海外のサイクリングイベントには、国内のロングライドとは少し違う空気が流れています。
見慣れない街の朝、言葉の通じない沿道の声援、そして同じ目標を持った人たちと肩を並べてスタートラインに立つ感覚。そのすべてが、ペダルを踏み出す前から、何かが始まる予感を高めてくれます。
韓国・釜山で毎年9月に開催される「セブンブリッジツアー」は、そうした海外サイクリングイベントの中でも、ひときわ特別な一日をつくり出す大会です。
普段は車しか走れない海上の橋を、年に一度だけ自転車で渡ることができる。それだけでも十分に非日常ですが、この大会の面白さはそれだけにとどまりません。
この記事では、セブンブリッジツアーとはどのような大会なのか、釜山という街の魅力、そしてツアーで参加することの意味を、じっくりとお伝えしていきます。
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※ツアー内容詳細は必ず募集ページにてご確認いただき、お申し込みください。
セブンブリッジツアーとは
セブンブリッジツアーは、韓国・釜山で毎年9月に開催される市民参加型のサイクリングイベントです。
大会名の通り、釜山に架かる7つの構造物――海上橋梁4本、地下車道2本、トンネル1本――を自転車でつないでいく全長77kmのコースが、この大会の最大の特徴です。
会場橋梁を封鎖した圧巻のコース
大会当日の朝、コース上の道路は全面通行止めになります。
普段は車とバイクが行き交うだけの海上の橋が、その日だけライダーのための走路に変わる。釜山という港湾都市が丸ごと、サイクリストのための舞台に変貌する瞬間です。
この大会が始まったのは昨年2025年のこと。それでも初回大会は多くのサイクリストの注目を集め、募集開始から間もなく定員に達しました。
賑わいを見せるスタート地点
コースの最大の魅力は、橋を渡るたびに風景が切り替わることです。
スタートは釜山の市街地。都市の喧騒の中を抜けていく序盤は、街を走っているという感覚そのものが刺激になります。ビルの合間を縫い、やがて橋の上へ。視界が開き、眼下に海が広がる瞬間の開放感は、平地を走り続けるロングライドでは味わいにくいものです。
有料道路の料金所も自転車で通過
海上橋梁を渡るたびに、その日の光の加減や風の向きで、同じ海でも全く別の顔を見せます。
橋と橋の間には港湾地帯や川沿いの道が続き、産業都市としての釜山の素顔がコースに織り込まれています。観光では通り過ぎてしまう場所を、自転車のペースでゆっくりと感じながら進んでいく。これがこのコースの醍醐味です。
コース上では地元の熱い応援も
全長77km。完走を目指す方から、景色を楽しみながら走る方まで、幅広いペースで参加できる設定になっています。
充実のエイドステーション
完走者に与えられる完走バッジ
▼大会HPコースインフォメーション
サイクリングの舞台、韓国第二の都市・釜山
釜山は、韓国第二の都市であり、朝鮮半島南東端に位置する港湾都市です。
山と海と川が複雑に入り組んだ地形の上に街が広がり、どこに向かっても景色が変わる。その地形的な多様さが、サイクリングのコースに独特のリズムを生み出しています。
都市部を抜ければ港の風景が広がり、橋を渡れば海の上に出る。川沿いを走れば干潟が現れ、また橋へ向かえば対岸の眺めが迎えてくれる。77kmの中に、これだけ多彩な表情が詰まったコースは、なかなかありません。
高層ビルの横を駆け抜ける
そしてもう一つ、見逃せないのがアクセスの良さです。
成田空港からの飛行時間は約2時間。
「海外サイクリングイベントに興味はあるけれど、遠すぎて踏み出せない」という方にとって、釜山はこれ以上ない入り口になります。
また、日本との時差はゼロ。体内時計を整える必要がなく、到着した日からベストコンディションで動けることも、短い日程のツアーでは大きなアドバンテージです。
賑わうスタート会場・BEXOの様子
ツアーならではの安心感:万全のサポート体制
海外のサイクリングイベントへの参加を考えたとき、多くの方が気になるのは「自転車の輸送はどうするのか」「現地で困ったときは誰に頼ればいいのか」という点ではないでしょうか。
このツアーでは、そうした不安を最小化するためのサポートが、出発から帰国まで一貫して用意されています。
※梱包資材は各自でご用意ください。
サイクリングガイド:安藤ガイド(スマートコーチング)
サイクリングガイドを担うのは、サイクルスクール「スマートコーチング」を主宰する安藤ガイドです。
サイクルスクールでの指導経験を持つ安藤ガイドは、走り方のアドバイスから機材トラブルへの対応まで、幅広くサポートします。「せっかくだからもっと速く走れるようになりたい」「長距離の走り方が不安」という方にも、走りながら直接アドバイスをもらえる環境は、ツアー参加ならではの大きな魅力です。もちろんガイドも日本出国から入国まで同行します。
釜山観光:自由行動で訪れたい場所
海雲台ビーチ周辺
ツアーの滞在ホテルは海雲台(ヘウンデ)エリア。釜山随一のビーチリゾートとして知られるこのエリアを起点に、公共交通機関で訪れられる見どころを厳選してご紹介します。
韓国を代表するビーチのひとつで、白い砂浜が弧を描く海雲台海水浴場はホテルから歩いてすぐ。大会前日の軽いウォームアップに海沿いを走るのも良いですし、大会翌日は疲れた脚を休めながらビーチを眺めるだけでも十分な時間になります。周辺にはカフェや海鮮レストランも多く、半日あれば十分に楽しめるエリアです。
甘川文化村(カムチョン文化村)
地下鉄とバスを乗り継いで訪れられる、釜山を代表するフォトスポット。急斜面に色とりどりの家々が連なる光景は「韓国のマチュピチュ」とも呼ばれ、路地ごとにアートや壁画が点在します。坂道の多いエリアなので、大会後の観光には翌日以降がおすすめです。
チャガルチ市場・南浦洞(ナンポドン)
地下鉄でアクセスできる釜山最大の鮮魚市場と、その周辺に広がる繁華街エリア。水揚げされたばかりの海鮮を1階で選んで上の食堂で調理してもらうスタイルは、ここでしか味わえない体験です。釜山グルメを堪能したい方は、ぜひ足を延ばしてみてください。
※自由行動時のお食事代、交通費等は各自負担となります。
ツアー行程
シルバーウィークと重なる4日間の旅程。長期休暇を取らずとも参加できる、気軽さもこのツアーの魅力のひとつです。
成田発プランに加え、現地集合プランも!
本ツアーは成田空港発着を基本としていますが、地方にお住まいの方に向けて、釜山現地集合プランも別途ご用意しています。
ご自身で釜山への航空券・乗船券を手配いただければ、現地からツアーに合流することが可能です。羽田・関西・福岡など各地からのアクセスが良い方は、ぜひこちらのプランもご検討ください。
※現地集合プランの詳細は、ツアー募集ページをご確認ください。
釜山基本情報・出発前に知っておきたいこと
釜山と日本の時差はゼロ。到着した瞬間から体内時計の調整は不要です。通貨は韓国ウォン(KRW)で、観光地や飲食店ではクレジットカードが広く使えます。大会が開催される9月は日中の気温が高く、半袖ジャージで快適に走れますが、朝のスタート時間帯は涼しいこともあるため軽量のウインドブレーカーを一枚持参すると安心です。食事は港町らしく海鮮が充実しており、焼肉や参鶏湯など韓国料理の定番も一通り楽しめます。(行程内に含まれていないお食事は各自負担となります。)完走後の夜ご飯が、また楽しみの一つになるはずです。
年に一度の77kmへ
走り終えた後に残るのは、タイムや順位ではなく、その日にしか見られなかった景色と、その場にいた人たちとの時間です。
海上の橋の上で見た朝の釜山、橋を渡るたびに変わっていった風の匂い、完走後に乾杯したグラスの中身――そういった体験の積み重ねが、77kmを単なるロングライドではなく、特別な一日にしてくれます。
成田からわずか2時間。普段は走れない橋が、9月の一日だけ自転車道になる。
その日に釜山にいるために、ここから一歩を踏み出してみませんか。
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※ツアー内容詳細は必ず募集ページにてご確認いただき、お申し込みください。
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企画協力:韓国観光公社