「ニューヨーカーになった気分」で楽しむをテーマに、ただの観光ではなくニューヨークをゆっくり歩いて楽しむプランなどを紹介していきます。
「発見!知りたい世界の街散歩」シリーズ第1回はこちら☟
ニューヨークに行く前に知っておきたい4つの事
1.街の仕組みは簡単!
京都や札幌と同じように道が碁盤の目になっているマンハッタンは、多くの道や地名を覚えなくても簡単に現在地を把握することができます。東西を結ぶ道はStreetで表記され、北へ向かえばStreetの数字が大きくなります。南北を結ぶのはAvenueで、東から西へ向かって数字が大きくなります。こちらは日本語でいうと番街です。高級ブランドが並ぶ5番街をイメージすると分かりやすいですね
2.エンパイアーステートビルの形を覚えると便利!
マンハッタンには多くの高層ビルがありますが、その中でも特徴的に覚えやすいエンパイアーステートビルの形を覚えておくと、空を見上げれば方向が分かります。そびえ立つような尖塔が特徴的なので、覚えやすいですね!
エンパイアーステートビルがあるのが34 stです。
例えばタイムズスクエア周辺にいる場合、エンパイアステートビルが見える方向が南です。ソーホー周辺にいる場合は、エンパイアーステートビルが見える方向が北です。
数々の有名な映画やCMにも起用されているので、ニューヨークを訪れた事がなくてもどこかで見た事があるという方も多いかもしれません。ニューヨークを象徴するようなビルです。
3.トイレはどこで借りることができる?
ニューヨークに限りませんが、海外を歩く時に困るのはトイレを借してもらえる場所が少ない事です。日本のようにコンビエンスストアで借りることはできませんので、長時間歩く時は休憩場所の目処を立てておいたり、トイレのある場所で先に済ませておくと安心ですね。ニューヨークでお手洗いを借りることができるのは、レストランやカフェ(ご利用のお客様しか利用できないことが多いです)、デパート、美術館です。
4.治安は大丈夫?
1990年代までは凶悪事件も起きていたニューヨークの治安は、その頃と比較すると観光客が訪れるような場所の治安は大きく良くなったと言われています。ただし、人の少ない時間帯である早朝や夜間において地下鉄を利用、セントラルパーク内を歩くこと(通り抜けもしないように)、人の少ない通りに行かないようにしましょう。
また、時間帯に限らず、ハーレム地区含め96stよりも北側へ行く場合は、ガイド付きのツアーに参加することを強くお勧めします。
その他、安全に関する情報はガイドブックや、最新のニュースをご自身でしっかり調べて、お出かけくださいね。ツアーに参加される方は、念のため添乗員やガイドにも確認しておきましょう。
行ってみたいブルックリン2つのエリア
日本からのツアーではマンハッタンの観光が中心となりますが、ニューヨークの街歩きをするなら、ブルックリンまで足を延ばしましょう。ブルックリンは、マンハッタンからイーストリバーを越えたところにあり、地下鉄で簡単にアクセスする事ができます。週末には地元の人、観光客でにぎわい、マンハッタンとはまた一味違った雰囲気を楽しんで頂けると思います。
ブルックリンも広く色々なスポットがありますが、おすすめの2つのエリアを紹介します。
1.人気急上昇のウィリアムズバーグ
ここ数年、日本でも人気急上昇のウィリアムズバーグ。
1990年代の後半頃から家賃が高騰したマンハッタンから、アーティストが移り住み、ブルックリン発の文化を牽引する町として発展してきました。
個人的なイメージですが、日本でいうと下北沢と代官山を足したような街です。
デパートなど大型の施設はなく、小洒落た小さなお店が点在し、食材にこだわったカフェ、街自体もアーティスティックで写真映えする場所が沢山あります。
街歩きプランはお昼頃に到着して、街を歩きながらカフェでランチ、雑貨屋さんで変わったお土産をみたり、アクセサリーやお洒落な古着屋さんもあります。そして、マンハッタンを眺める公園からマンハッタンの景色を眺めるのもお忘れなく。
マンハッタンの観光地とは違い、ブルックリンは朝や夕方は人が少なかったり、街灯が少なく暗い場所もあるのでご注意ください。土地勘のない旅行者が行くには、昼間がオススメです。時間には余裕を持って行動しましょう!。
まるでスイーツのような可愛い石鹸屋さん
Soap Cherie ソープ・シェリー
美味しそうなスイーツのお店かと思いきや、ナチュラルソープのお店です。まさにトレーに並んでいるカップケーキにしか見えませんが、実は全部ナチュラルな素材にこだわって作られた石鹸やバスボムです。使ってしまうのがもったいない、スイーツなどの可愛い形をした石鹸をはじめ、死海の塩でできたスクラブや、溶けたらオイルとして使えるオイルキャンドル、保湿クリーム類など、とても商品が充実しています。見た目のインパクトがあって、とても可愛いので、お土産にしても喜ばれるかもしれませんね♪
外からもカラフルな店内がみえるので、近くに行けばすぐに見つけることができます。日本へのお土産に、そして自分用にも選びたいですね。
店名
Soap Cherie ソープ・シェリー
住所
218 Bedford Ave, Brooklyn, NY 11249
2.写真映えスポットの定番!ダンボ
ブルックリンオススメスポット2つ目は、Dumbo(Down Under the Manhattan Bridgeの略)です。
ダンボは、かつて貨物船が荷物を運びいれた倉庫街だった場所で、石畳やレンガ造りの古い建物が多く残るのは当時の名残です。現在はニューヨーク旅行でSNSを検索すると、必ず出てくるスポットになるくらい、有名になりました。再開発が進み、どんどん新スポットができています。
SNS映えする有名な写真スポットは、ワシントンストリートとフロントストリートの角にあります。茶色のレンガ造りの建物の間から、マンハッタンブリッジが綺麗に見えます。天気が良い日は、写真撮影の角度を変えるとエンパイアーステートビルも見えます。
この写真スポットは、一般道路にあり車両が多く通る場所にありますので、撮影の際は車道に出ないよう、安全には十分気をつけてくださいね。
定番スポットで写真を撮った後は、橋の方向へ歩いていくとメイン・ストリート公園があります。遊歩道を歩いてマンハッタン側に向かうと、ぺブルビーチという人工海岸があり、そこからブルックリンブリッジとマンハッタンの景色を眺めることができます。また、ブルックリンブリッジのたもとにある、エンパイア・フルトン・フェリー・パークは芝生なので、天気の良い日には日光浴をするニューヨーカーが沢山います。
また近隣には多くのレストランやカフェもありますので、食事しながらゆっくり過ごすも良いかもしれません。
ブルックリンブリッジを歩いて渡ろう!
歩いて渡って大パノラマを体感しよう!!
1.ブルックリンブリッジの概要
ニューヨークの代表的なイメージの1つ、ブルックリン橋は歩いて渡る事をおすすめします。映画やドラマの有名なシーンでも度々登場するこの橋は、全長1825mの美しい形をした吊り橋で、1883年に開通しマンハッタンとブルックリンを結んでいます。現在、橋の上層は歩行者と自転車、下層は車両用として上下2層に分かれています。
2.歩いて渡るからこそ楽しめる景色
晴天の日は、抜けるような青空・マンハッタンの高層ビル・美しい吊り橋の景色がとても美しいです。夕方は夕日に染まる吊り橋、マンハッタンの摩天楼の絶景を楽しむのも良いですね。遠くに自由の女神の像も見えますよ。
3.安全のために注意すること!
歩く際は歩行者レーンを確認、かつ背後からくる自転車との接触には十分注意をして歩いてくださいね。混雑時などは特に、歩行者レーンを走ってくる自転車や、自転車レーンにはみ出して歩く歩行者の方も散見されますので、周囲の安全を確認してください。
歩行時間はゆっくり歩いて渡ると約1時間程度です。屋根がないので夏は日除け対策・飲み水を忘れずに、冬は吹き付ける風が冷えるので、上着など防寒対策をして歩きましょう!観光客が多いとはいえ、橋を渡り始めるとトイレはありませんので、ご注意ください。
4.歩く方向 マンハッタン側から歩く?ブルックリン側から歩く?
ブルックリンブリッジは、マンハッタン側からでも、ブルックリン側からでもどちらからでも自由に行き来できます。ではどちら側から歩くのが良いでしょうか?個人的には、進行方向にマンハッタンが見えるので、ブルックリン側から歩く方がおすすめです。
橋とマンハッタンを順光で撮影したい方は、午前中にマンハッタン側から歩いて振り返って撮影するのが良いそうですよ。
もし時間と体力があって、ブルックリンも景色もマンハッタンの景色も楽しみたいという方は、午前中にマンハッタン側から歩き、ダンボで昼食と休憩、そして午後はブルックリン側からまた橋に戻って、歩いて往復するのも良いですね
ニューヨークはいつがベストシーズン?
1.春~夏 ピクニックも楽しめる!
大都会マンハッタンの中心には、緑豊かな広大な公園セントラル・パークがあります。東西800m、南北4kmに渡る四季折々の自然を感じられます。過ごしやすい季節は、ニューヨーカーになった気分で、好きな食事を持ってセントラルパークでピクニックをしてみてはいかがでしょうか?
物価が高いことで知られるニューヨーク、レストランでの食事が続くとかなり高額になってきますので、スーパーやカフェのテイクアウトや、フードコートを上手に利用するのも、旅を賢く楽しむポイントです。(もちろんレストランでの食事を思いっきり楽しむのも醍醐味ですね♪)
-セントラルパーク付近のテイクアウトできるお店
セントラルパーク付近のテイクアウトできるカフェ、スーパーマーケットがいくつかあるのでご紹介しておきます。
①Trader Joe`s トレーダー・ジョーズ
日本でもエコバックが人気の、通称トレジョです。サラダや軽食の種類も多く、人気のおやつを仕入れるのにおすすめです。場所は72ストリート駅おりてすぐ、72ストリートとブロードウェイの角にあります。ダコタ・アパートやストロベリー・フィールドに立ち寄るのにアクセスが良いです。
住所:2073 Broadway, New York
②Zucker's Bagels & Smoked Fish ザッカーズベーグル&スモークドフィッシュ
同じく72ストリート駅から徒歩圏内、コロンバスアベニューと73ストリートの角にある、ベーグル専門店です。ベーグルの生地の種類、焼くかどうか、具も細かくオーダーできます。何にしたら良いか悩みますが、初めての方には名物のスモークサーモンとクリームチーズがおすすめです。
こちらもダコタ・アパートやストロベリーフィールドが徒歩圏内にあります。
③Plaza Hotel プラザホテル内フードホール
59ストリート、セントラルパークの目の前にある、ニューヨークを代表する格式あるホテル、プラザホテルの地下には、約19店ほど入ったフードホールがあります。ニューヨークではカジュアルにグルメを楽しめるフードホールが増えていて、ここも人気の1つです。5番街の買い物の後にここに立ち寄って休憩、またはここでテイクアウトしたランチを持ってセントラルパークでピクニックに行くのも良いですね。
The Plaza Food Hall
住所:5th Avenue at Central Park South, New York(プラザホテル地下1階)
2.冬 雪景色・華やかなクリスマス
冬はとても寒いニューヨークですが、雪に覆われたセントラルパーク、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー、アイススケート場などは1度見に行きたい場所です。冬のニューヨークはロマンチックで美しいです。夏のシーズンよりも飛行機代が比較的安いシーズンとなりますので、しっかり防寒対策をして行ってみましょう。耳まで隠れるニット帽、フード付きのコート、分厚い手袋、タイツを日本から準備していくと安心です。
3.番外編 年に2日だけみられる「マンハッタンヘンジ」の日を狙う
マンハッタンヘンジとは、碁盤の目状のマンハッタンの街中で、東西方向に沿って太陽が沈む日で、1年に2回だけチャンスがあります。せっかくニューヨークへ行くならこの時期を狙って、旅行を予定するのも良いですね。
マンハッタンの東西方向の通りどちらかに立つと、太陽がその通りの中央線に沿ってニュージャージーの方向に沈むシーンをみることができます。毎年SNSでも話題になりますので、是非検索して見てみてください。
終わりに・・・
最後までお読みいただきありがとうございました。クラブツーリズムのご旅行でニューヨーク滞在のあるコースは、自由行動時間があるコースもありますので、是非参考にして頂けたらと思います。
※情報は2024年5月現在のものです。営業時間などは事前にご確認ください。
ニューヨークでの自由行動も楽しめるオススメコースはこちら☟
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