クラブツーリズムの鉄道撮影の旅でも人気の鉄道風景写真家・伊藤宏美さんに、
撮影の時に、望遠レンズと広角レンズをどのように使い分けているのか聞いてみました!
よろしければ参考にしてみてください♪

伊藤宏美さんの写真の特徴

©Hiromi Ito

鉄道風景写真を撮られる伊藤さん。
鉄道を大きく写すことことはもちろんですが
「列車だけでなく周りの風景もみてもらいたい」という思いから
大きい風景の中に列車を小さく写すという撮り方をよくするとのこと。
そのために、基本的には 標準~広角レンズ を頻繁に使われています。

望遠レンズを使うとき

望遠レンズを使うとき
<前ボケを使う>
①F値(絞り)の数値を小さくする
②望遠側にする
③ぼかしたいものに寄る
※注意※
車両が大きく写るのでサイズ感に気を付けること

望遠レンズを使うときは特にこの3つのポイントを意識!
列車が来る前に事前に構図を意識して、露出などを整えて撮影してみた写真がこちら。

©Hiromi Ito

菜の花がキレイに咲いていたため前ボケにして撮影。
①F値は2.8 ②菜の花に寄る ③ピントは線路に合わせる
こちらの写真は列車のサイズを小さくするために
列車から遠く離れたところから撮影するようにしているそうです。

広角レンズを使うとき

広角レンズを使うときは特にこの2つのポイントを意識!

広角レンズを使うとき
①主役を決める
②思い切って主役に寄る

こちらの駅スナップ。
趣のある駅舎と可愛らしい猫、この雰囲気を写真に残すために
伊藤さんは広角レンズを選ばれました。

しかし、広角レンズで引きで撮ると、駅舎全体は写るのですが、
主役の猫が小さくなってしまう…
そこで思い切って、猫に寄ってみて撮影してみた写真がこちら。

広角レンズ使用のため広く写すので
雰囲気のある駅舎の様子も残せるように、時刻表を入れ込むように意識されたそうです。

Youtubeではより詳しく紹介中!

いかがでしたでしょうか。
こちらのブログでは、簡単にレンズ選びのポイントをまとめてお話ししました。
Youtube動画では、伊藤さんの作例を参考により詳しく紹介させていただいてます。
よろしければ、こちらの動画も合わせてご覧ください!

では、また次の記事でお会いしましょう♪

youtu.be