こんにちは!
アメリカ・オセアニア旅行センターで南米方面を担当している小西です。
この度、5月10日から8日間ペルー・メキシコをめぐるツアーの添乗をしてきました ♪
その中でも今回は、南米を代表する観光地・世界遺産ナスカの地上絵をご紹介いたします。

ナスカの地上絵とは?

ペルー南部、ナスカ砂漠地帯に広がる巨大な地上絵群。
数百にも及ぶ幾何学模様や動植物の図柄が、砂漠に描かれています。
地上絵は暗赤褐色の地表から、表面を深さ約10㎝・幅約1mほど取り除き、白い地表を露出させただけの、浅い溝を用いて描かれています。
巨大なうえに、皆様が思い描くよりもかなり浅い溝で描かれているため、地上からはなかなか
確認することができません。そのため、クラブツーリズムのツアーでも小型飛行機に乗って上空から
ナスカの地上絵の上を遊覧飛行する行程となっています。

ナスカの地上絵は、飛行機などが発明され、上空飛行の技術が発達するまでは、その存在が発見
されてきませんでした。そのため、現在でも続々と新しい地上絵が発見され続けています。
代表的なものには「ハチドリ」「サル」「クモ」などがあります。
最も大きいものはアルカトラズ(ペリカン)の地上絵で、その全長は約300メートルにも及びます!

アルカトラズ(ペリカン)の地上絵 (小西撮影)

画像の右側が体となっており、蛇行した首があり、左側が頭・嘴となっています。
パッと見ではどこがペリカンになっているのか見分けるのが難しいですね。
昔の人の感性に思いを寄せながら見てみてください。

代表的な地上絵のひとつはハチドリです。
地上絵の中では比較的線がはっきりしているため上空からでもきれいに見ることができました!

ハチドリの地上絵 (小西撮影)

動物などの地上絵だけでなく、幾何学模様などを描いたものも含めると700を超える地上絵が発見
されています。皆様も自分だけのお気に入りの地上絵が見つかるかも?

【ポイント】
・1994年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録
・「なぜ」「どうやって」「誰によって」「何のために」描かれたかは今も謎に包まれています

地上絵を見るときのポイント

実は、地上からではほとんどわからない地上絵。
そのため、小型飛行機に乗って空からの遊覧飛行が定番コース!
下の写真のような小型飛行機に6~12人で搭乗して、いざ遊覧スタート! ♪
飛行機のシートは2列となっておりますので、皆様窓側のお席でご案内!

小型飛行機(弊社スタッフ撮影)〈一例〉

小型飛行機の座席(小西撮影)〈一例〉

地上絵上空の飛行時間は約30分。
ぐるっと旋回しながら、次々と地上絵を上空から見ることができます。
パイロットさんが日本語で「次は“サル”!こちら右手です!」と案内してくれました。
左右に旋回しながらゆっくり地上絵を見せてくれるため、左右どちらの席に座っても地上絵を確認することが
できます ♪

ただ、揺れる機内から地上絵を探すのは意外と難しい、、、
配布される上空からの地図をみながら、目印になる大きな線を見つけ、そのあとに地上絵を探すのがおすすめ。上空からの写真を見てもわかる通り、地上絵付近には意外と地上絵よりも深い溝や高速道路など、目立つものが多くあります。
機内で一緒になったツアーの仲間と一緒に地上絵を探すことで、団結も深まりますよ!

上空からの景色 (小西撮影)

✈️【ご注意ください】
・小型飛行機はかなり揺れます!乗り物酔いしやすい方は酔い止め必須
・通路を挟んだ遠くの窓も見ようとすると酔いやすくなってしまいます。
 自分の側の窓に地上絵がくるのを待ちましょう ♪

実際に見てきました!

ナスカの地上絵を見に行く日の朝はとっても早いです。
宿泊地のリマから、セスナ機が飛ぶピスコ空港まではなんと車で片道4時間。
フライトの予定時間によりますが、ホテルの出発は朝3時でした。

【飛行場について】
クラブツーリズムのツアーでは専用車でナスカ空港もしくはピスコ空港へと向かいます。
小型飛行機での飛行時間は出発空港によって異なります。
ナスカ空港・・・約35分~40分
ピスコ空港・・・約90分~100分
※ナスカの地上絵上空の飛行時間はどちらの空港から出発しても約25分~30分となります。
※バスでの移動時間を含めるとナスカ空港、ピスコ空港のどちらも所要時間に差異はありません。

途中でお土産屋さんに立ち寄り、バスに揺られること4時間。
今回のツアーはピスコ空港から飛行機が飛びます。
飛行場についたらガイドさんと一緒に地上絵の写真を見ながら、地上絵の見つけ方を予習!✏️
地図ももらえるので是非ご覧ください! ♪

予習が出来たら空港のカウンターへ行き、係員による体重測定。体重のバランスによって飛行機のお座席が決まります。(他のお客様に体重が知られてしまうことはないのでご安心ください)
手荷物検査が終わったら、いざ飛行機へ!
眼下には広大な砂の大地、そしてそこに突然現れる大きな地上絵の姿!
「どうやって描いたの?」「大きくてびっくりした!」
と、お客様からは感嘆の声が続々と上がりました✨

宇宙人の地上絵 (小西撮影)

私のお気に入りは宇宙人の地上絵!
人の絵か、宇宙人の絵かは定かではありませんが、宇宙人とも思わせるこのルックスが
ナスカの地上絵のミステリアスさをさらに感じさせる地上絵です。

写真撮影はOKですが、セスナが旋回するタイミングを逃さずに!

まとめ

想像もできない大きな地上絵は、テレビで見るのと実際に見るのでは大きな違いがあります。
是非皆様に、自分の目で見てみてほしい観光地のひとつ!
砂漠の中に描かれ、何千年もの間消えることなく残っている姿は「奇跡」そのもの。
古代人のスケールの大きな想像力に圧倒されます。

【これから行く方にプチアドバイス】
・飛行機酔い対策に、お守りとして酔い止めを持っていきましょう
・双眼鏡などは不要です(地上絵は広範囲のため、肉眼+カメラで十分楽しめます)

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