「漢詩で旅する中国」のシリーズでは、漢詩を堅苦しく学ぶのではなく、イラストや写真を使い、日本語の書き下しも合わせて気軽に漢詩に触れ、その後、漢詩の舞台やゆかりの場所の旅を、担当者の王がご案内します。いわば、漢詩という切り口から、オンライン上の中国旅行を楽しんでいただきます。
なお、このシリーズはYouTubeで動画を配信しております。当ブログの最後にそのURLも貼り付けておりますので、紹介した漢詩の舞台からの「最新の映像」と一緒にぜひご視聴いただければと思います。
こんにちは、クラブツーリズム中国五千年俱楽部を担当しております王と申します。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
新しくスタート『漢詩で旅する中国』のこのシリーズは、まず日本でも知名度の高い、唐の時代の詩人・李白が書いた数首の漢詩とその舞台をご紹介いたします。
『詩仙・李白の旅路』の第一回目はこちらの漢詩と旅先をご案内します。
漢詩
『峨眉山月の歌」(がびさんげつのうた) 李白
詩の意味 峨眉山に片割れ月のかかる秋の夜、月影は平羌江(へいきょうこう)の水に映って流れる。夜中、清渓(せいけい)を旅立って三峡へと向かったが、月よ、あなたを見ることもできぬままに、渝州(ゆしゅう)まで下ってしまった。【松枝茂夫訳】
この漢詩の魅力やその他詳細については最後のYouTube動画をご覧くださいませ
漢詩の舞台を旅しよう
李白が書いた『峨眉山月の歌』のこの漢詩は、全28文字中になんと地名だけでも12文字があります!漢詩のタイトルにもなった峨眉山、二句目に出た平羌江(へいきょうこう)(今の楽山)、そして李白の今回の旅の目的地である渝州(ゆしゅう)(今の重慶)を、前編と後編二回に分けてご案内いたします。
今回は第一回の前編になります。
世界遺産・峨眉山
峨眉山は、普賢菩薩と聖地で仏教の四大名山の一つ。「雲海」・「日の出」・「仏光」・「聖光」は峨眉山の四大絶景として有名。また、麓から山頂までの標高差が2500mもあり、亜熱帯植物から高山植物まで、3000種類を超える植物、2300種以上の動物が生息しているため、峨眉山は「動植物の王国」とも呼ばれており、世界文化と自然、両方の世界遺産として登録されています。
世界遺産・楽山大仏
漢詩二句目に出た平きょう江の今の名前は青衣江(せいいこう)、この大仏像あたりで岷江と合流しています。
90年間かけて完成したこの大仏は、楽山大仏と呼ばれ、世界遺産にも登録されました。18階建てのビルに相当する高さもあり、世界最大の摩崖大仏像となっています。ちなみに李白が旅をした時、大仏はまだ工事中でした。楽山大仏を見るなら、遊覧船はイチオシです。
ブログでは紹介しきれない詩人李白のことや、世界遺産の峨眉山、楽山大仏の魅力を、現地からの最新映像を混じりながらご案内いたします。楽山大仏は遊覧船からの映像もあります。ぜひ下記YouTube動画をご視聴ください。
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