現地の今の状況をレポートします。
クラブツーリズムのツアーは、利用する宿泊施設･観光施設・食事施設等のインフラ復旧ならびに安全確認を取り、現在、全てのツアーが出発を再開しています。
各観光地の最新写真を取り寄せましたので、今の状況をお伝えいたします！
【札幌エリア】
これは昨日(9月13日)撮影した札幌大通公園です。札幌市内の液状化などが報道されていますが、観光地周辺の札幌駅とは約12キロ、車で20分ほど離れています。
9月13日 札幌現地スタッフ撮影 札幌大通り公園
通常ツアー中にご案内することが多い大通公園やテレビ塔、札幌場外市場などは通常通り観光をお楽しみいただけます。
9月13日 札幌現地スタッフ撮影 札幌大通り公園内 オータムフェスタの準備風景
札幌オータムフェスタは地震の影響で延期となっており、テントなどの準備は出来ていましたが、まだ行っておりませんでした。9/14以降の開催となり、開催時期は未定とのこと。
札幌は、秋めいてきましたが、昨日は天気も良く、大通公園で寝そべったりベンチで休んでいる姿が多く見られました。
9月13日 札幌現地スタッフ撮影 札幌大通り公園内 とうきびワゴン
とうきびワゴンもやっていました。
花も綺麗に咲いていて、地震を微塵も感じさせない穏やかな感じでした。
【小樽エリア】
小樽市内の主な観光施設、飲食店、販売店はほとんどの施設が営業を再開していました。
9月13日添乗員撮影 小樽
【函館エリア】
函館にアクセスする空の便、JRの北海道新幹線や特急、フェリーは通常通り運行しています。
函館市内の観光施設は、9月8日にはほぼ通常営業に（節電対応で、照明の部分的消灯などを行っています）。
函館市電、函館バス、函館山ロープウェイなどの市内交通機関も運行しており、観光を充分にお楽しみいただけます。(情報提供／函館市公式観光情報サイト「はこぶら」)
9月14日朝 函館現地スタッフ撮影
函館の台所「函館朝市」です。現地スタッフが本日の朝撮影したものですが、
観光客でにぎわっています！
これは地震2日後に撮影された函館夜景です。
停電再開直後もとてもキレイな夜景が輝いていました。
写真は9月8日20時撮影 写真提供／函館市公式観光情報サイト「はこぶら」
函館は震度5弱の揺れを観測し、直後には停電が発生。その後、翌7日中には解消し、暮らしの灯りを中心にした夜景の輝きが戻りました。（写真は9月8日20時撮影）
【登別温泉エリア】
天下の名湯と称される登別温泉では、地震直後は、宿泊施設、観光施設に停電等の影響はありましたが、現在はすべての宿泊施設で日帰り入浴を含めた通常営業を行っています。
地獄谷などの景勝地についても地震の影響はなく、通常通り観光できます。
9月13日添乗員撮影 登別温泉の地獄谷
9月13日添乗員撮影 登別温泉街
【網走エリア】※震源地から約230キロ＝東京から岐阜県高山の距離に相当
サンゴ草の見ごろは9月上旬～10月上旬、中でも一番の見頃のピークは9月中旬～9月下旬と言われていますが、かなり色づいて綺麗ですね！
9月13日添乗員撮影 能取湖さんご草
「さんご草まつり」は9月9日〜10日に開催予定でしたが、地震直後のため9月22日〜23日に延期し開催予定です。
【旭岳、富良野美瑛エリア】
紅葉で有名な旭岳は、夏に白い花を咲かせる「チングルマ」の葉が紅葉し、地面を赤く染め始めています。これから本格的に紅葉の見頃を迎えます。この日は曇りであまり綺麗に撮れませんでしたが…
9月13日添乗員撮影 旭岳
美瑛にある「青い池」SNS映えすると人気のスポットです。
9月13日添乗員撮影 美瑛・青池
【層雲峡エリア】
紅葉スポットの大雪山層雲峡黒岳ロープウェイです。
色づき始めてきました。これから本格的に紅葉の見頃を迎えます。
9月13日撮影 黒岳ロープウェイ
地震による停電により、9月7日より通常運行しております。
節電が叫ばれている昨今ですが、ロープウェイは消費電力の少ない乗り物です。駅舎内も必要最小限の電気以外は消し、復旧の妨げにならないよう、最大限努力いたします。
紅葉は山頂から7合目にかけてが見頃でだんだんと下がってきています。この機会に大雪の紅葉をお楽しみください。
黒岳ロープウェイ 白石様(営業主任)より
【知床エリア】※震源地から約300キロ＝東京から仙台の距離に相当
知床で停電復旧したのは震災翌日の夜でしたが、知床エリアのお宿は自家発電しているところが多く、停電を感じないほど賑わっていました。
知床五湖も通常通り散策可能です。
9月8日クラブツーリズム竹内撮影
知床のクルーズは大きく分けて2種類
①知床半島の上部分(ウトロ側)で断崖絶壁や滝を見るもの
②半島の下部分(ラウス側)でイルカ・ホエールウォッチングするもの
がありますが、どちらの船も地震翌日から営業再開していました。
知床ウトロクルーズ 9月8日クラブツーリズム竹内撮影
知床羅臼クルーズ 9月7日クラブツーリズム竹内撮影
地震翌日もマッコウクジラが出迎えてくれました。
【釧路エリア】※震源地から約200キロ＝東京から新潟県長岡の距離に相当
くしろ湿原は、息を呑むほどの絶景でした！これぞ北海道という雄大な自然が広がっています。
観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」は、JR北海道の発表によると9月15日運転再開見込みです。
9月10日 クラブツーリズム竹内撮影
【利尻島・礼文島エリア】※震源地から約270キロ＝東京から名古屋の距離に相当
利尻島・礼文島は元気です！各島それぞれに発電所を持っており、9月6日の地震後停電はありませんでした。観光地・宿泊施設・食事施設など地震の影響なく通常通り営業をしており、島民のおもてなしで皆様をお待ちしております。今年の観光シーズンは10月いっぱいとなります。次のチャンスは来年の4月下旬からとなりますので、この機会に是非お越し下さい。
利尻富士町 町長 田村祥三
利尻富士町 町長 田村祥三様
礼文島 スカイ岬 9月13日添乗員撮影
利尻島 姫沼 9月12日 添乗員撮影
北海道の玄関口 新千歳空港
9月13日の新千歳空港です。新千歳便は現在全て元通り就航再開しています。
レストランはまだ閉まっていましたが、売店はこの日から営業再開しました！
その他、北海道内の各空港の便も運行しています。
9月13日添乗員撮影 新千歳空港
北海道の観光地は元気です！今こそ北海道を旅して応援しましょう！
先週の地震のときは北海道の広範囲で停電がまる1〜2日と長引きましたが、もうすっかりいつもの姿を取り戻しています。
私、竹内も地震当日9月6日から4日間、北海道の知床〜釧路エリアに滞在していました。
停電中は道路の信号がつかない、携帯の電波入らない場所がほとんど、夜は真っ暗生活、
お湯が出ずお風呂に入れない、冷蔵庫使えないから要冷蔵のものが食べられない…など停電で多少不便はありました。
しかし、その中でも最大限の努力で迎え入れてくれる現地の各お宿、観光施設、食事処には感動しました！
電話が繋がらないからと車のバッテリーから電話を繋げて観光客と連絡を取る施設、
自家発電でなんの不自由もなくサービスを提供するお宿、
食事処は生物は食べられないと思っていたのにその場で魚やカニや魚をさばいて新鮮な海鮮丼作ってくれた食事処など…
現地の方々の精一杯のおもてなしにこちらが胸打たれ、逆に元気づけられるくらいでした。
北海道は広く、地震の影響がないエリアからは「どうか風評被害をなくし早くお客様に戻ってきてほしい！」という声も現地から沢山届いております。
まだ一部地域では復興に向けて多くの方が尽力されています。
私たちにできることは、正確で豊富な現地の情報を入手し皆さまにお伝えすること、そして安全を確認・確保した上でたくさんのお客様を北海道エリアにお連れして、そこでお買い物やお食事、宿泊をしていただき、現地の経済活動に貢献することだと考えています。
ぜひ、今だからこそこの北海道へご旅行いただき、北海道各地の魅力をお楽しみいただくこと願っております。
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