連絡ください。

治安について

旅行をする上で気になるのが治安面。

アフリカと聞くとつい身構えてしまいますが、他の海外旅行と同様に基本的なことに気をつければ安心して旅を楽しめます。

①スリ・置き引き

「持ち物は必要最低限にしてコンパクトに」、「カバンは身体の正面で守る」、「貴重品は肌身離さず管理する」ことを心がけましょう。

斜め掛けの鞄がおすすめです!特にパスポートは命の次に大切なものだと認識し、常に注意するようにしましょう。

②夜間のひとり歩き

ツアーで訪れる観光地は安全ですが、夜間にホテルを出て散策することは絶対に避けてください。

また、ツアー中のフリータイムも治安の関係上、一部観光地のみでしかお取りすることができません。旅を楽しむためにもご理解ください。

団体ツアーだからこそ、通常の観光地は安心してお楽しみいただけます!夜はゆっくりホテルで休んで翌日の観光に備えましょう。

クラブツーリズムでは外務省発令の海外安全渡航情報に基づきツアーを造成しています。

海外旅行に行くと、つい気持ちが開放的になってしまいがちですが、基本的な注意事項をしっかり守って危険を避け、旅行を楽しみましょう!

はじめての南部アフリカ旅行選び

南部アフリカは直行便もなく、日本人にはあまり馴染みのない場所。

海外旅行に慣れている人でも、少し勝手が違う場所かもしれません。

だからこそ、はじめての南部アフリカ旅行は

クラブツーリズムは、南アフリカ観光局認定ベストセールス賞を9年連続受賞している実績のある旅行会社です。

更に、日本から添乗員が同行し、現地では観光地に詳しいガイドが皆様の旅をダブルサポートします!

はじめての南部アフリカ旅行選びのポイントにしたいのは以下の4点です。

①訪問国数
②オプショナルツアーの有無
③ホテルのランク
④テーブルマウンテン登頂チャンスの回数

①訪問国数

アフリカといえば動物サファリ(C)南アフリカ観光局

冒頭でお話しした通り、「南部アフリカ」は4つの国で構成されています。

なかなか何度も行くことのできる場所ではないので、せっかく行くなら4ヵ国全て巡るツアーがオススメです。

旅行に出られる日数が限られているという方も大丈夫!3ヵ国以内でも十分に楽しめます。大自然に囲まれているので、サファリもチョベ国立公園以外の多くの場所で体験できますよ。

②オプショナルツアーの有無

クラブツーリズムのツアーで主にオプショナルツアーで案内することのあるアクティビティは以下の3つです。

①ビクトリアの滝ヘリコプター遊覧飛行
②ザンベジ川サンセットクルーズ
③アフリカンバーベキュー「ボマディナー」

どれもツアーに組み込みのものと、オプショナルツアーで参加が選べるものがあります。

ツアー選びの際のポイントの1つとなるでしょう。

まず、ビクトリアの滝ヘリコプター遊覧飛行について簡単にご紹介します。

上空から見るビクトリアの滝(お客様撮影・大阪府在住 加田壮太郎様の作品)

上空から広大なビクトリアの滝の全貌をご覧いただけるので、滝のスケールの大きさ、またかつて滝であった渓谷の様子など歴史の深さも確認できます。

全貌を捕らえてこそ、滝観光を制覇できたといえるでしょう!

ヘリコプターの所要時間は約15分。8の字を描きながら旋回します。

次に、ザンベジ川サンセットクルーズです。

ザンベジ川サンセットクルーズ(スタッフ撮影)

ザンベジ川に沈む夕日をご覧頂ながら、ゆったりと贅沢な時間をお過ごしいただけます。

運が良いと、泳いでいる動物が見られることも!

アフリカの大地に沈む壮大な景色をお楽しみください。

そして、アフリカンバーベキュー「ボマディナー」

様々な種類のお肉を楽しめるボマディナー(スタッフ撮影)

イノシシ・インパラ・バッファロー等の珍しい野生動物のお肉のバイキングや民族音楽の生演奏をお楽しみいただけます。

ゲテモノは怖い!という方も大丈夫。

ちゃんと鶏肉・豚肉・牛肉のバーベキューや、サラダもあります。

どのアクティビティも、せっかくアフリカに行くのだから欠かせません!
ヘリコプターはとてもゆっくり旋回するので高所恐怖症の私も問題なく楽しめました。
サンセットクルーズは大地の広大さを実感でき、ボマディナーではイノシシのお肉がくせもなく美味しくてお気に入りです!(担当者談)

③ホテルのランク

南アフリカ・ケープタウンの「ウェスティンケープタウンホテル」(イメージ・公式HPより抜粋)

クラブツーリズムでは、グレードが高い順に「スーパーDX(デラックス)グレード/EXグレード→DX(デラックス)グレード→SP(スーペリア)グレード→ST(スタンダード)グレード」と表記しています。

アフリカだからこそ、ホテルの選定は慎重に行っています。

南アフリカはヨーロッパからの旅行客が多いこともあり、設備は非常に整っています。

観光だけでなく、宿泊も旅行の大切なポイントの1つ。

ツアー選びの際はホテルのランクもよく見たうえで決定してください。

アフリカにはどんなホテルがあるのか気になっていましたが、欧米やヨーロッパのホテルと全く変わらないことに驚きです!

④テーブルマウンテン登頂チャンスの回数

【世界遺産】テーブルマウンテン(C)南アフリカ観光局

南アフリカといえばテーブルマウンテンですね。

写真のように、ケーブルカー(ロープウェイ)に乗って山頂へ行くことが出来ます。

ただ、このケーブルカーは安全上の理由から風が強いと運休してしまいます。

天候ばかりは運次第ですが、登頂チャンスを複数回設けているコースなら再トライすることが可能です!

こちらもコース選びの際に重要なポイントとなります。

※登頂チャンスを複数回設けているコースでも、ご案内は1回となります。

テーブルマウンテンのケーブルカーが急遽運休となった場合には代替観光地へご案内しています。
また毎年7月中旬~8月中旬はメンテナンス期間となりご案内できないので、旅行する際はご注意ください!

最後に

いかがでしたか?

これから南アフリカへの旅行を検討される方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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