にっぽん丸が11月2日(月)より運航を再開します!それに先駆けて、にっぽん丸クルーズを皆様に安心・安全にお楽しみいただくため、テスト運航としてトライアルクルーズが10月17日~10月18日で行われましたので乗船してきました。乗船前のPCR検査や船内の客室、お食事、船内施設の様子などをまとめた乗船記となっております。実際にお楽しみいただくクルーズでは変更になる箇所もありますが、ぜひご覧ください。

乗船前の事前PCR検査

このクルーズでは乗船前に事前PCR検査を受ける必要がありました。指定の医療機関に行く必要は無く、検査会社から自宅にPCR検査キットが送られてきます。検査結果は低リスク、高リスク、再検査の3つとなり、高リスクと再検査の方は船には乗れません。

PCR検査を受ける際に必要な物
・体温計
・消毒液
・PCR検査キット

1.PCR検査キット到着

クルーズ参加、7日前ほどにPCR検査キットが届きました。

画像1: PCR検査キット(筆者撮影)

PCR検査キット(筆者撮影)

早速、中を開けていきます!その前に手洗いと消毒を忘れずに。

箱には、唾液検体を採取する容器とそれを入れる袋。PCR検査への同意書、返信用封筒と検査IDとパスワードのご案内が入っていました。検査のやり方が書かれた説明書は?と思われた方、ご安心ください!説明書は乗船券などと一緒に別で送られてきました。

画像2: PCR検査キット(筆者撮影)

PCR検査キット(筆者撮影)

画像: PCR検査説明書(筆者撮影)

PCR検査説明書(筆者撮影)

2.検体採取から返送まで

それでは早速、検体を採取!とその前に、検査申込登録が必要です。検査キットに入っていた「検査ID・検査パスワードのご案内」に印刷されているQRコードから専用サイトにアクセスし、情報を登録します。その際に体温を入力する項目があるので体温計もお忘れなくご用意ください!

次はいよいよ検体の採取です。このPCR検査キットは唾液から検体を採取します。採取前は手洗いと消毒をおこないましょう!

画像3: PCR検査キット(筆者撮影)

PCR検査キット(筆者撮影)

手洗いと消毒を終えたら、唾液検体採取用チューブの黒い線まで唾液を溜めます。
唾液の採取が終了したら、上の漏斗の部分を取り外し蓋をして終了です。

最後に検体を検査会社に返送します。検査キット同封の袋に入れて返信用封筒で検査会社へと送ります。

画像4: PCR検査キット(筆者撮影)

PCR検査キット(筆者撮影)

3.検査結果の確認

検体が検査会社に到着するとすぐに検査が始まります。検査終了後は、検査申込登録の際に入力したメールアドレスに検査結果が届きます。
私の検査結果は、、、、

画像: 3.検査結果の確認

無事に低リスクでした!
もし、「高リスク」や「再検査」の判定が出た場合は、ご乗船いただけません。

にっぽん丸乗船~船内の様子

1.横浜港大さん橋国際客船ターミナルでの乗船受付

無事に事前PCR検査も終了し、いよいよにっぽん丸へ乗船です!
当日は、あいにくの雨でしたが、一路出港する横浜港大さん橋へと向かいました。

画像1: 横浜港大さん橋国際客船ターミナル(筆者撮影)

横浜港大さん橋国際客船ターミナル(筆者撮影)

画像2: 横浜港大さん橋国際客船ターミナル(筆者撮影)

横浜港大さん橋国際客船ターミナル(筆者撮影)

乗船受付へと到着です。受付時間まで待機する椅子もソーシャルディスタンスが確保されており、感染症対策がきちんとされていました。

画像3: 横浜港大さん橋国際客船ターミナル(筆者撮影)

横浜港大さん橋国際客船ターミナル(筆者撮影)

受付ではまず、検温をおこないます。
検温の後は健康質問票を提出し、乗船券と乗船証を交換して乗船となります。
並んでいる間も前の人との間隔を開けるようにとのアナウンスがされていました。

画像: にっぽん丸(筆者撮影)

にっぽん丸(筆者撮影)

いよいよ乗船です!次は船内の様子をお伝えします。

2.にっぽん丸船内の新型コロナウイルス感染症対策

以前、下のブログでにっぽん丸の新型コロナウイルス感染症対策をご紹介させていただきました。

今回は実際に、船内ではどのような対策がされてるのか確認してきました!

まず、目についたのが消毒液の設置個所の多さです。下の画像のような消毒液が船内のパブリックスペースの至る所で見ることができました。

画像: にっぽん丸船内設置の消毒液(筆者撮影)

にっぽん丸船内設置の消毒液(筆者撮影)

また、各施設で入場人数の制限をおこなっていました。
下の画像のカードルームでは一度の入場は16名までとなっていました。
これにより各施設での”密”を避けることができます。

画像: カードルーム入口(筆者撮影)

カードルーム入口(筆者撮影)

3.船内食事会場での新型コロナウイルス感染症対策

にっぽん丸と言えばお食事です。
そのお食事会場も新型コロナウイルス感染症対策がなされていました。

画像: メインダイニング瑞穂(筆者撮影)

メインダイニング瑞穂(筆者撮影)

メインダイニング瑞穂では、多くの席に白い布が掛かっています、この布が掛かっている席には座ることができません。これにより、対面での食事を避けるとともに会場内が”密”になるのを防ぎます。

画像: メインダイニング瑞穂QRコード(筆者撮影)

メインダイニング瑞穂QRコード(筆者撮影)

画像: 乗船証(筆者撮影)

乗船証(筆者撮影)

次に目についたのは各テーブルに置かれたQRコードでした。
実は、乗船の際に渡された乗船証にもQRコードがプリントされており、テーブルのQRコードと乗船証のQRコードを読み取ることによって、誰がどこの施設のどこの席に座っていたかを記録し、万が一にもに船内で感染の疑いなどが発生した場合は、速やかに濃厚接触者を見つけ出すことができます。

画像: QRコードの読み込みの様子(筆者撮影)

QRコードの読み込みの様子(筆者撮影)

このようにスタッフが携帯端末でQRコードを読み込みます。
乗船証を見せるだけなので、面倒な手間は一切ございません。

画像: 夜食(筆者撮影)

夜食(筆者撮影)

また、夜食はバイキング形式の食事提供方法からスタッフが取り分ける提供方法に変更され、朝食はバイキング形式から定食形式での提供に変更されました。

4.ドルフィンホール(メインショー会場)での感染症対策

船の楽しみの一つは船内での華麗なショーです。
このショーが行われるドルフィンホールでも新型コロナウイルス感染症対策がされていました。

画像1: ドルフィンホール(筆者撮影)

ドルフィンホール(筆者撮影)

もちろん入口に消毒液が設置されており、席の数もかなり少なくなっていました。また、場内では「同グループではない方と隣あって座らないでください」という注意喚起の放送がされていました。

画像2: ドルフィンホール(筆者撮影)

ドルフィンホール(筆者撮影)

今回はオペラ歌手によるメインショーでした。
ステージにはアクリル板が置かれており、飛沫が観客席に飛ぶのを防ぐ対策が取られていました。

アクリル板越しのメインショーでしたが、オペラ歌手の力強い歌声がドルフィンホールに響いていました!

5.その他施設での感染症対策

船内その他の施設でも新型コロナウイルス感染症対策がされていました。

画像: オアシスジム(筆者撮影)

オアシスジム(筆者撮影)

まずは、オアシスジム(スポーツジム)です。こちらは、隣同士との距離が近くなってしまうので一部マシンが使えないようになっていました。

次はグランドバスです。
グランドバスでは、感染症対策のためタオルやアメニティーの用意はございません。

画像: グランドバス(筆者撮影)

グランドバス(筆者撮影)

これからは自室から持っていく必要があります。入浴の都度、都度、新しいタオルが使いたいという方は、フロントに内線をすると新しいタオルを自室に届けてもらえます。

脱衣所も籠の数が減らされていました。これも浴室内の”密”を避けるためです。

次はフロントです。
多くのお客様と接するフロントにはアクリル板が設置されていました。
これにより船内でお困りごとがあっても、安心してお問い合わせができます。

画像: フロント(筆者撮影)

フロント(筆者撮影)

最後に下船前の体温測定です。
乗船時にも体温測定を行いましたが、下船時にも体温測定を行います。

画像: 下船前の体温測定(筆者撮影)

下船前の体温測定(筆者撮影)

サーモカメラの前に立つと自分の体温が画面に表示されます。ここで発熱が確認されなければ無事下船となります。

6.リニューアルした各施設

にっぽん丸は2020年にリニューアルをしました!
新設の客室や新設の施設などをここではご紹介します。

紹介すのは、新設されたコンセプトルームです!
この部屋は4階の最前部にあるため眺望が良いのが特徴です。

画像1: 6.リニューアルした各施設

室内には畳敷きのスペースがあり、靴を脱いでお寛ぎいただける場所になっています。
また、最大6名様でご利用いただけるので、家族3世代のご旅行にぴったりのお部屋になっています。

画像2: 6.リニューアルした各施設

次に紹介するのは、新設のオーシャンビュースイートです。

この部屋は5階の最前部にあるためコンセプトルーム同様眺望が良い部屋となっています。

画像1: オーシャンビュースイート(筆者撮影)

オーシャンビュースイート(筆者撮影)

船首に位置するからこそ見ることができる特別な眺望です。変わりゆく洋上の景色をお楽しみください!

画像2: オーシャンビュースイート(筆者撮影)

オーシャンビュースイート(筆者撮影)

ベッドにはにっぽん丸伝統の花毛布が飾られていました。

画像3: オーシャンビュースイート(筆者撮影)

オーシャンビュースイート(筆者撮影)

バルコニーが付いていない客室となりますが、最前部だからこそ実現した眺望や高級感ある調度品で囲まれた部屋でのひと時をお楽しみください!

次に紹介するのは、新設のビスタスイートです。

画像: ビスタスイート(筆者撮影)

ビスタスイート(筆者撮影)

5デッキに新設されたビスタスイートは、3名様でのご利用ができます。バルコニーから眺める洋上の景色や高級感のある調度品で囲まれた部屋でのひと時をお楽しみください!

次に紹介するのは、eカフェ&ライブラリーです。

画像: eカフェ&ライブラリー(筆者撮影)

eカフェ&ライブラリー(筆者撮影)

おしゃれなカフェカウンターと蔵書を備えた落ち着きのある空間です。
淹れたてのコーヒーを飲みながら、船内で出会った1冊の本を読む優雅な時間をお楽しみください!

画像3: 6.リニューアルした各施設

最後に紹介するのは、ホライズンバーです。

今回のリニューアルで今まであったネプチューンバーが場所と名前を変えホライズンバーとして生まれ変わりました!

画像: ホライズンバー(筆者撮影)

ホライズンバー(筆者撮影)

画像: にっぽん丸オリジナルカクテル(筆者撮影)

にっぽん丸オリジナルカクテル(筆者撮影)

本格的なバーカウンターを備えたホライズンバーでは、にっぽん丸オリジナルカクテルなどを楽しむことができます。夜の優雅なひと時に華を添えるバーになっているので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?!

7.船ならではの楽しみ

コロナ渦のもと、船内でも様々な制約がありますが、船でしか楽しめないものがたくさんあります。
特に、にっぽん丸は美食の客船と呼ばれており、夕食・朝食共にとても美味しく頂きました!

画像1: 夕食(筆者撮影)

夕食(筆者撮影)

画像2: 夕食(筆者撮影)

夕食(筆者撮影)

画像3: 夕食(筆者撮影)

夕食(筆者撮影)

画像: 朝食(筆者撮影)

朝食(筆者撮影)

目にも美しく、味も素晴らしいにっぽん丸の食事をぜひ船上でお楽しみください!

まとめ

皆様に安心・安全に、にっぽん丸クルーズをお楽しみいただくため、乗船前から乗船中、下船に至るまで様々な感染症対策が取られていました。乗船前のPCR検査や各施設入口に消毒液を設置、ソーシャルディスタンスを考慮した座席の配置、食事の提供方法の変更など数え切れないくらいの対策をにっぽん丸では講じています。
11月2日から運航再開となります。ぜひ安心してクルーズ旅行をお楽しみください!

にっぽん丸クルーズの紹介

下のページでご案内いたします。ぜひご旅行を検討される際にご覧ください!

その他、飛鳥IIやぱしふぃっく びいなすの船のツアーはこちらをご覧ください↓

お問い合わせ先

クラブツーリズムでは、クルーズ旅行に関する最新情報を随時更新していきます!
是非引き続きご覧ください。
クルーズワールド旅行センター
【住所】〒160-8308 東京都新宿区西新宿6-3-1 新宿アイランドウイング
【TEL】03-5323-5222
【電話営業時間】月曜~土曜9:15~17:30(休業日:日曜・祝日)
※現在、一部営業時間の短縮・休業をしております。詳しくは下記をクリックしてください。

ぱしふぃっくびいなす含む日本船のコロナ後状況を随時更新中!
★ぱしふぃっく びいなすのコロナ後状況はこちらから 
★飛鳥Ⅱのコロナ後状況はこちらから
★にっぽん丸のコロナ後状況はこちらから

クラブツーリズムから最新の情報をお届け

クラブツーリズムからメールマガジンをお届けしています。
1万件以上あるツアーの中から厳選した、人気のツアーや限定ツアーの情報をご希望の方はメルマガ会員への登録をお願いします。

◎クラブツーリズムのWEB会員でない方はこちらから

◎クラブツーリズムのWEB会員だけれどもメルマガは受信していない方はこちらから

※既にインターネット会員の方も、配信設定を変更することでメールマガジンをお受け取りいただけます。ログイン後、メールマガジンの設定を変更ください。

SNSでも最新の情報をお届けしています。旅に関する最新の情報を共有しましょう!

LINE
インスタグラム
facebook
youtube

This article is a sponsored article by
''.