一生に一度は訪れたい中国の世界遺産九寨溝と黄龍の歩き方について、旅行会社スタッフが詳しく解説!2024年3月にスタッフが撮影した写真も多数掲載してご案内いたします。

【世界遺産】九寨溝とは?

中国の南西部、四川省北部に位置する【世界遺産】九寨溝(きゅうさいこう)は、大小100以上もある透き通った湖沼が、天候により刻々と表情を変え、青、ミルキーブルー、エメラルドグリーン、コバルトブルー、紺色と神秘的な色彩を放ち、幅300mを超える滝や、万年雪が輝く雄大な山と、他に類のない巨大な絶景を創り出しています。

九寨溝・五花海(イメージ)

九寨溝の歩き方

九寨溝内は環境保護のため観光客は専用グリーンバスの利用が義務付けられています(コースにより貸切または乗合バス利用)

湖や滝の近くまでバスで行きその周辺のハイキングや下車観光いたします。木道は手すりがない箇所もあるため、転倒や特に水際など十分お気を付けください。お手洗いやベンチ等も設置されて観光しやすくなっています。

九寨溝マップ(イメージ)

※ハイキング・登山は天候により中止、ルートが変更となる場合がございます。
※歩行時間、距離等は目安となり、現地事情により変更させていただく場合がございます。
※標高は目安となります。
※当マップは概念図となりますため、実際とは異なる場合がございます。

鏡海 きょうかい

湖面が静かで鏡のようにみえることから名付けられました。水面を眺めると本物の景色のように錯覚してしまいます。風が少なく波が立ちにくい午前中の観光がオススメです。

熊猫海 パンダかい

熊猫とはパンダのこと。パンダがこの湖に水を飲みに来ていたことが由来です。美しい源周囲を取り囲む山々を楽しむことができます。

五花海 ごかかい

九寨溝を代表する随一の透明度を誇る湖。その景観の美しさから九寨溝の塊とも呼ばれています。
五花海では湖を1周、アップダウンはなく歩きやすく整備された木道をミニハイキングいたします
(当社基準ハイキングレベル:ミニハイキング)

パンダ海(イメージ)

五花海(イメージ)

珍珠灘~珍珠灘瀑布 ちんじゅなだ~ちんじゅなだばくふ

幅約310m、高さ21mの珍珠灘瀑布は、珍珠灘と呼ばれる川から流れてくる水が落ちる滝です。流れが激しく迫力も満点!水しぶきが真珠のように美しい事で名づけられました。
珍珠灘の上に設置された木道を経由して、滝を横に見ながら鏡海の駐車場までハイキングいたします
(当社基準ハイキングレベル:ハイキング初級)

長海 ちょうかい

則査窪溝の最深部にあり九寨溝の中は標高が高い約3100mに位置し、4000m級の山々に囲まれた巨大な湖です。長海をスタートして五彩池を経て上季節海展望台まで主に階段を下りながらのハイキングいたします(当社基準ハイキングレベル:ハイキング初級)

五彩池 ごさいち

九寨溝の中でも数ある湖の中でも屈指の美しい青色が光るのが五彩池です。水深約6mの湖面の底まではっきり見ることができます。

五彩海(イメージ)

珍珠灘瀑布(イメージ)

諾日朗瀑布 だくにちろうばくふ

Y字をした九寨溝の丁度分岐点にある幅約300m、落差20mの滝。チベット語で「男の神」を意味しダイナミックなその勢いから名づけられました。レストランなどが集まる諾日朗センターを起点にし、諾日朗瀑布を経由し諾日朗バス停までハイキングします(当社基準ハイキングレベル:ハイキング初級)

樹正群海 じゅせいぐんかい

全長10Kmにわたる渓谷であり「海子」と呼ばれる大小の湖と沼が連なる幻想的な景観が楽しめます。老虎海から樹正群海を横に見ながら樹正瀑布展望台までハイキングします(当社基準ハイキングレベル:ハイキング初級)

樹正群海(イメージ)

秋の樹正群海(イメージ)

※ルートやハイキング内容は各コース内容にてご確認ください

【世界遺産】黄龍とは?

【世界遺産】黄龍(こうりゅう)は、九寨溝から80kmほど離れている岷山(みんざん)山脈にあり、石灰分を含んだ湧水が長い年月をかけ創り上げた石灰棚や棚田のように連なる彩池と呼ばれる3,400余の湖沼群が見どころです。

黄龍・争艶池(イメージ)

黄龍の歩き方

黄龍は木道や階段が整備されています。階段もずっと続くわけではなく10段から20段を登ったら平坦な道(踊り場)があるため、歩きやすくなっています。

手すりがない箇所や滑りやすい箇所もあるため転倒や踏み外しには十分にお気を付けください。
黄龍は標高が3,100m~3,500mのエリアになるため、クラブツーリズムのご旅行では、おひとり1本酸素缶をお付けいたします。

黄龍マップ(イメージ)

※ハイキング・登山は天候により中止、ルートが変更となる場合がございます。
※歩行時間、距離等は目安となり、現地事情により変更させていただく場合がございます。
※標高は目安となります。
※当マップは概念図となりますため、実際とは異なる場合がございます。

1.ロープウェイ(約5分)標高3100m

6~8人乗りロープウェイに約8分ほどで山上エリアに到着します。

2.電動カートに乗り換えます(約5分)

ロープウェイを降りてから電動カートに乗り換えます。
従来歩いて約1時間かかっていたところを、スタート地点まで約2kmを5分で移動します。途中、黄龍の景観は見えませんが森林浴を楽しめます。

3.スタート~分岐点~五彩池(約40分)

電動カートを降りたらスタートです。木道の階段をしばらく下り分岐点へ。分岐点から黄龍一番の見どころの五彩池まで約30分ゆっくりと上ります。黄龍の中でも一番標高が高いエリアとなるため十分お気を付けください。

五彩池(イメージ)

整備された木道(イメージ)

4.五彩池 ごさいち(標高3500m)

五彩池では、黄龍を代表する美しい景観が広がる石灰岩の棚田をご覧いただけます。池の水が五色に輝くことが名前の由来と言われています。その後は折り返してゴール地点の黄龍観光センターまで下り道となります。

5.争艶池 そうえんいけ(標高3400m)

黄龍の中でも2番目の規模といわれる約600を超える石灰棚をご覧いただけます。特に晴れた日には太陽の光によってその美しさを争うことで名づけられました。

ロープウェイから五彩池に向かう途中(イメージ)

争艶彩池(イメージ)

6.明鏡倒映池 めいきょうとうえいいけ

約80あまりの彩池群です。鏡のような池に周囲の風景を映しだすことが名前の由来です。

7.金沙舗地 きんさほち

金色に輝く石灰層をご覧いただけ、まるで龍のうろこを彷彿とさせる、まさに黄龍を代表する奇観がご覧いただけます。

8.盆景池 ぼんけいいけ(標高3300m)

100を超える棚田状の池があり、透き通った池のあちらこちらに樹木や花、水草などがあり、まるで巨大な盆栽のようです。

9.迎賓彩池 げいひんさいち

ロープウェイやカートを使わない場合は、登山のスタート地点にあたる入り口にあるのが、人々を迎え入れる迎賓彩池です。
エメラルドグリーンに輝く迎賓彩池までくればゴールはあと一息です。

※ルートやハイキング内容は各コース内容にてご確認ください

服装・装備について

自然の中の観光になります。動きやすく全天候に対応できるような服装や装備をご準備ください。

1.帽子
一面につばのあるハットタイプがオススメ。
日焼けや日射病、ケガの防止のために必須。

2.服装
上着・下着とも吸湿性・通気性・速乾性に富んだ素材が最適。綿製は乾きにくく適しません。
夏場でも高山や高原の朝晩は冷え込むため、ウィンドブレーカーや薄手のダウンなど防寒具を用意しましょう。

3.ザック
両手が空くようにザックやリュックがオススメ。ミネラルウォーターや酸素缶、上着などを入れられるサイズをご用意ください。

4.ズボン
動きやすい、伸縮性のあるものや、ゆとりのあるものがオススメ。ジーンズなどの綿素材は濡れた時に乾きにくいため適しません。

5.靴
ハイキングでは防水性のトレッキングシューズやウォーキングシューズがオススメ。くるぶしまであるハイカットも捻挫防止に効果的です。

服装イメージ

高山病について

高山病は高所の酸素濃度不足により起こります。九寨溝(1800m~3100m)と黄龍(標高3100m~3500m)では、3000mを越える高所を訪れるため高山病を発症する危険性がございます(年齢や性別にかかわらず個人差が大きくあります)。

特に持病・既往症をお持ちの方、健康に不安を感じる方は、ご旅行参加の旨を事前に医師にご相談の上でお申し込み・ご参加をお願いします。

高山病にかからないために・・・

・十分な睡眠をとり、体調を整えておく
・水分と糖分をたくさんとる
・タバコ・お酒は控える 
・走らない・大声を出さない 
・あまり意識しすぎない

よくある質問はこちらもチェック

おわりに

中国担当(イメージ)

四季折々の絶景を楽しめる【世界遺産】の九寨溝と黄龍、一度だけではなく、二度や三度と現地に赴き、その色彩をご自身の目でお楽しいただきたいと思います。

九寨溝・黄龍のツアーも販売しております。是非ご検討ください♪

羽田発着

中部発着

関西発着

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