大草原と遊牧民をイメージするモンゴル。あまり馴染みのない国かもしれませんが、日本からは直行便利用で片道約5時間半で行くことができます♪
今回はそんなモンゴル の基本情報についてご紹介していきます。
今は旅行に行くことはできませんが、再開した際には、当ブログを参考にモンゴル旅行の準備をしていただけますと幸いです。

(注)COVID-19感染症拡大に伴い、海外渡航に影響が出ています。
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モンゴルってどんな国?

青い空とどこまでも続く緑の大草原、そして夜は手が届きそうなほど星空。その中を馬で颯爽と駆ける遊牧民族と彼らの住居ゲル。
歴史の中では初代皇帝チンギス・ハーンらによって、ユーラシア大陸の大半を統治した大帝国です。日本の国技・相撲でもこの国出身の力士が多いですね。モンゴルと聞くとそんなイメージをお持ちではないでしょうか?
ロシアと中国に挟まれた内陸国モンゴル、その国土は約157万㎢、日本の約4倍です。

遊牧民とゲル(イメージ)/スタッフ撮影

遊牧民の子とゲル(イメージ)/スタッフ撮影

出発前に知っておきたいこと

①日本からのアクセス・時差・査証

モンゴルへは直行便利用でわずか5時間半ほど、日本との時差も1時間(日本時間より-1時間戻す)しかありません。また日本国籍の方は査証(ビザ)不要なので、気軽に行ける国としても近年注目されております。

②両替・チップについて

モンゴルには独自通貨である「トゥグルグ(9月18日現在1トゥグルグ=0.04円)」が使用されています。ただしツアーでご案内する場所については、ほとんどの所でアメリカドルもご利用いただけます。そのため現地通貨への両替は旅行中に使い切る分だけ両替されることをお勧めしています。
また首都ウランバードルなどの大都市ではクレジットカードの普及も定着しつつあります。

クラブツーリズムのツアーでは、現地ガイドが両替パックを用意していますので、出発前に両替する必要はないですよ!

また、海外旅行で気になるのはチップですが、モンゴルでもだんだんと習慣化してきました。現地の方から気持ちの良いサービスを受けた場合は心付けとして渡してあげると喜んでもらえるでしょう。

(具体例)
●枕銭:目安1ドル(お気持ち程度で結構です)
●カメラチップ:目安20,000トゥグルク(約800円)
現地通貨払いとなります。お寺等の見学の際、建物内部を写真・動画撮影する場合にかかることがあります。現地ガイドにご確認ください。

③治安・衛生面について

国内旅行に比べるとつい身構えてしまいますが、基本的なことに気をつければ安心して旅を楽しめます!

スリ・置き引き

「持ち物は必要最低限にしてコンパクトに」、「カバンは身体の正面で守る」、「貴重品は肌身離さず管理する」ことを心がけましょう。これはモンゴルだけでなく全世界共通です!斜め掛けの鞄がおすすめです!特にパスポートは命の次に大切なものだと認識し、常に注意するようにしましょう。

トイレ事情

ご宿泊いただくホテル・ゲルのトイレは水洗です。しかし、そこは大草原の国。最近ドライブインのような休憩場所ができつつありますが、長時間草原移動をする場合は、青空トイレとなる可能性がございます。そのため、トイレットペーパーやウェットティッシュなどをご持参ください。

飲料水

生水や水道水はお控えください。飲料にはミネラルウォーターをお勧めします。ホテルやレストランで簡単に購入ができます。

クラブツーリズムでは外務省発令の海外安全渡航情報に基づきツアーを造成しています。
海外旅行に行くと、つい気持ちが開放的になってしまいがちですが、基本的な注意事項をしっかり守って危険を避け、旅行を楽しみましょう!特にパスポートの管理については十分にお気をつけくださいね。

気候・服装・ベストシーズン

モンゴルの気候は、典型的な大陸性気候で、1日の寒暖差が大きく乾燥しています。日中は日本に比べ日差しが非常に強いため、日差し対策が必要です。夏でも夜の気温はかなり下がりますので、ゲルの中ではストーブをたく場合もあります。日が沈んでからは、夏でも防寒着が必要になります。

日中の移動の際には動きやすい服装と履きなれた靴でご参加ください。

冬の間は厳しい寒さが続きますので、観光のベストシーズンとしては春と夏の時期が、澄み切った青空に大草原が広がり魅力的です。

【4月下旬~8月】

お天気の良い日中は25度近くまで気温が上がりますが、日が落ちてからはどんどん気温が下がり、朝晩は10度以下まで下がることもあります。基本的に日本の夏と同じ服装で大丈夫ですが、朝晩は冷え込むのでジャンパーやウィンドブレーカーなど風を通さない上着やフリースなどの厚手の上着なども1枚ご用意ください。

【9月~10月】

お天気の良い日中は15度近くまで気温が上がりますが、日が落ちてからは-5度以下まで気温が下がることがあります。手袋・マフラーやカイロをお持ちいただくことをおすすめします。上着やコートなど防寒対策も必要です。

スタッフが選ぶモンゴル土産3選をご紹介

旅行に行ったら、お土産は欠かせないですよね。
ご友人やご家族用に。また自分用にもおすすめなお土産がモンゴルにはたくさんあります!
今回は現地を訪れている弊社スタッフから人気のオススメお土産をご紹介します♪
現地を訪れた際はぜひお買い求めください!

モンゴルのお土産(イメージ)/現地スタッフ撮影

モンゴルのお土産(イメージ)/現地スタッフ撮影

フェルト製品(スリッパやぬいぐるみなど)

年間を通じて気温の低いモンゴルでは、室内でも温かく過ごす工夫が様々あります。羊毛やラクダの毛で作られたフェルトを使ったグッズは軽くて、温かくて、お土産に非常に人気です。羊毛の優れた特徴である保温性、吸湿性を活かしたスリッパや可愛らしい小物入れ、羊やラクダのぬいぐるみなど、老若男女問わず喜ばれるお土産です。

フェルト製品のスリッパ(イメージ)/現地スタッフ撮影

フェルトでできた羊のぬいぐるみ(イメージ)/スタッフ撮影

岩塩

モンゴルは内陸国なのに塩が採れるの?と思いますが、2003年に世界自然遺産に登録されたオブスノール盆地では岩塩が採掘されています♪
モンゴル岩塩はミネラル豊富で、角がなく甘みも感じられ、料理にも重宝します。またお風呂用「バスソルト」もあります。

岩塩(イメージ)/現地スタッフ撮影

モンゴルのゲルチョコ

かわいらしい外箱がモンゴルの伝統様式家屋の「ゲル」の形になっており、蓋を開けるとゲルの中の様子も描かれており、チョコレートを食べ終わった後も、手元に残しておきたくなる一品です。
こちらはモンゴルのチョコレートブランドGolden Gobi社のもので、中身のチョコレートも個装されています。ザハ(市場)やウランバートル市内のデパートやスーパーで気軽に購入できます♪

ゲル型のチョコレート(イメージ)/現地スタッフ撮影

Golden Gobi社のチョコレート(イメージ)/現地スタッフ撮影

ゲルとは?気になるゲルでの過ごし方もご紹介!

当社のモンゴルツアーではゲルでの宿泊があります。
皆様、ゲルでの宿泊とはどのようなイメージでしょうか?
ゲルの施設や、ゲルでの過ごし方をご紹介いたします♪

「ゲル」は中国語で「パオ」という、モンゴル民族の伝統的な円筒型の移動式住居です。モンゴルではこのゲルを観光客用の宿泊施設として利用しています。ゲルを設置した施設全体のことを「ツーリストキャンプ」といい、ゲルの中にはベッドが3~4つあり、簡単なテーブルとストーブがあります。夜は冷え込みますので、夏の時期でもストーブを利用します。

また、基本的なゲル内には、お手洗いやシャワーはなく、ゲルから1、2分離れた外の別の建物で利用していただきます。夜間は明かりが少なく真っ暗なので、外に出る際は懐中電灯をお持ちいただくことをおすすめします。レストランも別の建物となっています。

ゲルでの宿泊の際、お天気が良ければ夜は満天の星を見ることができます。クラブツーリズムでは、出発日ごとにレジャーシートや天体望遠鏡をご用意しています。真っ暗の中、大草原で見る星空は、日によっては天の川も見えるほど透き通っています。都会ではなかなか見ることのできない星空に心が癒されます♪

ゲル(イメージ)/スタッフ撮影

ゲル(イメージ)/スタッフ撮影

ゲル(イメージ)/スタッフ撮影

ゲル内部の設備(一例)

・ベッド2~4台
・小さいテーブル
・薪ストーブ
・タオルは小さいものが1枚程度
・ドアには南京錠がついています
※ゲル内部には土足で入ります。
※アメニティや電化製品、セーフティボックスはございません。充電コンセントは1か所ある場合がほとんどです。

ゲル内部(イメージ)/スタッフ撮影

ゲル内部(イメージ)/スタッフ撮影

以上、モンゴルの基本情報をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
今後モンゴルへの旅行を検討される方にとって、少しでも参考になれば幸いです♪

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