旅先での楽しみのひとつでもあるグルメ!各国の名物料理や現地に精通しているスタッフの一押しグルメなどの情報を発信している『海外の「味」物語』から、<スタッフ厳選!世界のうまいもん>と題してご紹介していきます。

第6回は、カナダの「うまいもん」についてご紹介。
カナダといえば、紅葉が美しさや、カナディアンロッキーの雄大な景色、ナイアガラの滝など大自然を思い浮かべる方がほとんどでしょう。

「え?カナダのグルメって、特別思い浮かばないな」と思う方も多いと思います。ありますよ、美味しいもの。

今回はメープルシロップだけじゃない、カナダのグルメについてご紹介していきます。

「スタッフ厳選!世界のうまいもん」シリーズはこちらからご覧ください☟

まずは知っておきたいカナダのこと

カナダの国土は日本の約26倍。世界で2番目に大きい広大な土地を誇ります。

公用語は、英語とフランス語。公共の場所の表示や、お店で売られている商品の表示も右の写真のように2つの言葉で書かれています。(上段が英語、下段がフランス語)

とはいえ、広大なカナダでは、地域によって、少し文化の色も異なり、バンクーバーやビクトリアのある西側とナイアガラやトロントのあるオンタリオ州では英語を話す方が多く、ケベック州ではフランス語が主で、フランスの文化が色濃く残っています。

つまり、食文化も、英語圏ではイギリスやアメリカの影響が強く、フランス語圏ではフランス料理の影響が強いことになります。

ビクトリアの『アフタヌーン・ティー』

フェアモント・エンプレス(スタッフ撮影)

西側、ブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリアは、特にイギリス文化が色濃い街です。
美しいインナーハーバー。季節ごとの美しい花々やハンギングバスケット。
この街では、人気のフェアモント・エンプレスをはじめ、様々な場所で楽しめるのが「アフタヌーン・ティ―」です。

ブッチャートガーデン(スタッフ撮影)

ガーデン内ティールーム(スタッフ撮影/5月頃)

ブッチャートガーデンのアフタヌーンティー(スタッフ撮影)

今回は、ビクトリアの観光名所、「ブッチャート・ガーデン」でのアフタヌーン・ティーをご紹介。

イギリスの伝統的な3段のティー・スタンドには、一段目にスコーンと季節のジャム、2段目に自家製の甘いスイーツ、三段目にサンドイッチなどの軽いお食事が並べられ、どこから食べたらいいか、迷ってしまいます。

なんといっても、4-5月はチューリップや水仙、6月はバラなど季節の花々咲き乱れる美しいお庭を眺めながら、いただくことができるのがいいですよね。
※花の見頃は、天候によって前後します

「ブッチャート・ガーデン」にいくツアーはこちら☟

絶対食べたい!『アルバータ・ビーフ』

カナディアンロッキー・モレーン湖(スタッフ撮影)

次にご紹介するのは、カナディアンロッキーのあるアルバータ州。
ここでのおすすめはなんといっても、「アルバータ・ビーフ」です。カナダの牛肉の約40%はアルバータで生産されており、カナダが誇る銘柄ビーフなのです。

国立公園内の街・バンフにはたくさんのステーキハウスがあります。自由時間があったら、いろんなところを回ってみてくださいね。
また、アルバータビーフを使ったハンバーガーなどもおすすめです。

国立公園内の街・バンフ(スタッフ撮影)

バンフの街のステーキハウス/イメージ(スタッフ撮影)

プラムリブ(スタッフ撮影)

さて、中でもおすすめは・・・アルバータ・ビーフの
「プライム・リブ」です。

写真は、添乗で行ったときに撮影したもの。まずは、その大きさに驚き、女性のお客様は「こんなに食べられない!」とおっしゃっていました。

外国の赤身のお肉は固い、と思っている方も多いと思いますが、プライム・リブはとても柔らかいのが特徴です。
まるで霜降りのお肉のように口の中でとろけるため、意外にもペロッと食べられてしまうと思いますよ!

アルバータ・ビーフのプライム・リブはとにかく美味しい!
一度食べたら病みつきに・・・スタッフも大好物です。
写真をみていたら、バンフの街まで飛んでいきたくなりました。

「カナディアンロッキー」にいくツアーはこちら☟

憧れのまるまる一匹『ロブスター』

東西を海に囲まれたカナダは、シーフードの宝庫。
日本ではなかなかお目にかかれない、ハサミつきのホールロブスターも港町バンクーバーや、ナイアガラなどの観光地をはじめ、カナダ全土で味わうことができます。

特に、東部プリンスエドワード島やニューブランズウィック州が産地として有名。
ニューブランズウィック州のシェディアックという街では、7月にはロブスターフェスティバルも行われています。

ロブスター(スタッフ撮影)

日本では食べなれないので、殻を割るのはなかなか難しいです。テール(尾)の部分は縦に切れ目が入っているので比較的身が取り出しやすいですが、ハサミはとても固いので、ペンチのような道具で「バチッ」と割って食べます。

写真のように、カナダではつけ合わせに「溶かしバター」がついていることが多いです。ほぐした身をつけて食べてみて下さい。

「プリンス・エドワード島」にいくツアーはこちら☟

やっぱりおすすめ!名物『サーモン』

カナダのツアー中、ほぼ必ずと言っていいほどメニューに含まれている『サーモン』
カナダには6種類ものサーモンがいるそうです。(参照:カナダ観光局)

バンクーバーやビクトリアでは、産卵のためにサケが川を遡上する「サーモンラン」がみられることも有名。

サーモン(スタッフ撮影)

サーモン料理といえば、写真のようなメイン料理のほかにも、バイキングの夕食などでは、前菜としてのスモークサーモンがでることも。

スモークサーモンは、お土産として空港などで手軽に買うこともできます。日本ではあまり見かけないので、おすすめなのがサーモンジャーキー。おつまみに最適ですよ。

カナダ土産の定番!『メープルシロップ』

オタワ バイワードマーケットのメープルシロップやさん(スタッフ撮影)

メープルシロップは、世界生産量の約80%がカナダ産です。
特に、紅葉の名所で知られるメープル街道・ケベック州でそのほとんどが作られています。

ところで、メープルシロップにも種類があるのをご存じですか?
色が明るい順に、ゴールデン、アンバー、ダーク、ベリーダークの4種類で、一般的なお土産屋さんにあるのは「アンバー」です。日本では手に入りにくいゴールデンなどをカナダで買うのがおすすめです。

メープルタフィ(スタッフ撮影)

ケベック州には、シュガーシャック(砂糖小屋)で、メープルシロップの作り方をみせてくれるところもあります。砂糖や水は使わず、サトウカエデの樹液のみを煮詰めて作るそうですよ。

写真は、雪の上に、メープルシロップを流して、固めて食べるお菓子メープル・タフィ紅葉名所・トレンブランビレッジなどでも食べることができます。

「メープル料理」も楽しめるツアーはこちら☟

帰国後も楽しめる、カナダの「うまいもん」土産

GREAVESのジャム

ナイアガラの土産店でも買える!
GREAVESのジャム(スタッフ撮影)

ナイアガラオンザレイクのお店(スタッフ撮影)

かわいらしい街・ナイアガラ・オン・ザ・レイクのおいしいお土産。
最近では、ナイアガラの滝の土産物店でも買えるようです。
せっかくなので、足を延ばして、ナイアガラ・オン・ザ・レイクのお店まで行っていただくと、
品ぞろえも多く、見ているだけで楽しいですよ。

生産量世界一!アイスワイン

アイスワイン/イメージ(スタッフ撮影)

もう一つの名産、アイスワインもおすすめ。

凍ったブドウから作る甘いデザートワインは、気温がマイナス8度以下に下がる真冬に、手摘みで収穫し、凍ったまま圧搾して作られます。
凍ったブドウひと房からとれるのは、スプーン1杯ほどと、とても希少なワインのため、日本で買うととても高いです。

ワイナリーにいくツアーでは、お土産用の小さいボトルが売っていることもあるので、ぜひ試してみてください。

「ワイナリーでのランチ」も楽しめるツアーはこちら☟

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました!

カナダに行った際には、ぜひカナダのグルメもお楽しみください♪

今後も<スタッフ厳選!世界のうまいもん>シリーズでは、スタッフオススメの“美味しい”情報をお届け予定ですので。

是非お楽しみに!

カナダについてもっと詳しく知りたい方はこちら

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