この記事では、実際に添乗員として飛鳥Ⅱに乗船した体験をもとに、船内での過ごし方や飛鳥Ⅱの魅力、「パッケージクルーズ」とは何なのか、そして楽しみ方などをご紹介します。
さらに、実際にご参加いただいたお客様のお声や、乗船前に気になる疑問をQ&A形式でご紹介。最後には、2026年・2027年出発のおすすめツアーもご紹介します。これから飛鳥Ⅱに乗船してみたい方や、クルーズ旅行を検討されている方のご参考になれば幸いです。

飛鳥IIってどんな船?

飛鳥Ⅱは、日本を代表するクルーズ客船のひとつです。1990年に「クリスタル・ハーモニー」として建造され、2006年に改装して「飛鳥Ⅱ」として就航しました。全436室が海側に面しており、客室から海の景色を楽しめるのも魅力です。船内にはレストランやバー、ラウンジ、シアター、プール、ライブラリーなどさまざまな施設があり、航海中も思い思いの時間を過ごせます。最上階には大浴場があり、露天風呂から海を眺めながらゆったりとくつろぐこともできます。食事を楽しんだり、海を眺めたり、イベントに参加したりと、目的地へ向かう時間そのものが旅の楽しみになるのが飛鳥Ⅱの魅力です。

全長:241m

8両編成の新幹線(約201メートル〜206メートル)よりも長い!ジャンボジェット(ボーイング747 全長約76m)、3機並べても飛鳥Ⅱの方がまだちょっと長い!

総トン数:50,444トン

日本では最大の客船です。 よく、「飛鳥Ⅱとタイタニックはどちらが大きいの?」と聞かれますが、タイタニックの総トン数は 46,328トン。単純に比較すると飛鳥Ⅱの方が大きいのですが、タイタニックは当時(1912年)の世界最大の客船です。

全幅:29.6m

パナマ運河を通過できる船の幅のMAXは32.3m。飛鳥Ⅱはパナマ運河を通過するときには両端の隙間は1mちょっとずつしかありません。

飛鳥Ⅱの魅力

飛鳥Ⅱの魅力は、豪華な船内設備だけではありません。
乗船している間の過ごしやすさや、クルーによるきめ細かなサービスなど、
実際に船に乗ってみると、、、

これがラグジュアリークルーズなのか!!

と感じる場面がたくさんあります。
飛鳥Ⅱは、乗客定員872名に対して約490名の乗組員が乗船しています。
単純に計算すると、乗客約1.8名に対して乗組員1名という手厚いサービスを支える人数です。実際に乗船してみても、船内でスタッフの方が笑顔で声をかけてくださる場面が多く、ちょっとしたことでも気軽に相談できる雰囲気がありました。こうしたスタッフとの距離の近さも、飛鳥Ⅱの魅力の一つだと感じました。

そして、私が飛鳥Ⅱに乗るならぜひ楽しんでいただきたいのが「グランドスパ」です。大浴場やサウナがあり、露天風呂からは海を眺めることができます。海の上で潮風を感じながらお風呂に入るというのは、普段の旅行ではなかなかできない体験です。寄港地を観光したあとにゆっくりお風呂に入り、一息つく時間も、クルーズならではの楽しみだと思います。

食事も飛鳥Ⅱでの楽しみのひとつです。和食をはじめ、さまざまな料理が用意されており、料理長が毎日趣向を凝らしてメニューを考案しています。航海中も日替わりの料理を楽しめるため、食事を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。観光地で食事をするのとは違い、船に揺られながらゆっくりとくつろいで食事を楽しめるのもクルーズならではの魅力です。

船内イベントも充実しています。ショーや音楽、講演会などさまざまなイベントがありますが、私が乗船中に楽しかったイベントの一つが「クルートークショー」です。実際に飛鳥Ⅱで働いているクルーから話を聞くことができ、普段お客様の目に触れることのない船内の話や、クルーだからこそ知っているエピソードなどを聞くことができます。実際に働いている方から直接話を聞くと、普段何気なく見ている船内の景色も少し違って見えてきます。こうした「飛鳥Ⅱを知る楽しみ」があるのも、クルーズならではだと思います。

もちろん、寄港地で観光を楽しむこともクルーズの大きな魅力です。ただ、飛鳥Ⅱでは船に戻ってからの時間も楽しみのひとつ。食事をしたり、お風呂に入ったり、イベントに参加したり、海を眺めながらゆっくり過ごしたり。特に予定を入れず、船内でのんびり過ごすのもおすすめです。

「どこへ行くか」だけではなく、「船でどう過ごすか」まで楽しめる。そんなところに、飛鳥Ⅱならではのラグジュアリーな船旅の魅力があるのではないでしょうか。

デッキからの夕日(添乗員撮影) 

アスカプラザ(イメージ、郵船クルーズ提供)

クラブツーリズムの「パッケージクルーズ」とは?

船会社が設定しているクルーズ航路に対し、乗船前後の宿泊や観光を組み合わせ、添乗員が同行する弊社オリジナルのツアーを「パッケージクルーズ」といいます。クルーズだけでなく観光も楽しみたい方や、乗船前後の移動や宿泊の手配もまとめて任せたい方など、クルーズ旅行が初めての方にもおすすめの旅行スタイルです。

例えば、こんなイメージです!
関東圏にお住まいの方が、横浜港から神戸港までのクルーズに参加する場合、通常であれば、神戸で下船した後の帰りの交通手段をご自身で手配する必要があります。パッケージクルーズなら、下船後の観光や宿泊、帰りの交通手段までまとめてご案内!クルーズだけでなく、下船後の観光も楽しみながら、帰りの移動までセットになっているのが、パッケージクルーズの魅力です。

また、添乗員が同行することで、観光地でのご案内はもちろん、船内でもお客様の旅をサポートいたします。
乗船時には、乗船の際に必要な乗船証を入れるためのネックストラップ(2泊以上のクルーズ)の配布や、船内では、お困りごとやお手伝いできることがないか、お部屋周りをしながらお客様とお話をしたり、船旅をより楽しんでいただけるよう、船内で役立つ情報を詰め込んだお便りを毎日配布したりしています。
さらに、出発前には添乗員からお電話をする「安心コール」も実施。ご挨拶を兼ねて、ご不明点やご旅行中の詳細について確認いたします。ご旅行開始前からご帰着まで、添乗員がさまざまな場面でサポートすることも、パッケージクルーズの魅力のひとつです。

ネックストラップ 

実際に配布するお便り

<こんな方におすすめ>

・クルーズ旅行が初めて!クルーズのことはよく分からないけれど、乗船してみたい
・クルーズだけでなく、乗船前後の観光も楽しみたい
・新幹線や飛行機など、乗船前後の移動の手配も任せたい
・これまでの国内旅行や海外旅行とは違う、新たな旅行の楽しみ方を見つけたい

実際に添乗してきました!今回の飛鳥Ⅱパッケージクルーズ

実際に8月20日より添乗してまいりました「飛鳥Ⅱパッケージクルーズ」についてご紹介いたします。現在は同様のコースの販売はございませんが、飛鳥Ⅱでの船旅や、クラブツーリズムならではのクルーズの楽しみ方の一例として、ぜひご覧ください。
今回はこんな旅でした!
今回参加したのは、「飛鳥Ⅱ 夏休み 岩国・しまなみ探訪クルーズ」。
お天気に恵まれた4日間のご旅行で、お子様を含めた多くのお客様が乗船されておりました。華やかに装飾されている船内。高級レストランのようなメインダイニングでのお食事。様々な船内イベント。下船後は山口・広島での観光があり、魅力たっぷりのコースでした。

今回の旅程

日程行程宿泊
1日目横浜港 ~ 飛鳥Ⅱ乗船・出港(17:00)飛鳥Ⅱ
2日目~終日航海~ 船内イベントなどを満喫
夜:小野正利コンサート
飛鳥Ⅱ
3日目岩国港 = 錦帯橋 = 岩国寿司の昼食 = 宮島・厳島神社 = 広島ANAクラウンプラザホテル広島
4日目大和ミュージアム = 呉港・艦船巡り = 昼食 = 福山駅 ## 東京(19:30頃)―

記号の説明:~飛鳥Ⅱの船旅  =バス移動  ##新幹線移動

つまり、飛鳥Ⅱで2泊3日の船旅を楽しんだ後、岩国で下船。山口・広島の観光地をめぐり、最後は新幹線で東京へ戻ります。船上での優雅なひとときから、下船後のご当地めぐりまで、さまざまな楽しみを味わえる旅です。

まずは飛鳥Ⅱで2泊3日の船旅へ!

今回の飛鳥Ⅱでは、夏休みクルーズということもあり、小さなお子様連れのご家族も多く、お子様向けのイベントや食事も用意されていました。クルーズスタッフの制服を着て写真を撮影できるフォトスポットがあり、本クルーズ専用のキッズルームも設けられていました。ご家族でのクルーズでも、それぞれの年代に合わせて船内を楽しめるよう工夫されていることが印象的でした。

フォトスポット(添乗員撮影)

キッズルーム(添乗員撮影)

2日目はスペシャルコンサートも!

2日目のお楽しみの一つが、小野正利さんによる「飛鳥Ⅱスペシャルコンサート」。
カバー曲を含め全8曲が披露され、多くのお客様がコンサートを楽しまれていました。
この日はインフォーマルのドレスコードが設定されていたため、コンサート会場の「ギャラクシーラウンジ」やメインダイニングの「フォーシーズン・ダイニングルーム」も、いつもとは少し違った華やかな雰囲気に。アスカプラザの螺旋階段では写真を撮影される方も多く、船内のさまざまな場所で特別な時間を楽しんでいる様子が印象に残りました。

飛鳥Ⅱでは、どう過ごす?

飛鳥Ⅱでの過ごし方に決まったルールはありません。
朝は少し早起きをしてデッキを散歩したり、ラジオ体操に参加したり。昼間は船内イベントを楽しむのもよいですし、海を眺めながらゆっくり過ごすのもおすすめです。夕方には大海原に沈む夕日を眺め、夜は夕食やメインショー、大浴場などを楽しむ。
イベントの予定を確認しながら、空いた時間は自分のペースで過ごす。観光地を巡る旅行とは違い、船に乗っている時間そのものを楽しむことができるのもクルーズの魅力です。朝・昼・夕方・夜と、時間によって表情を変える海を眺めながら、ゆっくりと流れる時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

私の2日目はこんな過ごし方でした!

時間 過ごし方
08:15 朝食(フォーシーズン・ダイニングルーム)
10:00 ティータイム(パームコート)
11:00 アスカコレクションズでお土産購入
12:00 昼食(フォーシーズン・ダイニングルーム)
13:00 軽食にハンバーガー(リドカフェ&リドガーデン)
15:00 船内イベント「輪投げ大会」を観戦
15:30 お部屋で休憩後、カフェタイム(パームコート)
18:15 飛鳥Ⅱスペシャルコンサート
19:45 夕食(フォーシーズン・ダイニングルーム)
21:30 グランドスパで入浴
22:30 夜食(リドカフェ&リドガーデン)
23:30 就寝

こちらはあくまで私の過ごし方の一例です。私が参加したイベント以外にも、船内ではさまざまなイベントが行われています。ぜひその日の気分に合わせて、ご自身のペースで船旅をお楽しみください。

パームコート 軽食(添乗員撮影)

グランドスパ(イメージ、郵船クルーズ提供)

3日目、岩国で飛鳥Ⅱを下船!

3日目の朝、飛鳥Ⅱは山口県の岩国港へ。ここで今回のツアーに参加されたお客様は下船します。
いよいよ陸上での観光スタート!まずは、日本三名橋の一つとして知られる「錦帯橋」へ。
美しい五連のアーチが特徴的な錦帯橋を実際に目の前にすると、その迫力を感じることができます。
続いて広島県へ移動し、世界遺産・宮島を観光。海に浮かぶ大鳥居で知られる厳島神社をはじめ、宮島ならではの景色や街並みを楽しみました。この日は、平和記念公園付近にあるANAクラウンプラザホテル広島に宿泊。2023年に誕生したクラブラウンジもお楽しみいただきました。

錦帯橋(添乗員撮影)

     宮島(添乗員撮影)

翌日は広島をさらに観光!

バスで呉市の大和ミュージアムや呉湾艦船巡りへ。

大和ミュージアム(添乗員撮影)

船旅の余韻を感じながら、陸から海や船にまつわる観光を楽しみます。観光を終えた後、新幹線を利用して帰路へ。
今回の旅は、飛鳥Ⅱに乗船するだけではなく、「船旅」+「山口・広島の観光」を一度に楽しめる行程でした。
また、旅行の最初から最後まで添乗員が同行するため、船旅が初めての方でも、分からないことがあればその場で確認できます。飛鳥Ⅱでの非日常的な船旅と、下船後の観光。一度の旅行で、船と陸、それぞれの楽しみを味わえることが、パッケージクルーズならではの魅力です。

参加者の声

実際に今回のツアーへご参加いただいたお客様からは、こんなお声をいただきました。

「添乗員付きツアーなので、不明点があってもすぐに聞くことができ、安心できました。下船後の観光ではガイドも付くので、観光地について詳しく知ることができました。」

「クルーズへの乗船は初めてでしたが、不自由なく過ごすことができました。船内イベントや食事はもちろん、Wi-Fiやアメニティーの補充もあり、ストレスなく楽しめました。」

「広島の観光を目的として考えていたが、飛鳥Ⅱの施設や食事に魅了されました。」

「飛鳥Ⅱのメインダイニングでは2日間フレンチの夕食を楽しむことができました。ビュッフェレストランでは、夕食の提供はありませんが、朝、昼食では和食もあり好きなものも食べられることができてよかったです。」

「家族で楽しむことができました。団体旅行のため、高齢での参加が難しいと考えていたが、飛鳥Ⅱは自分のペースで過ごすことができました。また、下船後もゆとりのある行程であり、添乗員同行のため安心して楽しむことができました。」

初めてのクルーズでも、添乗員のサポートや船内のサービスを利用しながら、それぞれのペースで楽しんでいただけたようです。

飛鳥Ⅱに乗る前に知りたかったこと【Q&A】

今回のツアーでお客様から実際にいただいた質問や、普段からよくお問い合わせいただく内容を、Q&A形式でご紹介します。初めて飛鳥Ⅱに乗船する方はもちろん、これからクルーズ旅行を検討されている方も、ぜひ参考にしてみてください。

Q.船内でWi-Fiは使えますか?

A.船内ではWi-Fiを無料(回数制限付き)で利用できます。1日に1回あたり6時間を4回登録することが可能です。6時間ごとに接続が切れてしまうので、その都度接続のし直しが必要ですが、実質無料で24時間利用が可能です。利用方法については乗船後に案内がありますので、まずは船内の案内をご確認ください。ただし、陸上とは通信環境が異なるため、常にスマートフォンを快適に利用できるとは限りません。

Q.「夕食の食事回数」とは何ですか?

A.出発前に送る乗船券に記載されている「食事回数」は、夕食を利用する回数ではなく、夕食時間の区分を指しています。
Kステート・Fステート・Eバルコニー・Dバルコニー・Cスイートの客室は「フォーシーズン・ダイニングルーム」で、通常2回制となっており、1回目(17:30頃~)・2回目(19:45頃~)のいずれかに分かれています。乗船券に記載された回数の時間帯に、夕食をお楽しみください。Aアスカスイート・W和洋スイート・Sロイヤルスイートの客室は「ザ・ベール」という専用ダイニングにて召し上がります。お食事の営業時間は17:00~20:15となり、回転制ではございませんので、お好きなお時間でご利用ください(一部例外のクルーズもございます)。なお、メインダイニングのご利用も可能でございます。

Q.船内では何をして過ごすの?

A.イベントに参加する、デッキで海を眺める、ラウンジでゆっくりする、船内を散策するなど、過ごし方はさまざまです。すべてのイベントに参加する必要はありません。「今日はゆっくり過ごそう」と、自分のペースで楽しむのもクルーズの魅力です。

Q.船酔いが心配です。

A.海の状況によっては揺れを感じることがあります。心配な方は、普段から使用している酔い止めなどを準備しておくとよいでしょう。また、体調に不安を感じた場合は無理をせず、早めに船内スタッフや添乗員へご相談ください。

Q.クルーズ初心者でも大丈夫ですか?

A.もちろん大丈夫です。今回のツアーでは添乗員が初日から最終日まで同行するため、分からないことがあればその都度確認しながら旅を楽しめます。小さな疑問でも遠慮せず、添乗員や船内スタッフに確認しながら、自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。

添乗員付きツアーのご紹介 (2027年出発)

2027年も、飛鳥Ⅱでのクルーズと観光・宿泊を組み合わせた、添乗員付きのパッケージクルーズをご用意しています。京都や伊勢志摩、淡路島などの観光を楽しむコースから、宮古島・石垣島をめぐる南国クルーズまで、さまざまなコースをご用意しました。
ここでは、2027年に出発するおすすめのコースをご紹介します。

気になるコースがございましたら、ぜひコース名をクリックして詳細をご覧ください!

まとめ

ここまで、クルーズツアーおよび弊社ツアーの魅力についてご紹介してまいりました。クルーズの魅力は、船内でゆったりと過ごすだけでなく、寄港地での観光も楽しめることです。さらに添乗員が同行することで、クルーズが初めての方にも安心してご参加いただけます。「船旅」と「観光」を楽しめるように添乗員がサポートさせていただくのが、弊社ツアーの魅力でございます。春夏秋冬、季節ごとにさまざまな航路を巡る飛鳥クルーズ。その時期ならではの、景色や出会いを楽しむことができます。
船の上でしか味わえない非日常の時間を、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。これまでクルーズを経験したことがない方にも、ぜひおすすめしたい旅のスタイルです。素敵な思い出づくりを、スタッフ一同心を込めてサポートいたします。

皆さまのご乗船を、心よりお待ちしております!

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