【目次】
- マッターホルンの美しさ
- 「湖面に映る逆さマッターホルンハイキングの魅力」
- 海外ハイキングを始めるならスイスがおすすめ!
- 夏のハイキングのベストシーズン/高山植物の見頃
- ベストな時間帯
- ハイキングトレイルのアクセス/トレイルの様子
- ハイキング中に見ることができる高山植物(一例)
- 必要な装備・服装
1.マッターホルンの美しさ
スイスとイタリアの国境であるヴァリスアルプスに位置する標高4,478mの岩山、マッターホルン。
地球上でもこれほど美しいピラミッドの形に近い、4つの斜面を持つ山は、他にはないでしょう。アルプスの山としては珍しい独立峰です。
マッターホルンは登山家や写真家だけでなく、スイスに訪れる旅行者にとって、もはや外すことができないシンボルです。世界中の多くの人々がその姿に魅了し、マッターホルンを様々な角度から眺めることができるハイキングを楽しんでいます。
マッターホルンの切り立った北壁は、アイガーおよびグランド・ジョラスと合わせ、「三大北壁」と呼ばれています。
2.「湖面に映る逆さマッターホルンハイキング」の魅力
■コースの説明
ローテンボーデン~リッフェルベルグ
所要時間1時間30分/標高差233m下り/途中にお手洗いはなし
★「逆さマッターホルン」が見ることのできるトレイルは、いくつか存在しますが、その中でも、特に初心者にオススメのトレイルです!
1.装備されたトレイル(急激なUP・DOWNがない)のため疲れが少ない
2.建物などの邪魔がなく迫力の山岳パノラマを満喫でき、ハイキング中に有名なアルプスの山々(ドム峰やモンテローザなど)を見ることができる
3.ハイキング中は基本的にずっとマッターホルンを美しい角度で見ることができ、また山上湖に映る「逆さマッターホルン」を見ることができる。
4.時期が合えば、エーデルワイスなどのスイスらしい高山植物を見ることができる
3.海外ハイキングを始めるならスイスがおすすめ!
クラブツーリズムの山旅ブランド「世界をあるく」で、
海外ハイキング初心者におすすめしているのが、スイスのハイキングです!
ツアー参加者のほとんどの方がハイキング初心者なので気兼ねなくご参加いただけます。
そして、歩くだけでなく、登山鉄道やリフト、ロープウェイなどの乗り物で名峰に近づくことができるのがスイスの特徴です。
整ったトレイルが多く、標識があるトレイルが多いので安心!
スイスにはトレイルがたくさんあります。その中で自分の体力に合わせて距離や標高差を決めることができます。
ツアーを選ぶ際には、各トレイルに、ハイキングレベルと所要時間を記載しているので、ご参考にしてください。
4.夏のハイキングのベストシーズン/高山植物の見頃
スイスのハイキング・山々と高山植物、童話に出てくるような美しい緑の牧草をイメージするのであれば、夏のシーズン(6月から8月)となります。
◆~6月中旬
徐々に雪解けが始まり、各所ハイキングトレイル・ロープウェーなどの乗り物がオープンし始めます。
今回ご紹介しているトレイルも、例年6月中旬頃のオープンですが、その年の残雪状況によって前後します。早く行き過ぎてしまうとトレイルが閉まっている場合もあるのでご注意ください。
◆6月末~7月中旬
スイス夏のシーズンの最盛期。
ヨーロッパのバカンスシーズンでもあり、とても混雑する時期でもあります。
「スイス三大名花」と呼ばれる①エーデルワイス②アルペンローゼ③エンツィアン
などの高山植物の見頃のシーズンでもあります。
◆7月後半~8月頃
一部の高山植物の見頃は終わっていますが、6月上旬では見れない秋の花が姿を見せたりします。また、残雪も完全に消えることが多いので、花よりもハイキングに重きを置く方、混雑を避けたい方は8月がおすすめです。お盆のピークの時期を外した方が比較的ツアーの申込み人数が少なく、参加しやすいかもしれません。
5.ベストな時間帯
雲がかかっていない美しい山を見るなら、朝一番のハイキングがおすすめです。
ハイキングスタート地点まで列車で行くので始発の時間も加味すると、8時以降でなるべく早い時間帯がベストです。10時近くは観光客で混雑することが予想されます。
ハイキングルートからも近い山岳ホテルに宿泊をし、朝一番にハイキングを開始するコースも例年ご用意していますので、オススメです!
6.ハイキングトレイルのアクセス/トレイルの様子
◆ハイキングスタート地点(標高2,815m)へ
ツェルマット駅(標高1,604m)からゴルナーグラード鉄道に乗り、
ローテンボーデン駅(標高2,815m)まで約37分乗車。
最終駅のゴルナーグラード駅(標高3,089m)からは約5分乗車。
駅自体は岩でできた台地の上に建てられていて、少し降りていくと、
1つ目の湖が見えてきます。
時期によっては、コケマンテマやエンツィアン(リンドウ)の花などが群生していますので、踏み入らないようにお気をつけください。
◆偽・山上湖(リッフェルゼー湖)?!
最初に見える湖は地図によっては「Riffelsee」と記されていますが、よくパンフレットで紹介されている、「逆さマッターホルン」が見える本物の山上湖(リッフェルゼー湖)はさらに先にあります。
「逆さマッターホルン」が見える湖は、さらに右岸斜面を水平にトラバースする道を歩いていくと現れます。
道は整備されていますが、残雪やぬかるみがあることがありますので注意してください。
◆山上湖(リッフェルゼー湖)~ハイキングゴール地点(標高2,582m)
リッフェルゼー湖で逆さマッターホルンを眺めましたら、道が二手に分かれています。
右方向へ折れる小径を行くと、徒歩30分ほどでハイキング終点のリッフェルベルグへ到着となります。まっすぐ進むと、マッターホルンを正面に50分程度ハイキングを楽しむことができます。
リッフェルゼー湖からやや急な下り坂を下りていくと、重量感のある雪山・ブライトホルン(4,164m)と小さなマッターホルンと呼ばれるクラインマッターホルン(3,883m)が現れます。
やがて、展望が開け、スイス第2位の高峰ドム(4,545m)などの4,000m級の山々に囲まれた遊歩道を、小さなアップダウンを繰り返しながら標高を下げつつ、終点のリッフェルベルグに到着となります。
◆おまけ:湖面に映る逆さマッターホルンを見ることのできる条件
①湖の残雪が解け切っていること
②無風状態なこと(標高が高い場所なので、こちらが難しい!!)
条件が良ければ、▼こちらのような美しい写真が取れます★
7.ハイキング中に見ることができる高山植物(一例)
白・黄・青・ピンク・紫などのカラフルで、多種多様な可憐な花々が咲きます。
ガイドさんが同行すると、お花の解説なども聞けてより楽しいハイキングになります♪
※花の開花状況は自然現象のためご覧いただけない場合があります。
8.必要な装備・服装
*特に今回ご紹介しているコースは、標高が高い場所になるため、防寒対策・紫外線対策が必須。残雪が残っていたり、ぬかるみがある箇所もあるため、足元もしっかりと準備をしてください。
このような装備がそろえば、日本国内の軽登山・ハイキング、そしてスイス以外の海外ハイキングでも使用できます。
歩く目的が少なくても、標高差があり寒暖差がある場所、紫外線が強い場所などで重宝するので1セット持っておくことをオススメします。
最後に…
いかがでしたか?スイス・アルプスの山々を見て、少女のように楽しく歩きたくなりましたか?
今回ご紹介しました
「湖面に映る逆さマッターホルンハイキング」はスイスの数あるトレイルの中でも多くの名峰や展望が楽しめ、トレイルが歩きやすいので、ハイキング初心者や、スイスはじめての方にオススメのルートです。
マッターホルンだけでなく、ユングフラウ、アイガー、モンブラン、ベルニナアルプスなどたくさんの名峰、名峰が楽しめるハイキングトレイルがあります。
あなたのお気に入りの山・ハイキングトレイルを見つけるのも楽しいかもしれません!
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