音楽鑑賞の旅「アンコール」では、1度の旅行でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を2回鑑賞できる特別な機会をご用意しています。
今回ご紹介するのは、11月「クリスマスとウィーン・フィル」、そして2月「マーラーとウィーン・フィル」の2つのツアーです。どちらも魅力的ですが、最大の見どころは、やはり誰が指揮し、どのようなプログラムが演奏されるのかという点にあります。
クリスマスに彩られる音楽の都・ウィーン
クリスマスシーズンのウィーンは、一年の中でも特別な美しさを見せます。
ウィーンのクリスマス市の歴史は1296年にまで遡り、現在では市内20か所以上で開催されています。なかでも市庁舎前広場のクリスマス市は最大規模を誇り、美術史美術館前、シュテファン大聖堂周辺、シェーンブルン宮殿前など、市内の名所が幻想的なマーケットへと姿を変えます。
街中を彩るイルミネーションや華やかな屋台、温かな雰囲気は、この季節ならではの魅力です。何度訪れても新しい感動に出会えるウィーンですが、クリスマスの時期はまさに格別。音楽とクリスマス文化が見事に調和した特別な旅をお楽しみいただけます。
シュテファン大聖堂周辺のクリスマス市
ケルントナー通りのイルミネーション
クリスマス時期のグランドホテル
市庁舎前広場付近のイルミネーション
11月ツアーの見どころ ― ブッフビンダーが主役の豪華プログラム
11月のツアーでは、世界的ピアニスト ルドルフ・ブッフビンダーが2公演にわたって登場します。
異なる演奏会で合計4曲のピアノ協奏曲を演奏し、そのうち1公演では弾き振りも披露。ハイドン、ベートーヴェン、シューマン、ガーシュインと、時代を超えた多彩な作品を一度の旅で堪能できます。
もう一つの注目は、指揮を務めるアラン・アルティノグリュ。ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督、フランクフルト放送交響楽団の首席指揮者として活躍する一方、ウィーン・フィル定期演奏会の常連でもあります。
ガーシュインの《ピアノ協奏曲》に加え、ラヴェルの名作《ボレロ》も演奏される、聴き応え十分のプログラムです。
演奏会場の楽友協会ホール
演奏会場のコンツェルトハウス
「世紀末ウィーン」を歩き、マーラーの足跡をたどる
19世紀後半、フランツ・ヨーゼフ1世による都市改造計画によってリング通りが整備され、国立歌劇場や美術史美術館、楽友協会ホールなど、現在のウィーンを象徴する壮麗な建築が次々と誕生しました。
この近代化が進む一方で、「世紀末ウィーン」と呼ばれる独自の芸術文化が花開きます。クリムトやシーレ、オットー・ワーグナー、そして作曲家・指揮者グスタフ・マーラーは、その時代を代表する芸術家たちでした。
マーラーは15歳でウィーンに学び、37歳で宮廷歌劇場(現・国立歌劇場)の音楽監督に就任。翌年にはウィーン・フィルの首席指揮者も兼ね、歌劇場改革を推し進めながら、音楽史に大きな足跡を残しました。
その革新的な芸術精神は、今日のウィーンにも色濃く息づいています。
コンツェルトハウス入口にあるマーラーのレリーフ
マーラーの住居跡銘板
2月ツアーの見どころ ― マーラーを極める2つの名演
2月のツアーでは、マーラーの代表作である交響曲第2番《復活》と交響曲第9番という2つの傑作を鑑賞します。
とりわけ交響曲第9番は、完成された最後の交響曲として知られ、自らの死を予感したかのような深い精神性を宿す作品です。「世紀末ウィーン」の美学や死生観、時代の不安と希望を凝縮したマーラー芸術の集大成ともいえるでしょう。
この2公演を指揮するのは、今年のニューイヤーコンサートでも世界中の聴衆を魅了したヤニック・ネゼ=セガン。フィラデルフィア管弦楽団とメトロポリタン歌劇場の音楽監督を務める現代屈指の名指揮者であり、ウィーン・フィルとも深い信頼関係を築いています。
さらに、ご希望の方には別手配で、マーラーゆかりのウィーン国立歌劇場にて、R.シュトラウス《ばらの騎士》、プッチーニ《トゥーランドット》の2公演もご鑑賞いただけます。スター歌手が出演する充実した公演が予定されており、音楽三昧の旅をさらに豊かなものにしてくれるでしょう。
マーラーの墓所
マーラー最期の家跡銘板
「世紀末」の代表的な建造物でマーラーが音楽監督を務めた国立歌劇場
一度の旅で、ウィーン・フィルを二度楽しむ特別な体験
同じオーケストラでも、指揮者やプログラムが変われば、その響きや表情はまったく異なります。
クリスマスに包まれた華やかなウィーンを満喫する11月、そして「世紀末ウィーン」の芸術とマーラーの世界に浸る2月。それぞれに異なる魅力を持つツアーだからこそ、一度の旅でウィーン・フィルを2度鑑賞する贅沢が、忘れられない音楽体験となることでしょう。
11月・2月ツアーの詳細はこちら
同行講師のご紹介
講師:山本 直幸氏
ベルリン留学中6年間、オペラ・コンサート通いの日を送る。
特にヨーロッパの歴史や音楽・美術への造詣が深く、長年音楽旅行企画に携わり、ツアーにも同行し現地で案内役も務める。海外添乗・駐在日数は4,000日以上。音楽雑誌等に音楽旅行記事を多数寄稿。
<音楽鑑賞の旅>特集もご覧ください♪
お電話でのお問い合わせ
クラブツーリズム株式会社 カルチャ―旅行センター
<東京>TEL:03-4335-6239
【営業時間】月曜~土曜 9:15~17:30 日曜・祝日 お休みとなります
クラブツーリズムから旅に関する最新の情報をお届け!
クラブツーリズムからメールマガジンをお届けしています。
1万件以上あるツアーの中から厳選した、人気のツアーや限定ツアーの情報をご希望の方はメルマガ会員への登録をお願いします。
◎クラブツーリズムのWEB会員でない方はこちらから
◎クラブツーリズムのWEB会員だけれどもメルマガは受信していない方はこちらから
※既にインターネット会員の方も、配信設定を変更することでメールマガジンをお受け取りいただけます。ログイン後、メールマガジンの設定を変更ください。
SNSでも最新の情報をお届けしています。旅に関する最新の情報を共有しましょう!
・インスタグラム
・facebook
・youtube
・LINE