元祖モーツァルトクーゲルの店 カフェ・フュルストの看板
元祖モーツァルトクーゲル
ザルツブルクでなければ買えないお土産品は？ モーツァルトクーゲルは、工場で大量に生産されているミラベル社のモーツァルトクーゲルが日本でも販売されているので、とても知名度の高いチョコレートです。このモーツァルトクーゲルを考案し、最初に作って販売したのは、ザルツブルクの菓子職人パウル・フュルストです。彼は１８８４年に菓子店を開き、１９９０年からモーツァルトクーゲルを作りはじめました。１９０５年にパリの菓子フェアに出展し、金賞を受賞して以来、その存在が知られるようになり、レシピを真似た同名のチョコレート（類似品）が多数生産、販売されるようになりました。フュルストの元祖モーツァルトクーゲルは、今でも当時の生産工程と変わらず、オリジナルレシピとオリジナル技術によって手作業で生産されています。ザルツブルク市内にある４店舗でしか買うことができず、ザルツブルクのお土産品としてお勧めできます。
元祖モーツァルトクーゲル 単品か複数個セットで販売
ヌガーで覆われた緑のピスタチオマルチパンをボール状にし、細い木の棒に刺してダークチョコレートで包み、冷まして固まった後に棒を抜き取ってチョコレートで穴を埋めます。
ザルツブルガー・ノッケルン
ザルツブルクでなければ食べられないものにザルツブルガー・ノッケルンというデザート菓子があります。１７世紀、大司教ヴォルフ・ディートリッヒの愛妾だったザロメ・アルトが、ザルツブルクを囲むメンヒスベルク、カプチーナベルク、ガイスベルクの３つの山をイメージして作らせたのが始まりだといわれています。
ザルツブルガー・ノッケルン
泡立てた卵白に小麦粉、バニラ砂糖を加え、卵黄で色づけしてグラタン皿に入れ、３つの山を型取ってからオーブンで２０分くらい焼きます。三つ山のノッケルンは、一人では食べきれないですが、レストランによっては一人前として一つ山で焼いてくれます。できるまで３０分はかかるので、注文はお早めに！
行列のできる店「バルカン・グリル」
ボスナ
カレー風味のホットドッグで、ザルツブルク市内にある多数のファーストフード店で販売されています。何と言ってもお勧めの店は、ゲトライデ通りの路地にある「バルカン・グリル」で、いわゆる「行列ができる」人気の店です。最初にボスナを販売した店で、開店は１９５０年に遡ります。まさに元祖「ボスナ」の店と言えるでしょう。世界遺産の歴史地区を散策してお腹がすいたら、是非ボスナを試してみてください。勿論ファーストフード店なので、立って食べるか、歩きながら食べるか・・・ザルツブルクならではの体験になります。
ザルツブルク名物「ボスナ」
鉄板で焼いたパンにマスタードを塗り、細い2本の焼きソーセージをはさみ、タマネギのみじん切りなどを加えてからカレー粉をふりかけて食べます。
クラブツーリズムでは、ザルツブルク音楽祭を訪れツアーをご用意していますが、特にお勧めしたいのは、ザルツブルク音楽祭とルツェルン音楽祭を訪れるツアーです。是非参加をご検討ください。
【クラブツーリズム 音楽の旅】
旅の文化カレッジ講師 山本 直幸
ベルリン留学中6年間、オペラ・コンサート通いの日を送る。
特にヨーロッパの歴史や音楽・美術への造詣が深く、長年音楽旅行企画に携わり、ツアーにも同行し現地で案内役も務める。海外添乗・駐在日数は4,000日以上。音楽雑誌等に音楽旅行記事を多数寄稿。
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クラブツーリズム 海外音楽鑑賞の旅「アンコール」
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