歴史とお洒落な街並みが特徴のヘルシンキ。観光地としての人気は高いものの、「食」に注目する人はまだ少ないかもしれません。今回は弊社ツアーで実際に提供されているフィンランドのお食事をご紹介。現地で添乗員が撮影した写真と一緒にお届けします!
北欧:フィンランドについて
そもそも北欧って??
通常、北欧というとフィンランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・アイスランドの5カ国を呼ぶことが多いです。
今回紹介する「フィンランド」の魅力といえば、北欧ならではの自然美やデザイン、サウナ文化に加えて、ロシアやスウェーデンの影響を受けた独自の歴史と文化に触れることができる点にあります。かつてスウェーデンやロシアに統治されていた背景があり、フィンランドの街並みや暮らしの中にはその名残が随所に見受けられます。
(弊社HPより)
そして、食文化もフィンランドの魅力のひとつ。
サーモンやイワシ、シナモンロール、ベリー類など、フィンランドでよく使われる食材の中には、日本人にも馴染みのあるものが多く、親しみやすさを感じることもあります。
今回は、日本人の味覚にもすっと馴染む、フィンランドの味わいを一緒にひも解いていきます。
おすすめ北欧:フィンランドの料理4選!
①サーモンスープ
まずご紹介するのは、名物の「サーモンスープ」
フィンランドの家庭料理としても定番で、寒い季節には特に人気のある、心も体も温まる一品です。サーモンの切り身に加え、じゃがいもや玉ねぎなどの野菜がゴロゴロと入り、優しい味で仕上げられています。
実は、このサーモンスープ、レストランによって仕上げ方が違うのも面白いところ。今回のお店ではブイヨンベースでしたが、ミルクを加えてクリーミーに仕上げるスタイルもよく見かけます♪
(サーモンスープ/筆者撮影)
②ニシンのフライ
小ぶりのニシンもよく食べられています。フィンランド語では「シリッカ(Silakka)」と呼ばれ、酢漬け、フライ、マリネなど、さまざまな調理法で親しまれており、じゃがいもと合わせて食べるスタイルが多いです。写真はヘルシンキ市内のレストランで食べたニシンのフライですが、ニシンを揚げた後少し酢に漬けているのか、日本の酢の物や南蛮漬けを少し思い出させるような、どこか懐かしい味わいでした。
(ニシンのフライ/筆者撮影)
③ベリー類のデザート
ベリー類のデザートもぜひ味わいたい魅力のひとつです。
観光中、街中のカフェにはベリー類のケーキ、特にブルーベリーのケーキなどがよく見られ、どれもとても美味しそうでした。ブルーベリーはフィンランド全土の森林に自生しており、まさに自然とともにあるフィンランド料理の一部です。夏になると、ブルーベリー、ラズベリー、クランベリーなど、さまざまな野生のベリーが森に実るそうですよ♪
写真は、ストロベリーソースのかかったクレープですが、甘酸っぱいベリーのソースと、モチモチとした甘い生地の相性が抜群で、とっても美味しかったです。
(ベリーのクレープ/筆者撮影)
④シナモンロール
そして…シナモンロールもぜひフィンランドで味わっていただきたいもののひとつです!
街中のベーカリーやカフェでは、シナモンロールをよく見かけます。シナモンロールはフィンランドの家庭でも親しまれている定番のおやつで、コーヒーとの相性も抜群です。また、お店によっても生地のモチモチ度、表面のサクサク感、スパイシー度、甘さが違うそうで、観光客の中には現地でシナモンロール巡りをする人もいるのだとか♪
また、現地で驚いたのは、シナモンロールの大きさ!お皿からはみ出しそうなほどのボリュームで、ぐるぐると何層にも巻かれた生地は食べ応えがあり、とても美味しかったです。
肝心の写真ですが、あまりの大きなシナモンロールにお客様と盛り上がっていたということもあり、あいにくシナモンロールの写真を撮り忘れてしまいました…。
私が大好きなフィンランドのシナモンロールの写真を皆さんにお届けすることはできませんが、ぜひ現地に行ってその大きさを味わってみてください♪
~ここからはおまけ~
実はここ最近、フィンランドでは和食ブームが来ているのはご存じでしょうか。最後はフィンランド・ヘルシンキで日本人女性が営む小さな食堂を舞台に、日常の温かさと人とのつながりを描いた映画「かもめ食堂」の舞台になったあの食堂について少しだけご紹介します。
ついに行ってきました!かもめ食堂ー!ヘルシンキの街中にふと現れる、静かで優しい雰囲気のお店。映画そのままの世界がそこに広がっていました。そして、絶対に食べようと決めていた「おにぎりセット」を注文!ほかほかのおにぎりの具はなんと…トナカイのお肉、昆布、鮭でした。昆布と鮭は私たちにとって馴染みのある味ですが、まさかのトナカイ…。ドキドキしながら食べるも、意外と美味しく、お肉がしっとりしていて甘辛でお米にぴったりの味でした。
ツアーも終盤に差し掛かっていた時に食べた、久しぶりの和食ということもあり、じんわりと体に染みて旅の疲れもすっと消えるようでした。
あの映画の雰囲気を感じながら優しいご飯を食べられるなんて本当に特別な時間でした。ヘルシンキに行くならぜひ立ち寄ってほしい場所の一つです。
(かもめ食堂:おにぎりセット/筆者撮影)
いかがでしたでしょうか?
フィンランドのお食事のイメージがつきましたでしょうか。観光地も素敵ですが、ぜひ各国のお食事にも視野を広げると意外と日本との共通点や、新たな自分の好きなものを見つけられることも多いです。
クラブツーリズムのツアーでぜひ皆様と現地でお会いできるのを楽しみにしております♪
添乗員が同行したツアーはこちら
北欧特集はこちら
フィンランド|北欧4ヵ国の見どころ|北欧旅行・ツアー・観光│クラブツーリズム
クラブツーリズムから旅に関する最新の情報をお届け
クラブツーリズムからメールマガジンをお届けしています。
1万件以上あるツアーの中から厳選した、人気のツアーや限定ツアーの情報をご希望の方はメルマガ会員への登録をお願いします。
◎クラブツーリズムのWEB会員だけれどもメルマガは受信していない方はこちらから
※既にインターネット会員の方も、配信設定を変更することでメールマガジンをお受け取りいただけます。ログイン後、メールマガジンの設定を変更ください。
SNSでも最新の情報をお届けしています。旅に関する最新の情報を共有しましょう!
・インスタグラム
・facebook
・youtube
・LINE
お問い合わせ
◆関西海外旅行センター
【電話】06-6733-0080
【住所】〒542-8566 大阪府大阪市中央区難波4丁目1番15号 近鉄難波ビル8F
【電話営業時間】月曜~土曜 9:15~17:30(日曜・祝日:休業)
◆ヨーロッパ旅行センター
【電話】 050-3649-8441
【住所】〒135-8308 東京都江東区枝川一丁目9-6 住友不動産豊洲ビル
【電話営業時間】月曜~土曜9:15~17:30(日曜・祝日:休業)
◆名古屋海外旅行センター
【電話】 052-300-0033
【住所】〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-3-21 セントライズ栄
【電話営業時間】月曜~土曜 9:15~17:30(日曜・祝日:休業)
※ご来店窓口はございません。お電話かお近くの近畿日本ツーリストをご利用ください。