再建後のベルリン国立歌劇場
ベルリン国立歌劇場再建後の2017/18年シーズンの座席占有率は公演数272回で94%に達し、再建前の2009/10年の91%を大きく上回った。再建中の7年間使用していたシラー劇場では、84~90%だった。東西ドイツ統一後も、東西ベルリンにあった3つの常設歌劇場が存続し、公的助成金が分散され、経営難に陥る中、国立歌劇場が高い人気と評価を得ているのは、1992年以来音楽監督を務めているダニエル・バレンボイムの実績が大きい。バレンボイムの指揮で国立歌劇場横の広場で催された再オープン記念演奏会には45000人以上の聴衆が集まり、さらにネトレプコとドミンゴが出演した「マクベス」初日公演のパブリックビューイングには6万人以上が訪れる人気ぶりだった。
クラブツーリズムでは、巨匠バレンボイムが指揮するベルリン・フィルのジルヴェスターコンサートを鑑賞するツアーをご用意しています。
ネトレプコがキャンセル
ベルリン・フィルの音楽祭であるイースター音楽祭の開催地として知られるバーデンバーデンで、7月20と23日にチレアの「アドリアーナ・ルクヴルール」に出演する予定だったアンナ・ネトレプコとユシフ・エイヴァゾフ夫妻がキャンセルした。理由はノロウィルスに感染し、数日間隔離状態を余儀なくされたため。この公演は音楽監督ゲルギエフが率いるマリインスキー劇場公演で、夏期の目玉としてアンナ・ネトレプコとユシフ・エイヴァゾフ夫妻が出演することで注目されていた。公演は予定通りタチアナ・セルジャンとミグラン・アガザニアンの代役で行われる。
クラブツーリズムでは、来年のバーデンバーデン・イースター音楽祭を訪れるツアーをすでに2本、発売開始しています。ツアーへの参加を、是非、ご検討ください。
ヤンソンス、契約延長
マリス・ヤンソンスは、バイエルン放送交響楽団と合唱団の首席指揮者の契約を2024年まで延長した。ヤンソンスは2003年からそのポストに就いている。今年、ベルリン・フィルとウィーン・フィルの名誉団員の称号を授与されたことでも大きな注目を浴びていた。またミュンヘンでは、バイエルン放送交響楽団の拠点になる新ホール建設も本決まりになった。
アラーニャ、バイロイト降板
7月25日にバイロイト音楽祭の開幕を飾る新演出の「ローエングリン」でタイトルロールを歌う予定だったロベルト・アラーニャが、初日まで1ヶ月を切った段階で一方的に音楽祭側にキャンセルを通達し、降板することになった。その理由は「負荷が大きすぎる…」としか明らかにされていないが、本来ワーグナー歌手でないアラーニャにとってドイツ語の習得が困難だったとされている。代役には音楽祭音楽監督クリスティアン・ティーレマンがゼンパー歌劇場の「ローエングリン」で招聘した経緯のあるピョートル・ベチャワに決った。
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