中国の西南部に位置する雲南省は、ほぼ日本と同じ面積を有する広大なエリアです。冬は暖かく、夏は爽やかで「常春」と称されます。近年はインフラの整備が整い、空路や鉄道網が整備され、短い日数でお気軽に観光いただけるようになりました。そんな魅力溢れる雲南省へ、企画担当者の高田が7月に現地視察に訪れた際に撮影した写真とともにご紹介いたします!
少数民族の歴史ある建築家屋に石畳が続く世界遺産・麗江古城。屋根伝いに飾られた美しい傘が風情ある街の雰囲気を演出しています。
いざ中国の奥地・雲南省へ!
中部国際空港を10時30分に離陸し、中国東方航空利用で中国上海へ。上海で乗継をして、国内線にて雲南省の省都昆明に18時30分に到着しました。標高約1900メートルの高原の街昆明はこの日も最高気温が28度。名古屋の猛暑を忘れさせてくれる涼しい気温で快適です。現地ガイドさんの説明では「昆明」と呼ばれるようになったのは、元王朝のフビライ・ハンの頃だそう。こんな中国の奥深い山地まで騎馬民族の勢力が及んでいたことに驚きました。この日は昆明の駅前に宿泊し、翌日から高速鉄道で大理と麗江に向かいます。
美しき伝統様式の木造家屋が並ぶ世界遺産・麗江古城
まず訪れたのは今回の旅の目的地世界遺産・麗江古城。古来よりチベットと雲南を結ぶ交易路「茶葉街道」の要衝として栄えた麗江は、少数民族のナシ族が暮らす伝統様式の家が所狭しと立ち並びます。街中には水路は縦横に走り、歩道は「五花石」という石で舗装され、歩道に面した家屋はほぼにぎやかな商店や静かな茶芸店など路地ごろに異なる雰囲気。郷土工芸品、銘菓の花餅、名産のプーアル茶などお買い物も満喫できます。中心部の広場「四方街」からはホテルまで自由に戻ってきてねと現地ガイドさん。似たような路地が続く街の中で地図を持っていても案の定迷子に・・。ツアーでは添乗員や現地ガイドがしっかりとサポートいたしますのでご安心を。
銀の龍を頂くナシ族の聖地・玉龍雪山
麗江市街の北に位置するナシ族の聖地・玉龍雪山を中心にした風景名勝区へ。まずはホテルを出発し、途中酸素缶を購入して野外劇場のある甘海子の標高約3100メートルのビジターセンターへ。ここで専用観光バスに乗り換え、さらに玉龍雪山ロープウェイに乗車して一気に標高約4500メートルの玉龍雪山「氷河公園」へ。この日はあいにく霧がかかりすぐ目の前にあるはずの氷河が見えず、4506メートルの碑だけ撮影。空気の澄んだ冬春シーズンは白銀を抱く迫力の絶景の姿を間近で見られます。この日の気温は9度。氷河公園には中国五千年倶楽部ツアーでご案内します。酸素缶もツアーにつきますので安心してご参加ください。下山後は専用観光バスでもう一つの景勝地「藍月谷」へ。玉龍雪山を背景に美しく水をたたえる姿に感動しました。その後ビジターセンターに戻り、野外劇場にて上演される印象麗江ショーを観賞。さすが中国!ここまでのスケールの野外劇はここに来ないと見ることができません。
瓦屋根と白壁の少数民族ペー族の街・大理
昆明と麗江の中間に位置するペー族の街・大理は中心部に澄んだ水をたたえる大きな湖の洱海と約4000メートル級の峰が連なる蒼山のコントラストが美しい街。街の中心にある大理古城は西安のように城壁に囲まれ、昔ながらの面影を残しています。また古城から北西に位置する崇聖寺三塔は蒼山を背景に美しくそびえ立っています。古代には南詔国や大理国の王室の菩提寺と栄えました歴史あるお寺に参拝しました。少数民族ペー族の文化を体験できる藍染め工房では10分ほどで手軽にお土産の藍染体験ができます。また同じ敷地内でペー族の舞踊と伝統の三道茶を試飲しました。3つの異なる味が人生そのものを表現している茶文化で一杯目が苦く、二杯目が甘く、三杯目が甘みと苦味が絡む絶妙な味でした。
中部発の雲南省おすすめコースはこちら!
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