自己紹介
こんにちは。
この度、クラブツーリズム自転車部“CYCLE-LINK”(サイクルリンク)が発足しました!
「自転車で旅を楽しく!毎日をもっと豊かに!」をモットーに自転車旅を通して、沢山の方にいつもとは違った視点で見る景色、スピードや爽快感を感じていただいたり、訪れる街の方々との触れ合いを楽しんだり、日々の体調コントロールやトレーニングなど、楽しく健康にサイクルライフを共有し、こんな自転車旅を一緒にやってみたい!と思っていただけるような自転車部を運営して参りたいと思っています。
瀬戸内『しまなみ海道』サイクリングに行ってきました
“CYCLE-LINK”のSTART第1弾として、サイクリストの聖地となっている瀬戸内しまなみ海道に行ってきました!しまなみ海道とは、広島県尾道から愛媛県今治を結ぶルートの通称で、片道約70kmのサイクリングロードとなっています。
しまなみ海道では、サイクリングを推進しており、レンタルサイクルがとっても盛んです。
レンタルサイクルの種類も多くあり、お馴染みのシティサイクル(いわゆるママチャリ)やシティサイクルより快適に長距離走行できるクロスバイク、E-BIKE(イーバイク)というスポーティな電動アシスト自転車も借りることができますし、観光の方向けにヘルメットまで用意されていますのでサイクリングの用意は「手ぶら」で「安心して」現地を訪れることができます。
レンタル可能な自転車台数には限りがありますので、事前予約をおすすめします。スタート地点により、予約箇所・予約方法が異なりますのでご注意ください。
今回は尾道からのスタートです。
自転車はE-BIKEのヴェクトロンをレンタルました。充電器も貸していただけるので、1泊2日、2泊3日で島めぐりをしながらのサイクリングにも最適です。
ワンポイントアドバイス
初心者では10km/1時間、50km/1日程度を想定しましょう。
途中でバスや船移動を取り入れることも可能です。景色を楽しんだり、写真を撮りながら休憩したりと余裕をもったスケジュールを組み、サイクリングを楽しみましょう♪
自転車によってはカゴのついていないものもありますので、荷物はコンパクトに。リュックサックが便利です。季節により持ち物は異なりますが、飲み物、タオル、カメラは必須!天候によりサングラスやカッパがあるとよいでしょう。
自転車に乗る際の服装は普段着で問題ありませんが、汗を吸い、動きやすいスポーティなものを用意します。こぐ際に邪魔にならないよう、足元のすっきりした服を選びましょう。
それでは出発です。今回は尾道~大三島の多々羅しまなみ公園までの約30kmをサイクリングしました。折角しまなみまで来たので、寄り道も楽しみたいですね!
向島(むかいしま)
向島には尾道から船で渡ることができます。街の人の足としても利用されており、10-15分毎に往来していて予約不要!自転車が一緒に乗れるのがさすがですよね。ここでは昔ながらのラムネを作っている『後藤鉱泉所』を訪れました。
なんと昭和5年から続く老舗ラムネ店です。現在は3代目で、時代により好まれる味が変わるため、代によりラムネの味が異なるそうです。素晴らしい企業努力!長く愛される理由ですね。シュワッと美味しい炭酸に刺激されて元気いっぱいになりました。
今(2020.12月時点)はコロナの影響で少なくなってしまいましたが、毎年世界各国からお客様が訪れているそうです!
ごちそうさまでした!
××失敗談××
実は向島では『後藤鉱泉所』のほかに立ち寄ってみたかったお店が2つありましたが、定休日でした。お出かけの際はご注意ください。
ラムネで元気をもらい、海沿いをサイクリングしながら向島から因島(いんのしま)、生口島(いくちじま)を通り、目的地の大三島(おおみしま)の多々羅しまなみ公園へ向かいます。
しまなみ海道の島々をつなぐ橋ですが、通常は通行料金がかかります。ですが、なんと2022年まで『自転車限定』で通行料無料となっています!!サイクリストにはうれしい限りです。是非この機会に訪れたいですね。
また、橋の入口には看板が出ていますので、看板を目印に進みましょう!橋に着くまでは登り坂が続きますが今回はE-BIKEなので、楽に走ることができました。最初に渡る因島大橋は自動車道路の下に、自転車と歩行者専用の道路が通っていました。それぞれが色分けされていてとても分かりやすかったです。
因島(いんのしま)
因島では食べてみたかったコレ!をいただきました。
因島と言えばはっさく、はっさくと言えば因島なのをご存知でしょうか。時は江戸時代末期、因島のお寺で原木が発見されたのが始まりと言われているそうです。そんな因島発祥のはっさくを使って作られた銘菓『はっさく屋のはっさく大福』です。白餡とゴロッと大きなはっさくの実がみかんの皮と一緒に蒸した風味豊かなお餅で包まれていて、一口食べると絶妙の甘みと酸味が口の中に広がります。
はっさく屋は因島大島の麓にあり、アクセスも便利です。
生口島(いくちじま)
生口島では、西の日光と呼ばれる『耕三寺』へ。
日本各地の古建築を模して建てられたお堂や塔、門が並んでいます。それぞれの建物はとても色鮮やかでどれも目を引くものばかりでした。大きなお釈迦様や敷地の奥には一面白い大理石で覆われた丘があり、街を一望することが出きます。
訪れた時は紅葉の始まった頃で、木々が緑から紅や黄色に色づき始め、一層美しく見えました。
海沿いでサイクリストの集団に出会いました。このような出会いもサイクリングが盛んな地ならではですね。
高台のレモン谷からはこれから向かう多々羅大橋が望めます。青い空、黄色いレモンと濃い緑の葉、そして白い橋のコントラストがとても画になります。この写真スポットはオススメです。
全長1,480mの多々羅大橋はしまなみ海道にかかる7つの橋で一番人気の橋です。橋の上で広島県から愛媛県に入ります。一気に走り抜ける爽快感がなんとも言えませんが、県境を示す標識がありますので、見逃さないように気を付けましょう。
大三島(おおみしま)
多々羅しまなみ公園、サイクリストの聖地に到着。
今回一緒に走ってくれた愛車とサイクリスト記念碑と多々羅大橋をバックに記念写真を撮りました。
一度は訪れたかった憧れの地に来れて感無量でした。
最後に…
今回の旅では生口島に戻り、垂水温泉に1泊。
垂水サンセットビーチでその名の通りきれいな夕日に出会いました。お宿では、岩風呂がサイクリングの疲れをしっかり癒してくれました。昭和レトロなお部屋がまた落ち着くこと!
遠方の祖父母の家を思い出して懐かしく思いました。
今回は自転車部STARTとしてしまなみ海道の前半をお届けしました!まだまだ魅力いっぱいのしまなみ海道、次は今治までの完全走破を目指してまたいつか訪れたいと思います。
ワンポイントアドバイス
生口島に隣接する高根島は西日本豪雨の影響以降、島内に立ち入ることはできません。朝日を見にサイクリングを予定していましたが残念!
一日も早い復興を願うばかりです。