このシリーズでは、動物大好きなスタッフが厳選した写真や動画を皆様にお届けします!
第4回はオーストラリア特有の動物たちをご紹介します。オーストラリアには広大な自然があり、数多くの固有種の動物が生息しています。オーストラリアと言えばコアラ、カンガルーですが、他にも色んなかわいい動物がたくさんいます。思わずキュンとしてしまうかわいい姿を見て、日々の疲れを癒してください♪
クラブツーリズム入社前にオーストラリアに3年間住んでおりました“オーストラリアをこよなく愛する担当者”が、オーストラリアのかわいい動物たちをご紹介します!
オーストラリアの固有種
日本の20倍以上の国土を誇るオーストラリアには、数多くの動物が生息しています。オーストラリアにはまだまだ未開拓の自然豊かな土地がたくさんあり、動物がのびのびと暮らしています。政府による動物保護活動によって、その生態系が守られています。
そんなオーストラリアには、この国にしか生息していない「固有種」が多くいます。実は、オーストラリアの動物の8割が固有種と言われており、今回はその中でも、代表的な人気の動物をご紹介いたします♪
固有種① とにかく癒されるコアラ
オーストラリアと言えば、まず思い浮かぶのは「コアラ」ですよね!コアラは木の上で生活し、ユーカリの葉を主食としています。ユーカリの葉は、毒素があり他の虫や動物たちに食べられないため、最適の食料と言えます。コアラの消化器官にはユーカリの毒素を分解する作用があるので、コアラは問題なく食べることができます。
メスのコアラは、妊娠してからわずか35日で赤ちゃんコアラを出産します。産まれたばかりの赤ちゃんは、なんと体長約2cmで、体重は1g以下、目は見えず、耳も毛もなく、まるでピンクのジェリービーンのような姿をしています。そんな小さな赤ちゃんコアラはすでに発達している臭覚・触覚・方向感覚、力強い前足と爪を使い、産道からお母さんコアラのお腹にある袋に自力でたどり着きます。せっかくなので写真でもご紹介したいところですが、そんな小さな姿ゆえ、自然界でも動物園等で保護されているコアラだとしても、なかなか写真におさめる事はできないのでお見せできずに残念です。(※「コアラ 新生児」で検索いただくと、見つかりますよ♪)その後、ふわふわであたたかく安全な袋の中で母乳を吸い、ぐんぐん成長します。
お母さんコアラは赤ちゃんが袋から落ちないように、出入り口部分の筋肉をしっかりと強く締めているそうです。
生後5ヶ月で目が開き、袋の外をのぞき始めます。こちらは少し大きくなって来た、施設で保護されているコアラの赤ちゃんです。なんとも愛らしいですね。
徐々に、袋から出てお母さんのお腹につかまったり背中に乗ってユーカリの葉を食べるようになり、1歳頃親離れして自分の生活圏を探し自立します。
野生コアラが多く生息する郊外の道路には「コアラに注意!」の道路標識がよく見られます。時折、誤って道路を横断してしまう事がある為です。(交通事故に遭ったコアラは保護施設で治療を受ける事も多くあります)
そんなコアラはエネルギーを蓄えるために1日に約16時間程度を寝て過ごします。なので、動物園でコアラを見ても、寝ていることが多いと感じると思います。起きている、いや木の上を歩いているコアラを見ることができたらそれはとてもラッキーです!
シドニー郊外の有名な世界遺産「ブルーマウンテンズ国立公園」は、その広大なエリア見渡す限りがユーカリの森ですが、そのユーカリはコアラが食べられる種類ではない為、残念ながらコアラを見る事はできません。(諸説ありますが、ユーカリは800〜1,000種程あると言われております!)
オーストラリアを訪れるツアーでは「コアラ抱っこ体験(写真付)」ができるコースも多くございます。コアラを抱っこすると『思っていたより重たくて毛がかたい』印象ですが、とってもかわいくて癒されますよ♪ ただし、州の法律により、この「コアラ抱っこ」はどこの動物園でも体験できる訳ではありません。抱っこできるエリアは主にケアンズ・ゴールドコースト・メルボルン等です。
固有種② 近年人気急上昇クオッカ
今、大人気な動物と言えば「クオッカ」です。クオッカはロットネスト島という、西オーストラリア州パース付近の島に生息しています。いつもニコニコしているように見え、とても癒されます。「世界一幸せな動物」と呼ばれるほどで、クオッカを見るためにわざわざロットネスト島まで足を運ぶ方も多いです。クオッカは人懐っこく近づいても逃げないので、コロナ禍前には自撮りでツーショットを撮ってSNSに投稿するのがとてもブームになっていました。また旅行できるようになったら、こんな体験も楽しみですね♪
固有種③ ずんぐり可愛いウォンバット
「ウォンバット」は比較的大きい動物で体重は10~40kgほどになります。普段はのんびりと過ごしておりますが、実は時速40km程度で走ることができるんです!ウォンバットは鋭い爪も持っており、穴を掘って巣穴を作り、地中で生活しています。
固有種④ 知るほど気になるカモノハシ
なんと言っても不思議なのが「カモノハシ」です。オーストラリアの東部のみに生息しています。カモノハシは白亜紀よりも前から存在していたと考えられ、その頃からほとんど姿が変わっていないことから「生きた化石」と呼ばれています。哺乳類ですが、卵で赤ちゃんを産み母乳で育てます。また、母乳で赤ちゃんを育てるのに乳首がなかったり、哺乳類なのにカモなどの鳥類のようなくちばしがあったり、気になる不思議がいっぱいです。条約により国際取引は禁止されているので、残念ながら日本の動物園でも見ることはできません。野生の姿を見られるのも稀ですが、ご興味のある方はぜひオーストラリアに行かれたら、カモノハシがいる動物園に行ってみてください。
固有種⑤ 絶滅危惧種タスマニアンデビル
その名の通り、オーストラリアのタスマニアに生息している「タスマニアンデビル」。「デビル」と聞くと怖いイメージがありますが、気性は少し荒いものの体長は約60cmと小柄な動物です。基本的に動物の死肉を食べて生活しています。とてもお腹が減っていて、食べるものがない時は、生きている動物を狩って食べています。小柄ですが顎の力はかなり強く、骨まで砕いて食べてしまいます。やはり「デビル」なのかもしれません.....
おわりに
いかがでしたでしょうか。オーストラリアの固有種について少しでも知っていただけたら幸いです。今回は一部のみご紹介させていただきましたが、まだまだ他にも様々な固有種が存在しています。ぜひいつの日か、オーストラリアまで足を運んでみてください!
↓ オーストラリア続編では、メインのあの動物をご紹介します!こちらもあわせてご覧ください♪
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