当日は40名様近いお客様にご参加いただき、誠にありがとうございました。
新しい旅のスタイル いつかの渡豪に想いを馳せて「オンライン」で学ぶ
西オーストラリアはワイルドフラワーのベストシーズン。例年、弊社のツアーはもちろん、日本中・世界中から、花好きな方がたくさん訪れるシーズンです。本来でしたら、私共もパース行きツアーの販売・手配で大忙しのこの時期。昨年も、今年も、コロナ禍により、お客様を現地にご案内することが叶いませんでした。それならば、いつか行ける日の為に今の内に「ワイルドフラワーを詳しく知っていただきたい！」 …そんな想いから、今回のオンラインツアー（講座）を企画しました。
今回の添乗員です！
クラブツーリズム入社前に約３年間オーストラリアに在住し、観光ガイドもしておりましたスタッフがご案内させていただきました！
今回もまずはじめに、オーストラリア政府観光局の梅田氏に、オーストラリアの現在の最新情報と、ワイルドフラワーの玄関口パースから行ける人気観光地について教えていただきました！
スライド画面
梅田氏
いよいよ、本編スタート！
スライド画面／オークリー氏プロフィール
今回も花スペシャリストのオークリー今日子さんに、パースから生解説にて教えていただきました！
前回からの２週間は、ワイルドフラワーのベストシーズンという事もあり、今日子さんはあちらこちらへ視察・撮影に出かけられていたそうです！その時のお話も交えつつ…
スライド画面
オークリー今日子氏
アンケートや投票、クイズ等も挟みながらあっという間の１時間…
スライド画面／はい：約３割 いいえ：約７割という結果でした
スライド画面／１番人気は「リースフラワー」でした♡
前回は「基本編」でしたので、主に花の写真をアップでご覧いただき解説をお聞きいただきましたが、今回は「より詳しく編」ということで、どんな場所でどんな風にどのくらいのサイズの花が咲いているのかをご覧いただけるよう動画も多くご準備いただきました。
今日子さんと「花探し」や「花散策」をしているような気分になれる動画もあり、ご参加のお客様には楽しくお過ごしいただけたら幸いです。
お客様と生で交流『ご質問タイム』！
プログラムの最後は「ご質問タイム」。せっかくオンラインでつながっているので、チャットにてお寄せいただいたお客様からのご質問に、今日子さん・梅田さんに生でお答えいただきました。「なかなか見られない貴重な花は？」「今日子さんが一番好きな花は？」「先住民の方の言葉で名前がついている植物はある？」等… たくさんのご質問、ありがとうございました。
オークリー氏／ご質問にお答えします！
ご回答につきまして、今日子さんから補足のご案内をいただいておりますので、こちらで紹介させていただきます！
今日子さん、さらに細かい情報、誠にありがとうございます。
※【第１回】ご参加で花図鑑をお持ちの方は、ぜひあわせてご覧ください。
Q：なかなか見られない貴重な花はありますか？
A：すぐに思い浮かんだのは、（著作権の関係で写真は載せられないのですが）p.49:160で紹介しているアンダー・グラウンド・オーキッドです。ごく限られた場所でしか自生していない上に、花を含めて地上からは見えないので、探すこと自体が大変難しい花です。私がこのラン探しに参加したときは降水量が少ない年だったこともあり、見つけることができませんでした。一生に一度、見てみたいと思っている花です。
Q：今日子さんの一番好きなお花は何ですか？
A：前回のご質問にもありましたので考えいたのですが、思い浮かんだのは、p.7に記載しているペッパーフラワー(ムクロジ科)です。あまり見られないので本文に掲載していませんが、ひっそりと咲いているのを見つけた時は、私自身嬉しくなります。花径は2㎝位でとても小さいのですが、花全体が蝶のような形をしており、おしべのやくが目だつ美しい花です。
Q：リースフラワーを先週見に行ったのですが、ちょっと枯れかけでした。 咲いているかどうか、満開かどうかのタイミングはどうやって調べるとわかりますでしょうか？
（☺オーストラリアからのご参加、ありがとうございます！）
A：現地のインフォメーションセンターに聞いても情報が古い場合がありますので、お気をつけください。できるだけ信頼できる情報を集めて判断することになりますが、SNSにあげる人もいますので、その日付も参考になると思います。その年の降水量や気温によっても異なるので難しいのですが、今日ご紹介したスポットがきれいなのは８月下旬から9月中旬です。近年は遅くなる傾向があるように思われ、去年は9月中旬がきれいでした。
Q：今日ご紹介のルートをしっかり回るには、どのくらい現地に滞在するばいいでしょうか？
A：広い国ですので、北部も南部もしっかり回るとなると10日間位でしょうか。ぜひお越しいただきたいです。
Q：ワライカワセミ（鳥）は西オーストラリア州の固有種ではないかと思うのですが、どうなのでしょう？
A：ワライカワセミ（Dacelo novaeguineae）は、オーストラリア東部の固有種で、西オーストラリ州では移入種です。 2000年のシドニーオリンピックで、ワライカワセミは３つのマスコットのうちの一つに選ばれました。参考までに、オーストラリアの国鳥は、エミューです。
現地の「ワイルドフラワーウォーキングツアー」の様子
今日子さん、オンラインツアーの翌日には「ワイルドフラワー協会主催のワイルドフラワーウォーキングツアー」に参加されたそうで、素敵な写真もご提供下さいました！オレンジ色の花は、コーラルバインです。つる性なのでグラスツリーに絡んでいる様子がよくわかる１枚ですね。
ワイルドフラワーウォーキングの様子 ©️Oakley Kyoko
スライド画面 ©️Oakley Kyoko
こちらはオンラインツアー中のひとコマです。濃いオレンジ色とピンクのコントラストが印象的で、思わず私が「絵の具で塗ったみたいなビビッドな色合いですね！」と申し上げたシーンです。
ツアーのハイライトは、こちら↓ 巨木ジャラ（ユーカリノキ属）だったそうです。
ユーカリノキ属／ジャラ（樹齢320年、幹周りは4mだそうです） ©️Oakley Kyoko
最後に
いかがでしたでしょうか？日本では見ることができないとてもユニークで珍しい花について、たくさん学びお楽しみいただけましたら幸いです。今日子さんには、半年前より依頼させていただき、この日の為に長い時間をかけてご準備いただきました。多大なご尽力、本当にありがとうございました！
そして、来年こそは！ぜひ西オーストラリアへお出かけいただけますように…✨弊社でもツアー販売を始めております。既にご予約もいただいており、ありがとうございます！各出発日19名様限定です、ご予約心よりお待ちしております。
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