本番で着用する宇宙服が公開　アンダーアーマーがデザイン

10月16日、ヴァージンギャラクティックは宇宙旅行の本番で着用する宇宙服を初めて公開した。デザインはアンダーアーマーが担当、本番で着用する「スペーススーツ」の他、「ベースレイヤー（下着）」、「ブーツ」、「トレーニングウエア」、「ジャケット」から成る。宇宙旅行の参加者ごとにサイズが測られオーダーメードで提供される。同社の最新の技術が活かされ、軽量で保温性があり、発汗調整も可能になっている他、無重力での安全性確保のため、肘、膝、ブーツにはクッション素材が使われている。宇宙船のあらゆる飛行環境に合わせ、快適さと機能性を考慮したと説明されている。また実際の参加者の声も反映し、名前と自国の国旗が付けられ、家族の写真などが入れられる内ポケットも作られた。この発表では同社のリチャードブランソン会長もモデルとして登場した。世界初の民間人用宇宙服となり注目されている。