旅先での楽しみのひとつでもあるグルメ!各国の名物料理や現地に精通しているスタッフの一押しグルメなどの情報を発信している『海外の「味」物語』から、<スタッフ厳選!世界のうまいもん>と題してご紹介していきます。

第10回目は中欧のうまいもん

歴史的な建造物やおしゃれな街並みをお目当てに世界中の旅行者が日々訪れる中欧。今回はあまり注目されない??中欧の食事について、実際に弊社のツアーでご用意している食事を添乗員撮影の写真と共にご紹介していきます!

中欧について

そもそも中欧って??通常、中欧というとオーストリア・チェコ・スロバキア・ハンガリーの4カ国を呼ぶことが多いです。

中欧を巡るツアーの魅力は、様々な民族の文化・歴史が共存している国々を一気に見て回れることができる点です。人種や言語は違いますが、歴史の中では同じ国になったり別の国の支配を受けたりと隣国の影響を色濃く受けています。

食事ももちろん例外ではありません。似たような名前の料理も食べてみると全く違う味わいなんてことも。。。今回は気になる中欧の食事をご紹介していきます!

(弊社HPより)

担当者厳選おすすめ中欧の料理5選

①グラーシュ

まずご紹介するのはグラーシュ。ウィーンやプラハで良く食べられる、ビーフシチューです。
牛肉が良く煮込まれていてワインと相性ぴったりです!写真はチェコでの1枚。上に乗っているのはクネドリーキと呼ばれるチェコ料理の付け合わせによくある日本では珍しい茹でて作る食事パンです。もっちりとした食感です。ウィーンではここにソーセージや目玉焼きが乗ったりもして、ハンガリーでは呼び方がグヤーシュとなりパプリカ味の牛肉スープになります。

同じような料理でも、距離の近い中欧の国々で見た目や味が変わってくるのが興味深いですね。
まさに今回のテーマにぴったりな料理です。

(グラーシュ/筆者撮影)

②ウィンナーシュニッツェル

「ウィンナー」と言ってもソーセージではございません。Wiener(ウィーンの)Schnitzel(薄切りカツレツ)です。パン粉を付けた子牛の薄切り肉をたっぷりの油でソテーしたもので、薄くたたいて伸ばしているので見た目の大きさに反してボリュームもなく食が細い方でも意外とペロッと食べきれちゃいます!

(ウィンナーシュニッツェル/筆者撮影)

③フォアグラ

世界三大珍味に数えられるフォアグラ。フォアグラの産地としてはフランスが有名ですが、次いで多くの生産量を誇るのがハンガリーなんです。このフォアグラをドナウ川に浮かぶクルーズ船上で夕陽が落ちるところを眺めながら優雅に食します。

(フォアグラ/筆者撮影)

④鯉のフライ

チェコで一番美しい街とも名高い「チェスキークルムロフ」でのこと。現地を案内してくれたガイドさんが「チェコの人は鯉が大好き、日本人はあんまり食べないかもしれないけど是非食べてみてください!」とおすすめしてくれました。なんとチェコの人はクリスマスに鯉を食べるそうなんです。気になるお味ですが、くせのないさっぱりとした味わいでとても美味しいです。気になる方はぜひ現地で召し上がってみてください。

(鯉のフライ/筆者撮影)

(チェスキークルムロフ/筆者撮影)

⑤ザッハートルテ

スイーツも見逃せませんよね。オーストリア・ウィーンで最も有名なケーキと言えばザッハートルテ。アプリコットジャム入りの甘くて堅いチョコレートケーキです。有名なのはザッハートルテ発祥のお店「カフェ・ザッハー」です。ツアーの自由時間の過ごし方として大変人気です。昼間は行列ができるほどいつも並んでいますが、夜行くと空いていることが多いですよ~

ウィーンは独自のカフェ文化が発展していて、いたるところにカフェがあります。
日本でも有名なウィンナーコーヒーと呼ばれるアインシュペンナーなどコーヒーも有名です。
コーヒーとその店自慢のケーキを食べて一休み、もやっておきたい楽しみの一つです。

(ザッハートルテ/筆者撮影)

必ずと言ってもいいほど付いてくる食材??

その他にもこんなお料理をご用意しています。

(筆者撮影)

こちらの画像を見て何か気づきませんか…?なにか黄色いものが毎回映っている気が、、、そうです「じゃがいも」です。中欧ではどの国でも付け合わせにじゃがいもが出てくることが非常に多いです。じゃがいもは古くからその高い栄養価と育てやすさでヨーロッパ各国の主要な料理の一部として親しまれてきました、隠れた主食ともいえそうです。じゃがいもの味付けも各国で違って面白いです。どの国もサービス精神からか少し量が多くなりがちですが・・・

終わりに

いかがでしたでしょうか。中欧旅行のお食事のイメージがつきましたでしょうか。
皆様のご参加を心よりお待ちしております!

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