明けましておめでとうございます。クラブツーリズム九州旅行センタースタッフの田中と申します。
本年もどうぞよろしくお願いします。

令和初の年始を迎えた今回は、つい先日・2020年1月10日発行の「旅あそび」に掲載されているツアーの中で、九州出発のオススメの日帰りツアーをご紹介したいと思います。

5感で楽しむトレッキング 九州オルレ
桜のピンクと海の青 天草・維和島コース 日帰り

最初にご紹介するのは、熊本県の天草諸島の維和島という島にございます九州オルレのコース。

オルレは自然を感じながら歩くトレッキングコースの総称で、元々は済州島の方言で「通りから家に通じる狭い路地」という意味があります。
九州オルレは済州島オルレの姉妹版で、九州の美しい自然風景を見て歩くうちに九州の魅力を再発見できます!

今回は複数ある九州オルレの中でも、桜が美しい時期に桜のピンクと海の青のコントラストを楽しむ「天草・維和島コース」をご紹介します。

博多駅・基山パーキングをバスで出発し、一路天草諸島を目指します。

天草諸島の中でも、天草四郎ゆかりの地と呼ばれる「維和島」。その中の千崎という場所から旅がスタートします。

最初に訪れるのは「千崎古墳群」。5群からなる古墳群で、見えているものだけでも20基以上あります。
造られたのは古墳時代前期から中期(3世紀末から7世紀)にかけてで、この一帯を治めていた豪族の墓だったと考えられています。

次は「蔵々漁港」を通過。維和島は、西の千束とここ蔵々を合わせて、別名千束蔵々(せんぞくぞうぞう)島とも呼ばれております。
天草四郎の母は、この漁村で四郎を生んだと伝えられ、四郎が生まれた1622年に掘られた井戸が今も残っている場所です。

そして次はいよいよ公園一帯にソメイヨシノなど多種類の桜が咲きほこる名所・「維和桜・花公園」。
園内には八代海や天草諸島を一望できる展望台があります。

画像: 維和桜・花公園(上天草市提供/例年見頃は3月下旬~4月上旬)

維和桜・花公園(上天草市提供/例年見頃は3月下旬~4月上旬)

桜の後は、道は大きく様子を変えて海岸を歩くルートへ。
8500年前の地層がむき出しになっているダイナミックな自然の造形「外浦自然海岸」を海を眺めながら歩きます。

画像: 外浦自然海岸(九州観光推進機構提供)

外浦自然海岸(九州観光推進機構提供)

最後は維和島の西の集落、千束にある「千束天満宮」にてゴール。バスにて再度基山パーキング・博多駅へと戻っていきます。

こちらのオルレツアーは3月末に実施予定で、既に催行確定したお日にちもございます。
海あり山ありの爽快なコースを歩きながら、天草四郎ゆかりの地の歴史に思いを馳せて、ダイナミックな地形や山の頂からはるか遠くの阿蘇や雲仙の景色も楽しみましょう!

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一般開放されていないルートを特別開放!
桜島溶岩原ウォーキング 日帰り

鹿児島にございます日本二百名山の1つでもある「桜島」。現在も活発な火山活動が続いており、山頂までは規制があり登ることはできないものの、周辺から望む桜島は美しい姿を誇っています。

画像: 海の向こうから眺める桜島(九州観光推進機構提供)

海の向こうから眺める桜島(九州観光推進機構提供)

次に紹介しますのは、そんな「桜島」を安全な場所で「近く」で眺めながら歩くことができる、普段は一般開放されていないルートを特別開放して歩く「桜島溶岩原ウォーキング」です。

画像: 湯之平展望所から眺める

湯之平展望所から眺める

画像: 地球の息吹を歩いて感じましょう

地球の息吹を歩いて感じましょう

今回のツアーでは以下の4つのポイントをお楽しみいただけます!

①一般開放されていない特別許可を得た人だけが歩けるルートをフリーウォーキング

②ゴール地点では全長約100mの長い足湯をお楽しみ

③活火山桜島ミネラル水付き

④桜島のお菓子のちょっぴりプレゼント付き

こちら桜島までは個人で行こうと思うと、そもそも距離が遠くてなかなか訪れることが出来ない場所となっております。

今回は「博多駅・天神出発」と「小倉駅・基山パーキングエリア出発」の2つのプランをご用意しております。
皆様のご自宅により近い場所から、是非美しい桜島を見ながら歩くツアーにご参加ください!

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